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1 フォロー講義
行政書士試験の過去5年間の平均合格率は、約6%、つまり、100人受験して94
人の方は合格できない試験です。
にもかかわらず、行政書士試験の受験生は、行政書士試験を、中学・高校の「中
間・期末テスト」のノリで受験される方がとても多いような気がします。
中学・高校の試験には、大きく、2つの種類の試験があります。
ひとつは、中間・期末試験
もうひとつは、模試・入試
「中間・期末試験」は、範囲が明確に決まっていて、教科書で学習した内容をその
まま「記憶」すれば、点数が取れる試験です。
「既知の問題」=記憶力勝負
他方、「模試・入試」は、基本的な知識を「記憶」していることを前提に、「未知の問
題」も出題して、基礎力+応用力を問う試験です。
「未知の問題」=記憶力+応用力勝負!
行政書士試験は、過去5年間の合格率をみればわかるように、知識をただ「記憶」
するだけでは、合格点を取るのは難しい試験といえます。
おそらく、行政書士試験専業受験生の70%~80%位の方が、300点満点中150点
(5割)ラインに達していないのではないかと思います。
これは、日頃の「学習レベル」と本試験の「出題レベル」とが、あまりにも大きくかけ
離れているのが原因ではないかと思います。
「学習レベル」と「出題レベル」との乖離
日頃、勉強をしているときには、なかなか気がつきませんが、実際に本試験を受験
してみて、多くの方がこのように実感するようです。
全く歯が立たない!
「中間・期末試験」では点数が取れるのに、「模試」では点数が取れないという相
談を大学受験の英語を教えていたときに、受けたことがよくあります。
「中間・期末試験」で点数を取るための学習と、「模試・入試」で点数を取るための
学習とでは、質の面で、何かが異なるのでしょう。
平均合格率が約6%の試験に合格するためには、どういう勉強をすればいいのか
という「戦略」(質)が、最も重要となってくる所以です。
「山田式!ビジネスでも役立つ行政書士講座」では、「模試・入試」で点数が取れ
るような教材と講義を皆さんに提供しています。
「模試・入試」で点数を取るためには、テキスト等の平板な「知識」を、問題を解け
るための立体的な「知識」に変えていく必要があります。
グルーピングと抽象化(出題のツボ)
受講生の皆さんは、問題を解けるようになるためには、どのような「知識」が必要
なのかという「視点」から、プログレカードに知識を一元化していってください。
合格された方のプログレカードを分析してみると、この「使える知識」が見事に集
約されていることがよくわかります。
2 復習のポイント
① 契約総論
まずは、大村基本民法のはしがきで、「債権の発生原因」をとして何があるのかを、
きちんと理解しておいてください。
この視点が、 まさに、
森から木、木から枝、枝から葉へです。
次に、略目次と内容関連図で、大村基本民法Ⅱの全体構造を掴んだ上で、p8で、
契約の分類基準を頭に入れておいてください。
契約類型ついては、カード147・148で、双務・片務、有償・無償、諾成・要物の点か
ら、区別できるようにしておいてください。
行政書士試験の過去問は、ここ数年は、過去問と同じテーマからの出題はほとん
どないため、過去問を何回も解くだけでは、あまり意味はありません。
再受験生の方は、行政書士試験の過去問をよく分析して、今年の本試験の「出題
予想」を各自行ってみてください。
「出題予想」をするためには、「行政書士試験の過去問」と「大村基本民法」との照
らし合わせが有益だと思います。
つまり、「行政書士試験の過去問」では未出題のテーマで、「大村基本民法」では、
厚く書かれているところは要注意だと思います。
② 契約の成立
まず、パワーポイント117で、契約法と不法行為法の領域を意識したうえで、契約
の一生について、全体構造を理解してみてください。
ヒト、契約、会社など、生→死という時間軸をベースにして全体構造を鳥瞰していく
と、全体の位置づけを理解することができるのではないかと思います。
次に、パワーポイント118、カード145・146で、申込みと承諾について、問題77・78を
使用しながら、知識を整理しておいてください。
最後に、パワーポイント120、カード159・160で、手付けについて、最低限度の知識
を整理しておいてください。
申込みと承諾は、平成19年度、手付けは、平成18年度に直球で問われているテー
マですので、優先順位は低いと思います。
③ 双務契約
まずは、パワーポイント121で、双務契約のけん連性について、3つの場面に分け
て、全体構造を理解してみてください。
次に、カード149で、同時履行の抗弁権の要件と効果を整理した上で、問題52の肢
アをもう一度検討してみてください。
民法の本試験問題の多くは、要件(条文)を事例にあてはめる問題と、判例の知識
を問う問題です。
「要件」は、記述式においても問われていますから、出題が予想されるものについ
ては、なるべく早いうちに記憶してみてください。
同時履行の抗弁権は、「要件」のあてはめ以外にも、講義中に「出題のツボ」に書
き込んでもらった点が他資格試験ではよく出題されています。
次に、パワーポイント123~126で、危険負担の債権者主義と債務者主義について、
問題が解けるように、知識を整理しておいてください。
最後に、パワーポイント119で、特定物の全部滅失事例の処理パターンをしっかり
と記憶しておいてください。
問題51・問題79は、総合問題として出題可能性が高いテーマですので、時間軸と
帰責性の視点から、きちんと事案処理できるようにしておいてください。
次回、問題79を検討していきます。
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