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のぉーぶるのクルマとグルメとホームシアター

クルマ全般(自分はAMG C36とタントカスタムの2台持ち)、ホームシアター、スイーツ系中心のグルメなど、文字数多めのブログです。しっかり読んで感想お待ちしてます♪

はじめに



今年はモビリティショー(JMS)の年。

前回、JMS2023の総括を記事にしているので、今のうちにここで振り返ってみて、自分で自分の記事にコメントしてみます。


今回の記事は

「過去記事の再掲」

「手前味噌」

「自画自賛」で出来ています。

そういうのはいらない、と言う方は閲覧ご遠慮ください。さらに言うと長文の上に引用とコメントが混在して、、、とっても読みにくいです。ゴメンナサイ…


それでは以下。



  前置き1

ジャパンモビリティショー。


前回は2023年に開催し、今年は「モビリティショー」となって2回目の開催になります。

既に明らかになっている範囲では、おおむね前回の開催をベースにしているようです。

ロゴも全く変わっていないし。


こちらは2023年版



Tokyo Future Tourも「Tokyo Future Tour 2」として継続される模様。

子供向けの「キッザニア」も健在です。


実際、来場者数は111万人以上と「成功」と言ってよい結果だったので、あえて2回目にして大きく変える必要は無いですもんね。

今年の「障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日」は2025年10月31日、申し込み方法などが公開されましたらまたこちらでも紹介していきたいと思います。


  前置き2

さて。ここから前回の記事の振り返り。

手前みそになりますが、読み返してみるとなかなか良いことを書いている。(完全に自画自賛です)

色々なメディアで記事を見てきましたが、視点の客観性(公平性)と言い、バイアスをかけていない評価や提案と言い、、、

ねえ、評論家の皆さんもこのくらいのことを書いてくだいさいよと言っても怒られないんじゃないかってくらい。(完全に自画、、以下略)


以下、当時の記事を再掲しながら、1年半経過後の自己レビューをつけていきます。


見分けられるよう、

前回の引用は「斜体」、

今回のコメントは全て「ボールド」

で表記しています。注)写真は適宜追加しています


  本文

Tokyo Future Tour



(この斜体が引用。以下同じ)

今回の新規展示の目玉は(一般的には)「Tokyo Future Tour」だったかと思いますが、正直イマイチでした。何がイマイチと思わせたか。

以下列挙します。かなり辛辣ですが、鳴り物入りで誂えた新エリアなのですから、その期待に応えてくれないと。

・最初に見せられるテーマ映像(ショートストーリー)が安っぽい。最近のCGアニメを見慣れた目には、そこらへんのデスクトップPCで学生が習作で造るレベルに映ります。




▶︎これは我ながら厳しい言い方ですね。CGはお金(機材)とマンパワー(能力×時間)ですから、初回はきっとコンセプトが固まるまでに時間がかかって実作業時間はきっとすごく少なかったんでしょう。

今回も同じようなコンセプトムービーが作られるでしょうから、完成度の向上に期待しましょう。


・唐突すぎる「ゴジラ-1.0」の乱入。それ自体で失笑してしまう上に、酷いことにゴジラがほとんど認識できない。登場時間も一瞬で、単に話題作りのために登場させただけ感が満載。





▶︎今年はゴジラは公開されないのですが、ハザード対応は共通のテーマかと考えます。どういうハザード(災害)をインサートするんでしょうね。邦画だと「TOKYO MER 南海ミッション」とか?!それともまたゴジラの焼き直しだったりして。(だったら嫌だな)


・没入感を持たせたいためのアイマックス(水平方向に拡張するための三面使用)なのだろうけど、自分視点としてはパースが合わないので没入できないし、途中でドローン視点に切り替わるのでさらに没入しきれないうちに終了する。


▶︎これはあまり変わらないだろうと思ってます。演出側の発想が貧弱とばかり言えません。来客側も単に大画面と言うだけで喜ぶ人がいる(多い)のが実態なので。もう少し視点誘導の工夫があると見やすくなるのですが。


・色合いやデザインが二次元アニメでしかもパステル調。リアルな未来観を伝えたいのなら、まるで本物と思わせるようなものでないと。


▶︎これもそういうものだと言われてしまえばそれまでかと。次回も同じ路線かどうかは不明ですけど。

先日終了した最新のガンダム(ジークアクス)のキャラデザインについていければ多分平気。

※余談ですが「ジー・クアクス」です。「ジーク・アクス」と読むと「ロール・スロイス」と同じだと言われてしまいそうです。(このブログに来られている方なら、ガンダムはわからなくてもRRの間違いはおわかりですよね)



・音響がプア。ただステレオ音源(疑似サラウンド程度)を垂れ流してるだけで、最近のアトラクションでは当然の、上下方向も含めた3D音響になっていない。


▶︎これも酷い言われよう(我ながら)。リスニングポイントがバラバラで立ち見なのだから、正確な3D音響は不可能に近いので、ここまで言う必要は無いですね(我ながら)。

入場者に3Dヘッドホンを配れば解決しそうですが、それだけでも現実的ではないのに加え、

座席に座るわけではないから見る方向の自由度が高いので一人一人ヘッドトラッキングをして、向いてる方向に合わせて流す音源を全てカスタマイズしないといけないのでさらにハードルは上がる一方。。

疑似的なものに割り切れば、音源(スピーカー)を天井含めて立体的に配置すれば「なんちゃって3D」は実現可能ですが、それだとまた「中途半端」な気もするし。

そうなると結局元のまま「音の迫力で押し切る」が現実的かなあ。ぜひ知恵を使ってバージョンアップしてほしいところ。


レイアウト

どうやってメーカーの並べ方を決めているのか、これは毎回の疑問です。

入口から近いエリアにトラックメーカーを固めたのだけは良くわかりました。奥にしたら誰も行かないからですね。公式にも聞いた気がします。

ただそれ以外になると、なぜトヨタとレクサスが別々なのかとか、3社しかない輸入車メーカーを分散させる意味が本当にあったのかとか・・・

そのあたりは昔の、狭い通路にギッシリ観客が詰めかけ、コンパニオンを撮影するカメコが通路に溢れていた時代の発想ではないかと思います。

人気のあるブースを分散させるやり方は、確かにそういう時代には有効だったかもしれません。

しかし、例えば博物館の展示を考えたとき、時代も種類も異なるものをバラバラに展示しますか?しないですよね?

このショーだって、本来であれば開催側が伝えたいことをきちんと伝えられるように考えて配置がされるべきだと思うのです。

今までは物理的な制約でやりたくてもできなかった、それは仕方ない。でも時代が変わって配置しなくてはいけないメーカーが減った。お客も減ってる。

その結果としてブース間がとても広く、通路は昔の倍くらい取れてました。各社ブース内も(本当の意図は不明ながら)何も置かれていない空間がたくさんあって、とても回りやすかった。

客の人口密度が減った?やった、これで本来やりたかったことがやれるようになった!と逆転の発想をした人はいないのでしょうか?

今までの優先順位である「混乱無く来場者をさばく」から、もっと意識を上げて「来場者が効率よく回れる」「開催者の意図をわかりやすく伝える」ためのレイアウトがあったはずです。


▶︎ここの文章にも「せっかくだからもっと良くしようよ」という主張が込められています。決してディスっているわけではないですよ。

この後に書いていますが、前回は全体として「笑顔の提供」(イメージや雰囲気の提供)から「情報の提供」にシフトしているように思えたくらいなので、そうであればメーカーを人気ごとにバラバラに置くのではなく、ショー全体として伝えたいことを伝わりやすいように配置することのほうがより重要になってきているのではないでしょうか。

このあたりもぜひ!今年は期待しているところです。



説明員

コンパニオン(笑顔の提供)から技術説明員(情報の提供)にシフトしたのかな、と思うほど、各社ブースでは技術説明員の姿が目立ちました。地味な印象にも寄与してましたが・・・


▶︎笑顔の提供→情報の提供 のシフトを一言で表現したのはよかったですね。今年もバランスは技術寄り(コンパニオンのお姉さん少なめ)になるのでしょうか。まあそれはそれで面白かったので良いのですが。

それに隠れキャラ的に(爆)、コンパニオン/モデルと見間違うかのような技術説明員の方(男女とも)もおられてですね、それもまた一興なのですよ。

この方は社員さんで説明員でした



 



特に印象に残っているのはFT-Seの説明をしてくれた方。(「別記事で」とトヨタの記事で書いたのはこれです)

(中略)


実際の会話の一部はこんな感じ。(話は盛ってません。むしろ忖度して省いてます)

冗長ですが楽しそうな雰囲気が伝われば幸いです。


「FT-Se、サイドのドアと後輪の間にある”切り欠き”って、可動してエアブレーキになるとかあります?」

「いや、それも考えたんですけど、法規で車幅が変わっちゃうのがダメなので」

「これってスズキさんのスイフトみたいに平置きされたコンセプトカーって訳じゃないから、市販前提・最優先じゃないんでしょ。だったら法規に縛られる必要無いですよね?」

「言われてみればその通りですね!普段まず法規を守ることから仕事しているので」

「それはコンプライアンス的には100%正しいんですが、せっかくコンセプトカーを手掛けるのだから理想を優先しても良いのでは?」

「おっしゃる通りですね。視野が狭かったようです。でも部下も私も目の前のことで手一杯で、ついこういう思考になっちゃうんですよね」

「いやいや、今のモリゾーさんが開発現場を直接見てくれてるうちが、理想を掲げて好きなことをやるチャンスなのでは?と、部外者的には思いますけど?」

「うわ、、失礼ながら同業者ですか?・・・違いますか。よく事情ご存じですね。おっしゃる通りなので、いつまで今の感じで出来るのかなんて話したりしてるんですよ」

「だったらさっきのエアブレーキだって、『今の法規には合わないが安全に寄与する技術として世に問いたい』って実装しちゃえば良かったじゃないですか。クルマが停まるためにはタイヤと路面の摩擦、ディスクとパッドの摩擦だけで今は制動してるけど、それに上乗せするのは空気の摩擦(抵抗)だとか言って」

「ほんと、言われてみればその通りですね。デザイン側から実は色々提案を受けることもあるんですけど、法規がネックになることが殆どなんですよ」

「法規って、しょせん過去の技術を基にして作られてるじゃないですか。だから時代が変われば変わっていいと思うんですよね。自動車のエアブレーキとか、微妙な制御ができなかった時代にはむしろ危険だったと思うんですけど、三菱さんの昔の、80-90年代前半とかのコンセプトカーとか凄かったんですよ。HSRでググってみてください。HSR-Ⅱなんて車体の前後左右に可動フラップだらけですよ。派手にバタンバタン動くもんだから、当時はなんかネタみたいな感じで現実味は少なかったです。コーナー回る時にイン側だけフラップが持ち上がってエアブレーキかけるとか、今ならトルクベクタリングで同じことが出来ちゃってます、とか。でも気流のアクティブ制御とかは、今ならリアルタイムにフィードバック制御が可能なんだから、出来ることは飛躍的に増えてますよね」

「電気自動車なら四輪独立制御も普通にできるし、演算するためのCPUもセンサも、ADASもあって従来車よりケタ違いに高性能になってるから、それらの資産を流用すれば追加コストも抑えられそうですよね、、、これアリかもな」

「そうですよ。そうした変化を具体的なベネフィット(利益)として私たちに示すのが、コンセプトカーの役目でもありますよね?特にこのケースは安全をキーにできるから、規制緩和もしやすいはず」

「いやあ、お話しできてよかった。さっそく社内で話をしてみます」

「こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました」


▶︎このように、過去これだけ深みのある会話ってモーターショーでしたことあったかな、と思えるくらいに各ブースで技術的(と書いてクルマオタクと読む)な会話を楽しむことができました。

トヨタブースのこの会話が一番印象に残りましたが、マツダしかり、三菱・日産・ダイハツ・スズキ・ホンダ、、、どこのブースにも深い知識と見識を持った説明員の方たちがいて、門外漢のこちらの勝手な意見を真摯に受け止めてくれた上で、きちんと意見を返していただけたのは本当に嬉しいものでした。その後トヨタでエアブレーキの本格検討を始めたという話は寡聞にして存じあげないけれども、社内でどういう話になったのだろうかが気になります。万一にも今年のコンセプトカーで(提案通りの)エアブレーキを活用した展示があったら文字通り有頂天になってしまいそう。





残念ながら輸入車ブースは(そもそも数も少ないけれど)、技術的に芳醇な話が出来たかというとその点ちょっと食い足りない感じがした(かと言ってビジュアルで圧倒したかと言うとそうでもなく)ので、今年はそちらにも注目していきたいところです。


なお前回の記事全文はこちら


クルマ好きなんです、
と言うと社交辞令も含めて聞かれますよね
「何に乗ってるんですか?」と。

昔はこれが苦手でした。
いや、さらに昔の、117クーペに乗ってる頃はそのまま答えてましたよ。


(写真はネットからお借りしました)


同世代だと知らない人も少なくなかったですが、ほら見た目からしてオシャレだし、なんだか「趣味!」って感じするじゃないですか。ハマればジウジアーロがああだこうだ、いやいやベレットがこうのと話が弾んだものです。

これが190Eに乗ってからは。
「ベンツ、、いやー、と言ってもあれですよ小ベンツ。一番小さいやつ。あれね、案外乗りやすくて良いクルマなんですよねーあははは」
と聞かれてもいないのに言い訳がましく説明してました。

(写真はネットからお借りしました)


確かにスリーポインテッドスターの紋ドコロのご威光はいまだ(一部で)健在なのですが、それゆえに
「クルマ、好きです。趣味ですね」
「え、何乗ってるんですか?」
と言う会話になると、「ベンツ」ってなんとなく答えにくいんですよ。




同じような価格帯でも、
独御三家のビーエムやアウディ、プジョーやルノー、フィアットの方がはるかに「趣味のクルマに乗ってます」感が一般には強いと思いませんか?

ベンツはなんか、クルマと言うよりお金の単位っぽい(笑)

1ベンツ、2ベンツ、みたいな(爆)

一般的な人から見て、(勝手に想像する)価値が普遍的なんでしょうね。それが証拠にそう言う人たちって、車種も年式も聞かないで「ベンツですか!凄いですねー!」と言いがち、言われがち。

これに似た例として(全くの私見です)
・タワマン買った→凄いですねー!(場所も階数も広さも眺望も聞かない)
・ヨット買った→凄いですねー!(メーカーもサイズも…以下略)

ただすごいと言われるよりも、
何円で買ったかを聞かれるよりも、
なぜそれを買ったか、そして買ってみてどうか
をどうせなら聞かれたいですよね!

で、それに対抗すべく最近よく使うのが
表題の回収となる
「30年前のベンツ」または「30年前のAMG」
と言うフレーズ。
これは案外、「趣味のクルマ乗ってます感」がある気がすると言うか、相手の反応を見るにかなりストライクな気がしてます。

旧車のウケが世間的にもやたら良くなっているので、
実はこの接頭語「30年前」はベンツのみならず何に付けても良いと言うことも発見しました。
注)もちろん、接頭語無しで趣味が主張できるクルマには不要なのですよ!!むしろ邪魔かと。

つまり
30年前のトヨタ
30年前の日産
30年前のダイハツ
30年前のスズキ
車種/メーカー関係無く、なんか趣味車っぽい(笑)

「30年前」って響きがちょうど良いのではと思うんですねー(繰り返しますが私見です)

これが10年前だと「なんとなく乗り続けてる中古車」(うちのタントが今ココ)
20年前でも「なんか頑張って維持してる」が趣味車よりイメージとして先立つ気がするし、
また一方で「40年前」以上だと「大変そう」「うわー」になってしまうような…

まあ個人の感想なので。
実際にはこのブログにも書いている通り
30年でも結構「大変」ですし、
20年でも10年でも趣味の対象ですよ。

ね、ご同輩の方々?
お盆休みでようやく筆が動くようになった、と言う理由ばかりではないのですが、いくつかネタにしてたものを連投してます。今回は短文ですのでお気楽にどうぞ。



とかく欧州はEVの普及率が高い、日本はたったの3%で低いと言われてますね。普及率と言いつつその中身は「新車販売数における割合」なので、これだけでも相当印象操作されてる感がありますけど…




でもそう言う時に引き合いに出される欧州の国は決まって
ノルウェー90%
アイスランド71%
スウェーデン60%
フィンランド54%
(2024年新車販売、ネット調べ、概数)

…んんん?
欧州での自動車大国(自動車関連の統計では必ず出てくる、独・仏・伊)が引用されてないのはとっても怪しいですよね!

そこで調べてみました♪

ドイツ20%
フランス20%
イタリア4%
(同)

なるほど!
BEV推進派がこれらの代表的な国を挙げない訳ですね。
確かにドイツフランスの20%は日本の3%に対して多いと言えますが、インパクトはそれほどではないですし、ましてやイタリアの4%に至ってはほぼ日本と同等。

だから統計ってまずは疑うところから始めなさいと言われる訳ですよ。



日産GT-R試乗(Model Year 2025) 





最後のGT-Rに試乗してきました。
一昨年試乗したMY2023のT-specとの一部比較も含めて久々の(ほんと久々の!)試乗記を書くことにしました。

GT-R、しかも最新の年式にどこで乗れるの?というあなた、
こればかりは関東在住のメリットなのです。
つまり「日産グローバルギャラリー」@横浜みなとみらい
日産のグローバル本社付属のギャラリーでは、無料で車のプロ同乗の試乗ができちゃうんですよ。


  試乗車

販売しているものではないので、同乗してくれた方のコメントをそのまま信用してグレードと装備を検索し記載しました。後から思うと色々信用できないところもあり、うーん…

GT-R Premium edition:1558万7000円
オプション:
・ブルーヘブンインテリア(前席・後席セミアニリン本革シート)
・ナッパレザーインストパネル、ファッショナブルインテリア(前席・後席セミアニリン本革シート)
・ナッパレザーインストパネル
走行系のオプションは無いとのこと。タイヤもランフラットのまま。
とは言え、見た目からマフラーがオプションのFUJITSUBO製チタン合金製マフラーのような気もしますが、、、まあ良いとしましょう。





  仕様

 ◾️寸法・重量
全長 4710mm
全幅 1895mm
全高 1370mm
ホイールベース 2780mm
トレッド  1590/1600mm
最低地上高 110mm
車両重量 1770kg

 ◾️エンジン
エンジン型式 VR38DETT
最高出力 570ps(419kW)/6800rpm
最大トルク 65.0kg・m(637N・m)/3300-5800rpm
DOHC・V型6気筒ターボ
総排気量 3799cc
内径×行程 95.5mm×88.4mm
圧縮比 9.0
燃料タンク容量 74リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン

 ◾️足回り系
ステアリング形式 電子制御パワーアシスト付ラック&ピニオン式
サスペンション形式(前) 独立懸架ダブルウィッシュボーン式
サスペンション形式(後) 独立懸架マルチリンク式
ブレーキ形式(前後) ベンチレーテッドディスク式
タイヤサイズ(前) 255/40ZRF20
タイヤサイズ(後) 285/35ZRF20

 ◾️駆動系
駆動方式 4輪駆動
トランスミッション
 GR6型デュアルクラッチトランスミッション
(ファイナルドライブ一体型トランスアクスル方式)

 ◾️燃費その他
WLTCモード 7.8km/L
市街地モード 5.2km/L
郊外モード 8.4km/L
高速道路モード 9.3km/L

トランク容量 315L
最小回転半径 5.7m

 ◾️ボディーカラー
アルティメイトメタルシルバー
これはGT-Rが2007年に登場した時から(さらに言うと試作車の時から)のイメージカラー。
定番でよく見かける色ですが、やはり似合いますよね。

以下、それぞれの項目に沿っていつもの通り全くの私見でお送りします。

  外観

無いものねだりになっちゃうんですが、個人的にはコンセプト/プロトタイプのデザインが好きなんですよ。


(画像はネットからお借りしてます)


今見ると不格好なんですけどね。そこがイイ。
そもそもGT-Rって一般的な「美しさ」とは違う方向性でデザインされてますよね。
そういう意味でも、最もその思想が純粋なコンセプト/プロトタイプに惹かれてしまうのは仕方ないと言うか。もう少しヘッドライト周りのデザインが引き継げなかったかなあと思ってしまいます。今のLED前提のデザインであれば、もっと細長くなっていたのかな?

構成に面や線が多いのは好みかどうかと言えば好みではないのですが、これはもうGT-Rの個性と割り切る必要があるのかな、と。箱スカの時代から32R〜34Rでも全て線多めですからね。

  内装

内装ではこのライトブルーの使い方が気に入りました。シートのみならずドア内張、ステアリング、ダッシュボードまで色味もよく揃えられていて、外観のゴツさとのギャップも良い感じです。しいて言えば、シートのサイドサポートはもう少し広い範囲でライトブルーを使った方が、車内のコーディネート感がもっと増したように思います。





機能面で一番気になったのは運転席正面のメーター。
340km/hまで振られているのは良いんですよ。そもそも300km/hをアマチュアドライバーが無理なく出せるのをコンセプトの一つに挙げていたくらいなんですから。
でも、ちょっと問題が。
日本のみならず常用域とされる20-100km/hの範囲が、ちょうどステアリングのホーンの影になるんです。私は比較的着座位置を高めにしているにもかかわらず、です。これはいただけないですよ。ステアリングの隙間から手前の機器類、ステアリングの上は外部の視界と言う視野設計をしているのならまだしもです。




また、走行モードの切替スイッチがセンターコンソールの奥まったところの、とても操作しにくい場所にありました。自分では走行中に間違えそうなので、今回は助手席の説明員兼ナビゲーターに操作してもらったくらいです。確かに実際に所有したらしょっちゅう切り替えるものではないと思いますが、それでも走行シーンで(つまり走行中に)操作する機能だと思います。それがこの扱いでは、どうかなと。




 シートその他

シートは良くも悪くも普通です。写真からでも伝わるかと思いますが、サイドが高くて座りにくいとかは全然なし。
良く言えば違和感が無い。悪く言えば特別感が無い。まあ特別感は上にニスモがあるのでそちらをどうぞ、ということなんでしょう。
ただ、少なくとも今回の試乗30分で腰が痛くなるとかズレが気になるとかは一切無かったことはコメントしておきます。

それから狭くてほぼ上から出し入れする形ですがしっかりしたトランクも付いてきます。
近頃の同じくらいパワーのあるハイパフォーマンス乗用車はバンパーレベルからトランクが開くのですが、これは違います。
記憶をさかのぼると190Eがこの形で、出し入れする時にいったん肩くらいまで荷物を持ち上げる必要があり、鍛えられたのを懐かしく思い出しました。


    走行

コースは市街地のみです。どうやら高速道に連れて行くと、気が大きくなって踏みすぎる人が多いからなんだそうです。(ほんとかな?)
ともあれ法定速度に準じて運転せざるを得ないので、ほぼ時速60km以下で走ることになります。
この車の本領発揮するシチュエーションではないものの、実際に所有したら大部分はこのような市街地を走ることになるでしょうから、その観点では意味があるのかな?
気を遣うのはまず歩道の段差。スポーツモデルでは定番の注意ポイントですが、GT-Rは視界が乗用車寄り(適当に見晴らし良好)なので油断しがちです。
試乗開始直後、日産の敷地から出るところが特に要注意らしく、助手席からゆっくりゆっくりでお願いしますと何度も声を掛けられました。
室内への音の侵入は少なめです。これをプラスと捉えるかは微妙なところですが、最近の騒音規制(車外に放出する)を守ると、剛性を上げるべく密閉度の高い構造になっている今どきのクローズドな車では自動的に車内に漏れてくる音も少なくなり、苦肉の策としてスピーカーで補助しているとのこと。そうか、あれはサウンドチューニングをごまかしているのではなくて、規制による弊害だったのねとなんか納得。ちなみにGT-Rはスピーカー使っていないそうです。

実は印象がもう薄れてきているので単独での試乗記は書けないのですが、一昨年MY2023のTスペックに一度試乗しているんですよ。同じコースで。





その時の印象のほうが遥かに良いんですよね。初GT-R試乗でバイアスがかかっていた可能性はありますが、少なくともエンジンの感触だけは、Tスペックのほうが良かったと断言できます。それは単なるプラシーボ効果ではなく、やはり1台1台手組みで精度を高めていたからだと想像しています。いやあ、V6でもこんなに滑らかに回るんですねと試乗している間に何度も言ってましたから。

それが今回のMY2025ノーマルGT-Rでは全く感じられなかったんですよ。
同乗された方はTスペックはブレーキがセラミックなだけでその他は変わらないと言っていましたが、後から調べてみると真っ赤なウソではないですか。仮にもプロとして試乗サポートする立場なんですから、このくらいの基本事項は抑えておいてください!とこの場で強く要望してしまいます。しかもですよ、私がその答えに強い疑念を示したにもかかわらず、です。さらに言えば足回りのチューニングも違っているはずですよね。そちらは正直なところ走行モードの切り替えで紛れてしまうところもありましたが、並べて比較したらきっとわかったと思うんですよ。
正直なところ、同乗される方は広報や販売のプロと言う訳ではない(レーサーやテストドライバーが多い)ので、一部仕方ない面はあるけれど、こういうところでガッカリさせて欲しくはないです。
いずれにせよ、エンジンに粒立ちの揃った滑らかさが欲しいのであれば、T-specだと思うんですね。
逆にちょっと粗さがある方が実感があってイイと言う方にはT-specだと物足りなさがあるかもしれません。このあたりは日本酒に喩えると澄み切った中に絶妙な味わいが隠れている「大吟醸酒」か、荒々しい飲みごたえを求めて「普通酒」かみたいな?自分は圧倒的に大吟醸酒側なのですが。わかるようなわからないような喩えですみませんが。

あと街中を走っていて思ったのは、ステアリングのギア比がちょうどいいなということ。最小回転半径5.7mって今の基準からはすごく小回りが利かないイメージなんですが、交差点から左折する時などは自然に回っていくんです。これって普通の乗用車なら普通過ぎて書くことでもないんですけど、一部のスポーツカー系ではうまく曲がりにくかったりすることがあるんですね。左側面の死角や巻き込みが怖かったり。
そういうところも含めて、GT-Rって価格に似合わない庶民的な面を持っているなあと。諸々の同格スポーツカーって、セカンドカーが前提だったりするじゃないですか。(乗用車やSUVベースの速いのは除く)
そういうのに比べるととっても「乗用車」。1台持ちでもなんとかなる日常性があります。

  まとめ 


視界が乗用車寄りと書きましたが、パフォーマンスや位置付けは明らかにスポーツカーしてるところが、やはりGT-Rの個性なんだろうなと。前の世代(R34以前)は常に乗用車ベースの域を出なかったので、AMGやMのカテゴリー。それなら日常性が不可欠なのもわかりますが、GT-Rとして独立したR35でどうしてそこまで日常性との両立にこだわったのか、水野さんに伺いたいものです。(どこかに書いているかな?)

ともあれこれでR35世代は終了、次のGT-Rが果たして生まれるのかどうかさえ不透明な状況ですが、他のメーカーではGT-Rが作れない以上、日産に期待するしかありませんね。

最後になりましたが、GT-Rにはプレステのグランツーリスモシリーズにハマっていた頃、攻略に大変お世話になりましたこと、付け加えておきます。

【追記】

 TODAY'S
 
自動車税という名の理不尽


今年も届きましたよ自動車税。

もちろんもれなく加算課税付きにて「76,400円」





私のAMG C36は1995年産の30歳。今の平均車齢が10年と聞くからには「敬老」の対象と言っても良いのでは?

なのにその年数だけで加算課税ときたもんですよ。これって「古い=悪」の時代の発想ですよね。今の価値基準からしたらもうハラスメントですよ、クラシックカーハラスメント。略してクラカラ。


確かに燃費なんかは今のクルマほど良くはないですよ。でも例えば私なんて年間3000kmしか走らないのに環境負荷をどうこう言われてもねぇ…


まあ環境と付く法律や税制は嘘だらけで、

お粗末で非合理的

なのは自明の理なんだけど。


そもそも税制の大部分(全てではない、と思う)が

お粗末で非合理的で理不尽

なのでそこに過大な期待するのが間違っているのかもだけど。


とは言え悪法であっても法は法ですから

きっちり支払い完了しています!




追記

これも前に書いたけど

欧州では国によって違いはあるけれど原則古いクルマの税金は免除あるいは軽減されるとか。



その理由の一つに「文化財としてのクラシックカーの海外流出防止」があるそうです。まさしく今それが起こっているのに、手を打たない。打とうとしない。これって、明治時代に江戸文化財としての浮世絵とかが大量に海外流出したのと似たような状況にも思えるのですが…




出典 武家文化研究会(リンク先は先頭にhを足してください)

ttp://samurai-no-kokoro.jp/protect-ryu.htm