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先日、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した、滝田洋二郎監督作、モッくん
主演の「おくりびと」を劇場で鑑賞してきました。
もう、DVDも販売されているんですね。
モッくん扮する小林大吾は、小さい時からチェロを習い、遂に、念願のオーケ
ストラのチェロ奏者になります。
まさに、自分の思い描くキャリアの道を歩んでいた、そんなある日、突然、「楽
団の解散」をオーナーから告げられます。
この時の選択肢は、大きく2つ。
ひとつは、別のオーケストラを探す道、もうひとつは、他のキャリアを探す道。
大吾は、広末涼子扮する妻の美香と一緒に、故郷の山形に帰り、新しいキャ
リアを探す道を選びます。
とりあえず、職探し…
就職先に決まった、NKエージェントとは、納棺(=NouKan)の略で、仕事の内
容は、「安らかな旅立ちのお手伝い」をする納棺師。
とりあえず、納棺師への道を歩む大吾ですが、仕事に対する色々な迷いが・・・
妻、そして、友人からの冷たい言葉。
そんなとき、NKエージェントの社長が大吾に言った言葉が、今回の記事のタ
イトルにある、納棺師は、「君の天職だ!」という言葉です。
天職!
大吾は次第に、納棺師としての「キャリア」を誇りに思うとともに、妻の美香も、
夫の納棺師としての姿を見て、次第に、夫を理解して尊敬していきます。
夫婦愛…
この映画には、生と死、夫婦愛、親子愛など、様々なテーマが見え隠れして
います。
合格コーチは、この映画を途中から、キャリア論の大御所であるクランボル
ツ教授の提唱する「ハプンスタンス・アプローチ」(計画された偶然性理論)と
いう「切り口」から観ていました。
「ハプンスタンス・アプローチ」とは、人生に起こるたくさんの予期せぬ出来事
を上手に利用して、自分にとって好ましいものに変えていこうというものです。
「ハプンスタンス・アプローチ」によれば
「キャリア」を考えるとき、大切なことは、
結果が分からない時でも、行動を起こしてみること
選択肢を常にオープンにしておくこと
偶然の出来事をうまく活用することなど
偶然の出来事を活用して幸運をつかむ!
(引き寄せの法則)
大吾のつかんだものは、まさに、天職
「キャリア」に関しては、長期的な目標設定をしても中々計画通りには行かな
いものなので、計画通りでなくなったときには、いつでも計画を変更する柔軟
性を持つことも必要なのでしょう。
皆さんも、是非、一度「おくりびと」をご覧ください。
人間の死→相続
そんなことを考えながら映画をみると、行政書士としての「キャリア」を少しでも、
イメージすることができるのではないでしょうか?
「おくりびと」を見終わった直後から、テーマ曲(おくりびと)の「チェロ」の優しい
メロディが頭の中にいつまでも残っています。
「チェロ」は、形も奇麗で、本当にいい音色ですね。
昨日、ついに買ってしまいました。
何を?
まさか、チェロ???
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