(京都 曼殊院)
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行政書士として開業して成功するためには、しっかりとした「経営戦略」を構築して、
競争に勝つ必要があります。
行政書士として開業するということは、ベンチャー企業を起業・経営することを意味
するので、成功するかどうかは一人一人の「経営力」にかかっています。
行政書士等の「資格」で開業する場合、「経営」という認識を欠いている方が多いた
め、数か月~1年程度で廃業される方が多いのが現状です。
「法律」だけを学んでも「顧客」はなかなか来ません。
起業する中でも、資格業での起業は、開業資金(設備投資)があまりかからない反
面、「経営力」の格差により、誰もが行政書士1本で食っていくのが難しい業種だと
思います。(注1)
(注1) 行政書士1本で食っていくとは、年間の売上600万円程度、税金・社会
保険・諸経費200万円程度(売上の30%)、手取りで年間400万円程度を
意味します。この数字は、人によって多少違うと思いますが・・。
ちなみに、日本行政書士会連合会が実施した「行政書士実施調査」に
よれば、年間売上高500万円以上の行政書士は、全体の23.1%です。
年間の売上600万円程度=月の売上は50万円程度です。
月の売上50万円程度を当面の「目標」にした「経営戦略」をしっかりと描くことができ
るかが、成功するための第一歩ではないでしょうか。
まずは、「目標」の明確化
そこで、しっかりとした「経営戦略」を構築するためのヒントになる「競争戦略」がラン
チェスター法則と呼ばれるものです。
イギリス人で、自動車会社の経営者であったランチェスターは、1914年、第一次世
界大戦の3ヵ月後に、2つの法則を発見します。
この法則は、アメリカ人の数学者であるコープマンらによって研究され、第二次世界
大戦の対日戦に大きな威力を発揮し、アメリカ軍の勝利に貢献したと言われていま
す。
第一の法則とは、接近戦・体当たり戦では、兵力数に違いがあっても、戦死者・損害
の割合は同じであるという法則を言います。
これに対して、第二の法則は、射程距離の長い兵器を使用した戦いでは、戦力の強
い方が2乗作用で有利になるという法則を言います。
この第一法則と第二法則から、兵力数が少ない劣勢軍は、
① 射程距離が短い兵器を選び、
② 戦うときは敵に近づいて一騎打ち戦をし、
③ 接近戦や一騎打ちがしやすい戦場を選ぶ、という戦略をとるのが好ましいという
結論になります。
これを、行政書士としての開業に応用してみると、
① 一騎打ち戦がしやすい商品を選び、
② 接近線や一騎打ち戦がしやすい営業方法を選ぶ、
③ 接近戦や一騎打ちがしやすい営業エリアを選ぶ,、という戦略をとるのが好ましい
という結論になります。
要するに、新規参入組である場合、既存の行政書士との「差別化」を図り、強い競争
相手がいる所には参入しないで、商品の「選択」と「集中」に徹する必要があるという
ことです。
では、どうやったら「差別化」を図ることができるのか?
プログレの自主勉強会(ナレッジリング)では、ブレーンストーミング等を行いながら、
この「差別化」(オンリーワン)戦略の方向性を参加者の皆さんと考えていこうと思って
います。
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