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大原さんの本試験出口調査の結果が公開されています。
今、合格コーチの手元に伊藤塾で実施した本試験出口調査の結果がありますが、
ほぼ同じような結果となっています。
結論から云えば、今年の本試験は、記述式を除いた部分(240点分)は、過去5年
間で、最も難しかったということになります。
えっ!本当に・・・
出口調査は、他資格試験組や成績上位層の方が多く参加されていますので、受
験生全体としては、もっと数字は低くなると思います。
今年度の本試験の結果については、プログレゼミの受講生の皆さんを中心に、当
日及び翌日に、多くの方からご連絡をいただいておりました。
皆さん、よく頑張った・・・
記述式を除いて160点前後の方が多かったため、今年の本試験は、かなり易化し
たと思っていましたが、データ上は、過去5年間で最も難しい年でした。
一見すると簡単そうに見えるけど、実は・・・
合格コーチも、行政書士試験の講師を10年近くやっていますが、主観と客観のズ
レが、これだけ大きい年は、今までなかったような気がします。
一体、どうなっているのか?仮説立案中です。
今年度は、データ上では、過去5年間で、もっとも難しかった年ですから、記述式
を除いて120点未満の方も、例年に比べて多いのではないかと思います。
今年の出口調査の平均点が120点台後半(昨年は、130点台後半)ですから、受
験生全体としては、半分以上の方が、120点未満ということになるかもしれません。
(それ以上?)
来年度も挑戦される方は、やはり、どうすれば180点を得点できるのかを、早いう
ちに、真剣に考えていかなければならないのではないかと思います。
基礎が大切! (そりゃそうですよ!)
でも、こういう抽象的な議論をしている場合では、もはやないと思います。
「ただ」テキストを何回も読んだり、「ただ」過去問や問題を何問も何回も繰り返し
解いてみても、これだけでは、なかなか180点は得点できないのではないでしょう
か・・・
そこで、登場するのが、「フレームワーク」と「ツボ」という「視点」です☆
本試験における合格点(180点)のイメージ☆
□択一式(法令26問+一般8問)136点
行政法 14問~15問
民法 5問~6問
憲法 3問
商法 2問
基礎法学 1問
一般知識 8問
□多肢選択式(20点)
□記述式(24点)
※記述式で24点以上得点出来れば、記述式以外の所は、もう少し低い点数でも、
180点ラインに届きます。
このうち、もっとも重要なのは、
配点の高い行政法択一式と民法択一式の得点です。
平成18年度から平成22年度までの合格者の得点を分析してみると、合格者は、
行政法と民法の択一式で合わせて20問以上取れている方が圧倒的に多いです。
行政法択一式+民法択一式
=28問中20問(得点率約70%)
今年受験された方で、来年度も挑戦することを決めている方は、まずは、自分の
得点が、各科目において、どれだけ「不足」しているのかを分析してみてください。
「不足」=「弱点」ということです。
大幅に不足しているのか、それとも、少し不足しているのか、不足の度合いによっ
て、やるべきことも、当然異なってくると思います。
再受験生の場合、
答練や模試等アウトプット中心の学習になりがちですが、大幅に不足している場
合(記述式抜きで120点未満)、この1年で力を入れる必要があるのは、アウトプッ
トではなく、インプットの再構築です。
受験の世界では、よく、手を広げるな!と言われます。
しかし、それは、あくまでも本試験直前期のことであって、まだ来年度の本試験ま
で十分に時間があるこの時期に、言うべき言葉ではないでしょう・・・
答練・模試などで問題演習を数多くやっても、問題を解くために必要な本試験レ
ベルの前提知識が「アタマ」の中に入っていなければ、答練・模試では得点出来
ても、本試験では、なかなか得点できないのではないでしょうか・・・
問題を解く以前のインプット段階での知識不足
大切なのは、自分の「弱点」をきちんと発見して、その弱点を克服するための「戦
略」と「戦術」をきちんと考えてから、勉強を再開することだと思います。
11月23日の「本試験分析会+α講義」では、
以上の180点得点モデルを踏まえながら、180点を得点するためには何をどのよ
うにすればいいのか、今年の本試験問題を分析しながらお話していきます。
一問一問の詳説については、
「2011年度行政書士試験問題・解説冊子」を配布しますので、そちらをご覧にな
っていただいて、講義では、本試験問題を素材にして、180点を取るための「ア
タマ」の使い方(「フレームワーク」と「ツボ」の賢い使い方)を中心にお話してい
きます。
なお、当日は、記述式のズバリ的中問題(記述式オリジナル問題集問題9)も、
ご紹介しなから、記述式の出題傾向(債権回収=大村基本民法Ⅲの視点)に
ついても、お話していきます。
■2011年最終講義■
2011年度行政書士本試験分析会+α講義
~「フレームワーク」と「ツボ」で読み解く本試験問題~
□11月23日(祝)14時~17時(ライブ)
□伊藤塾御茶ノ水校
□担当 合格コーチ
過去問「分析」の名手「合格コーチ」が2つの切り口で本試験を読み解きます。
どなたでも予約不要(無料)でご参加いただけます。
行政書士試験をもう何回も受けているのに点数が上がらず、これからどうして
いいのか途方に暮れている方がいましたら、是非、ご参加ください!
きっと、何かヒントが見えてくるはずです。
来年こそは、180点以上得点して、今年のリベンジを果たすぞ!という気概の
ある皆さんのご参加をお待ちしております!
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