戦略なくして合格なし(1) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」




                              (京都 金福寺)



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行政書士試験を受験される方には、大きく分けて2つのグループがあります。


ひとつが、行政書士試験の合格を第一目標にされている方

(行政書士試験専業受験生)


もう一つが、他資格試験の合格を第一目標にされている方

(他資格試験受験生)


2つのグループでは、行政書士試験に向けた学習法が大きく異なります。


司法書士試験・旧司法試験の受験生は、憲法・民法・商法については、知識を確

認したり、過去問を解いてみる程度で、本格的に学習するのは、行政法と一般知

識位です。


法科大学院生は、法令科目については、知識を確認してみる程度で、学習する

のは一般知識位です。


公務員試験を受験される方は、憲法・民法・行政法・一般知識(個人情報を除く)

については、公務員試験の学習の復習をする程度です。


他資格試験受験生の多くの方は、夏頃(8月・9月)から行政書士試験用の学習

を本格的に始める方が大半を占めていると思います。


他資格試験の受験生の中には、1か月位の学習で合格され

る方も結構います。


これだけ短期間の学習期間にも関わらず、他資格試験受験生と行政書士試験

専業受験生との合格率は大きく差が付いているのが現実です。


正確な数字はわかりませんが、全体の合格率を5%とした場合、


行政書士試験専業受験生の合格率は3%程度(注1)


 (注1) 独学で学習するか、予備校を利用するかなど、環境・能力等の

     個人差は当然あります。


他資格試験受験生の合格率は、30%以上ではないでしょうか?


では、他資格試験受験生と行政書士試験専業受験生とは、

何が違うのでしょうか?


両者の合格者の得点構成を見て分かるのは、憲法・商法・基礎法学に関しては、

あまり得点差がないということです。


問題数も少なく、出題レベルも高くないので差が付きようもありませんが・・・。


一方、行政法・一般知識については、むしろ、行政書士試験専業受験生の方が、

得点出来ている場合の方が多いくらいです。


やはり、大きく得点差が付いているのは「民法」の出来です。


行政書士試験専業受験生の方は、他の試験科目では、合格基準の60%を得点

することができるのに、なぜ「民法」だけ60%以上得点することができないのか?


これは、行政書士試験専業受験生の民法の学習が、最近の本試験の問題レベ

ルに対応出来ていないのが原因です。


他資格試験の民法の学習に比べて、「行政書士試験の民法」の学習は、あまりに

も大雑把(粗)過ぎます。


旧試験制度時代(択一式4問、記述式1問)の民法の学習で知識のインプットレベ

ルが止まっている方が多いためでしょうか?


① 基礎法学・憲法・商法・一般知識等 112点(300点満点中)

② 行政法   112点(300点満点中)

③ 民法    76点(300点満点中)


上記の数字は、行政書士試験の試験科目を大きく3つのグループに分けて、それ

ぞれの配点を計算した数字です。


どのように得点すれば合格基準の60%(180点)を得点することができるのか、180

点を得点するためには、どのような学習戦略を取る必要があるのか?


今年、行政書士試験を受験される方は、この数字をもとに、是非、ひとりひとりの「

合格戦略」を考えてみてください!


行政書士として開業して成功するためには、しっかりとした「経

営戦略」が必要です。


同様に、行政書士試験専業受験生の方が合格するためには、他の受験生との「差

別化」を図る意味でも、しっかりとした「学習戦略」が必要なのではないでしょうか?


戦略なくして合格なし!


約95%の受験生、つまり、大多数の方が「合格」できないわけ

ですから・・・・。


次回からは、プログレ流の「合格戦略」について考えていきます。


プログレ流「合格戦略」(ダイジェスト版)は、こちらをご覧下さい

  ↓ (無料ストリーミングです)

http://bb.itojuku.net/iclass/open/101.jsp



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