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1 フォロー講義
7月4日、財団法人行政書士試験研究センターより、平成23年度行政書士試験
についての公示がされています。
試験日及び時間
平成23年11月13日(日) 午後1時から午後4時まで
例年と比べて大きく変わったところはありませんが、願書の提出期間は、
① 郵送による受験申込みの場合
平成23年8月1日(月)から9月2日(金)まで
② インターネットによる受験申込みの場合
平成23年8月1日(月)午前9時から8月30日(火)午後5時まで
となっていますので、願書はなるべく早めに提出するようにしてください。
東京の試験場は、昨年と少し変わっています。
法政大学 小金井キャンパス
拓殖大学 文京キャンパス
早稲田大学 早稲田キャンパス
明治大学 和泉キャンパス
慶應義塾大学 三田キャンパス
上智大学 四谷キャンパス
NTT東日本研修センタ
拓殖大学 八王子キャンパス
願書提出の時期を迎えると、本試験まで3か月余り
直前期は、答練・模試の成績に一喜一憂するのではなく、「直前1カ月前プログラ
ム」を粛々と実行してみてください。
「集約化」と「定着化」
直前期は、問題を数多く解くことに頭が行きがちですが、本当に大切なのは、本
試験で使えるように、知識を「集約化」して「定着化」しておくことです。
2 復習のポイント
① 行政事件訴訟法(5)
まずは、カード088、基本書p328以下で、無効等確認訴訟について、①時期に遅
れた取消訴訟、②無効等確認訴訟の補充性という2つの「視点」から知識を整理
してみてください。
また、講義中にОHCで書き込んだ、行政行為が「無効」な場合の処理パターンは、
本試験でも頻出テーマですので、ツリーの分かれ目をよく理解しておいてください。
処理パターンの確立☆
行政行為の効力である公定力及び行政行為の取消し・無効と無効等確認訴訟は、
密接にリンクしていますので、知識と知識の「つながり」を意識してみてください。
なお、本試験でも頻出している争点訴訟についても、パワーポイント040の土地収
用法の事例とリンクさせながら知識を整理しておきましょう。
このように、行政法は、行政事件訴訟法と行政法総論部分が密接にリンクしてい
きますから、両者をつなげていく復習を心がけてみてください。
知識と知識の「つながり」 ☆
次に、カード089以下で、この他の抗告訴訟について、①訴訟要件と、②「基本書」
コラム部分(青枠組み)の各訴訟の具体例を中心に知識を整理しておいてください。
訴訟類型を問う問題は、具体的な事例をあげながら、類型を問う問題が多いです
ので、各訴訟類型別に、典型事例を整理しておきましょう。
不作為の違法確認訴訟は及び義務付け訴訟は、行政手続法の申請に対する処
分とリンクしますので、パワーポイント063で、事前→事後の視点から知識を整理
しておきましょう。
申請拒否処分・申請不作為パターン☆
なお、義務付け訴訟は、パワーポイント102で、図解を書きながらきちんと類型を
区別することができるかです。
差止め訴訟は、一定の処分・採決が「されようとしている場合」に提起することが
できる予防訴訟である点をよく理解しておいてください。
仮の義務付け・仮の差止めについては、平成21年度に直球出題されているため、
あまり詳しくは説明していませんので、必ず、問題98で知識を整理しておいてくだ
さい。
最後に、カード087で、形式的当事者訴訟と実質的当事者訴訟の定義と具体例を
しっかりと整理しておいてください。
実質的当事者訴訟(確認訴訟)は、
今回の改正でその活用が期待されている訴訟類型ですので、基本書p359以下
で、憲法で学習した重要判例とともに、理解しておいてください。
② 国家賠償法1条
まずは、カード129で、国家賠償法1条の法的性格について、代位責任説の立場
をよく理解しておいてください。
次に、カード128・基本書で、国家賠償法1条の要件ごとに、問題となる判例につい
て、事案→争点→結論→判旨の順に読み込んでみてください。
本試験の出題予想の「視点」からは、基本書p373の青囲みの判例がそろそろ危
ないと思いますので、2つの最高裁判例(カード139・140)をよく理解しておいてくだ
さい。
本試験では、新判例の登場によって、過去問では出題されていないテーマについ
ても出題されていますから、最近の重要判例(p381の判例も)には、要注意です。
最後に、パワーポイント105・カード142で、民法715条との対比の「視点」から、国
家賠償法1条を理解しておいてください。
国家賠償法1条では、民法715条と異なり、加害者本人(公務員)に対する責任追
及が認められていない点は、しっかりと押さえておいてください。
さらに、規制権限不行使事例についても、事前→事後の「視点」から処理パターン
を、もう一度、整理しておいてください。
国家賠償法の学習は、民法715条との復習の視点から学習していくと、民法と国
家賠償法の「比較」の視点から効果的に学習することができると思います。
③ 国家賠償法2条
まずは、カード143で、2条の要件と効果をしっかりと把握した上で、パワーポイント
108で、道路と河川に区別して、判例のポイントを掴んでみてください。
次に、「行政法」p390以下で、機能的瑕疵という「視点」から、カード148(カード093
とリンク)の判例を理解してみてください。
判例の勉強するときは、
すべてを並列的に学習するのではなく、リーディングケースと呼ばれている判例
を「軸」にして学習していくと学習時間をショートカットできるはずです。
森から木、木から枝、枝から葉へ
今回お話したテーマは、いづれも、受験生があまり学習していないテーマですの
で、復習をする際には、優先順位を上げて復習を行ってみてください☆
次回は、記述式オリジナル問題の未検討問題をすべて検討していきます。
3 お知らせ
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≪使用教材≫
①櫻井・橋本「行政法」(各自購入)
②他資格セレクト過去問集(全150問)
③記述式オリジナル問題集(全15問)
④パワーポイント図解集
⑤プログレカード(全180枚)
⑥オリジナル資料集
⑦「出題のツボ」シート
②~⑦は受講料に含まれています☆
講義の中で、他資格セレクト過去問集を使って、過去問
「分析」と過去問の検討も行っていきます。
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