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今、プログレゼミの受講生の皆さんから頂いた寄せ書きを見ていました。
ゼミという形式の講座は、行政書士試験の業界ではほとんど行われていないため、
何人の方が集まるのか不安でしたが、12人のゼミ生全員に最後まで出席していた
だき、ゼミをやって本当に良かったと思っています。
プログレゼミを行うにあたっては、産業カウンセラーの恩師がよく口にしていた「グル
ープ・ダイナミクス」という言葉を思い起こしながら、ゼミの形式を色々と考えてみま
した。
「グループ・ダイナミクス」とは、ひとりでは、どんなに頑張っても「1」以上の力は出
すことができないが、グループになれば、そのグループの人数以上の力を出すこと
ができるというものです。
ちなみに、産業カウンセラーの養成講座で学ぶ「傾聴」の技法は、行政書士として
開業する際に、クライアントとの信頼関係を築く方法としてかなり使えると思います。
受講生の皆さんには、ゼミに参加することによって、知識面だけでなく精神面におい
ても、ひとりで学習するとき以上の何かプラスαを感じ取ってもらっていたようで、合
格コーチとしても本当に嬉しく思います。
行政書士試験は、相対評価の試験ではないため、グループでお互いに切磋琢磨し
合いながら学習して、各自が60%を得点することができれば、基本的には全員、合
格することができる試験です。
世代を超えて、同じ目標に向かって努力するという機会は、人生の中でもあまり巡り
会うことはないと思いますし、利害関係を抜きにして色々と話すことができる「場」とい
うのも、大人になると、あまりないような気がします。
合格コーチとしても、プログレゼミに限らず、こういう「グループ・ダイナミクス」を実感
できるようなコミュニケーションの「場」を色々と創っていければと思っています。
12月には、プログレゼミの忘年会も企画されているようですので、今から本当に楽し
みです。
本試験まで、あと少しです。
社会人の方は、仕事で疲れた後の勉強も、あと少しです。
ここに到達するまでに、色々と辛いこともあったかもしれませんが、最後の追い込み、
もうひと頑張りです。
皆さんの、本試験でのご健闘をお祈りしております。