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平成23年度の行政書士試験委員が、(財)行政書士試験研究センターより発表さ
れました。
平成23年度試験委員の名簿は
↓こちらから
平成23年度は、8名の試験委員が新たに任命されています。
①民法(3名新任)
大野武 明治学院大学准教授
花房博文 創価大学教授
武川幸嗣 慶應義塾大学教授
なお、民法は、大木教授・舟橋教授が退任されていますので、実質は1名の増加
です。
②一般知識(3名新任)
金井利之 東京大学教授(行政学)
須藤敬 埼玉学園大学准教授(文章理解?)
吉田俊弘 筑波大学附属駒場高等学校教諭(政経)
③憲法(1名新任)
只野雅人 一橋大学教授
④商法(1名新任)
箱井崇史 早稲田大学教授
以上です。
法令科目については、法的思考力を問う問題が少しずつ増加していくと思われま
すが、昨年度に比べて大きな変化はあまりないのではないかと思います(正式に
は、7月の試験告示を参照)。
しかし、一般知識については、行政学の若きエースである金井利之教授が試験
委員になったことで、ますます、行政学の重要性が増してくるのではないかと思
います。
行政学は、憲法・行政法・地方自治法という公法を学習する上でも、基礎になっ
てくる科目です。
ついに、金井教授も試験委員入りですが、何だかワクワクしますね☆
また、一般知識には、高校の政治・経済(公民)の先生も入ってきていますので、
政治・経済・社会については、今までお話してきたように、①大学入試の政経、
②行政学の2本柱体制が、より鮮明になるのではないかと思います。
①大学入試の政経
②行政学
この意味で、講座で使用している「資料政経」と、ネタ本として紹介しています礒
崎・金井・伊藤「ホーンブック 地方自治」が、今後ますます重要になってくると思
います。
実践講義マスター一般知識では、以前から、①大学入試の政経、②行政学を2
本柱として講義をしてきましたので、講義内容については大きく変わることはあり
ません。
しかし、テキストについては、すでに発表しています、真渕「行政学案内」を使用
するか、それとも、二人の試験委員が執筆している、礒崎・金井・伊藤「ホーンブ
ック地方自治」(行政学)を使うかは、実践講義マスター一般知識と公法横断講
義との関連及び金井教授の研究分野を考慮した上で、最終的に決めたいと思い
ます。
一般知識において行政学が重視されることは、行政書士という資格の特質上、
十分、想定内のことですので、受講生の皆さんができるだけ得点できるように、
臨機応変に対応していこうと思います。
受講生の皆さんも、ご理解のほど、よろしくお願い致します。
ここからは余談ですが、一般知識の試験委員になぜか、『保元物語』、『平治物
語』、『平家物語』等、軍記物語の研究をされている須藤先生が新任されています。
古文? まさか?
平成23年度の本試験では、古文が出題されるのでしょうか?
合格コーチにもわかりません…
まあ、古文が出題されたら、かなり粋な国家試験にはなりますが・・・
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