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のぉーぶるのクルマとグルメとホームシアター

クルマ全般(自分はAMG C36とタントカスタムの2台持ち)、ホームシアター、スイーツ系中心のグルメなど、文字数多めのブログです。しっかり読んで感想お待ちしてます♪



  JMS障がい者特別招待日

2013年、2015年、2017年、2019年そして前回の2023年と毎年、障がい者特別招待日について当ブログで紹介してきました。
主催者発表が9月になるのも恒例化しているようです。こちらの記事も遅くなりました。

でも身障者の方々、安心してください。申し込みはまだまだ間に合います。
(申し込み期限は9/30火曜まで)


 日程

障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日は、10/31(金)です。

10月最終金曜日も恒例ですね。
いつも書いていますが、身障者手帳所有者と付添者1名(車椅子使用者なら2名)が同伴可能となります。

 見学時間

今年はさらに見学時間が長くなりました。身障者ならなおさらゆっくり回りたいですよね。

過去を振り返ると

2013年は13時から18時までの5時間

2015年は14時半から20時までの5時間半

2017年は13時半から18時までの4時間半

2019年は14時から18時までの4時間

2023年は9時から18時までの9時間!

そして今回2025年は

9時から19時までの10時間!!


これ以上は朝8時からか夜8時までか、それだと体力的に厳しい方も多くなりそうなので、このくらいが到達点だろうと思いますが、
例えば午後からゆっくり向かうとかと言う人には選択の幅が出来て良いですよね。

ただこれも恒例ながら、
午後1時半からは一般客も合流するので、
午前中の9時から13時半までが人気スポットを狙うなら勝負です。

行ったらまた、レポしますね!


 公式案内と申込方法

以下、公式からテキストベースで貼付・紹介させていただきます。
該当される方、該当の方のお知り合いなどでご興味と機会のある方は、ぜひ。
申し込みはリンク先に「お申込みはこちら」があります。JMS公式




「障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日」参加者募集!!

Japan Mobility Show 2025では、一般公開に先立ちまして、障がい者手帳をお持ちの方を対象とした特別見学日を設けます。 是非とも、この機会にご来場ください。
本見学日のご入場は完全予約制としております。
下記、WEBフォームより必要事項をご入力の上、お申込みください。

開催日時・場所
開催日時:2025年10月31日(金)9:00~19:00
場所:東京ビッグサイト

参加対象・入場料
参加対象:障がいの種類、等級関係なく、障がい者手帳などの原本、またはミライロIDをお持ちの方で、会場までご自身、または付添者の補助により来場し、見学することが可能な方

※障がい者手帳をお持ちのご本人様1名に対し、必要な介助ができる付添者は1名様まで同伴可能です。ただし、車いすをご利用される場合は2名様まで同伴可能といたします。
※障がい者手帳をお持ちのご本人様が小学生以下の場合は保護者の同伴が必要です。
入場料:無料

※入場時に障がい者手帳などとお申込み確認メールを拝見させて頂きます。
障がい者手帳などの原本、またはミライロIDをご提示ください。

お申込み
お申込み期間
9月1日(月)-9月30日(火)

お申込み方法
WEBフォームより必要事項を入力の上、お申込みください。

お申込み後の流れ
①【お申込み直後】登録いただいたメールアドレスへお申込み確認メールを自動送付いたします。
※お申込み確認メールが届かない場合は、ページ下部に記載のある「Japan Mobility Show 2025 東京ビッグサイト事務局」まで、ご連絡ください。
②【10月27日(月)までに】来場前のご案内をメールにて送付いたします。
※当日は障がい者手帳などと、お申込み確認メールを必ずご持参ください。


注意事項
募集期間を過ぎた後、追加のお申込みは承っておりません。
付添・介助の方は、障がい者手帳をお持ちのご本人様と同時にご入場ください。
会場内のガイドや補助スタッフは付きませんのでご了承下さい。
車いすの貸し出しはありませんので、必要な方はご持参ください。
自家用車での来場をご希望の方は駐車券を発行いたしますが、会場の駐車枠に限りがある為、駐車券の発行は先着順といたします。
いかなる理由でもご購入済みの入場券の払戻しはできませんので、ご注意ください。
会場内の飲食エリアで販売する飲食物及び、各コンテンツは有料です。
お申込み対象の方は下記いずれかの証明書をお持ちの方
身体障害者手帳
精神障害者保健福祉手帳
療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
被爆者健康手帳
戦傷病者手帳
障害者総合支援法および児童福祉法に基づく障害福祉サービス利用のための各種受給者証
難病法に規定する特定医療費(指定難病)受給者証
児童福祉法に規定する小児慢性特定疾病医療受給者証
見学会における個人情報の取り扱いについて
※ご応募の際に記載の個人情報につきましては、本見学日以外で使用いたしません。
※取得した個人情報は法令などによる場合を除いて第三者に提供することはありません。
※本ショー終了後、取得した個人情報は適切に保管または削除いたします。
お問い合わせ
ご不明な点は、こちらをご覧ください

Japan Mobility Show 2025東京ビッグサイト事務局
TEL:03-5530-1315(対応時間:平日9:00~17:00)
E-Mail:jms2@tokyo-bigsight.co.jp




 TODAY'S
 
カキ氷 こでん2025


はじめに


そう言えば、何か記事にし損ねているような、、、

と思ったら、これでした。


そう、いつもなら開店早々に書いていた

「カキ氷 氷伝(こでん)」です。


今年も新商品が導入されたので、簡単ですがご紹介記事を「今更ながら」投稿しますね。まだまだ暑いので違和感は無いと思いますが…


こでんのご紹介

既に今年はリピ4回くらい?

すっかり我が家の夏の風物詩、

地元のカキ氷屋さん「こでん(氷伝)」です。


これは毎回書いているのですが、

以下の相乗効果により、とても幸せな気分になれるカキ氷をここでは味わえます。


・ミルク氷をとても繊細に掻いている(欠き氷ではなく掻き氷)ので、氷なのにアイスクリームのごとく舌の上でとろける

・和菓子屋ならではの抹茶やあんこも勿論絶品なのですが、最近は地元産のフルーツを使ったコンポートにチカラを入れてます

・ココアやコーヒーゼリーなど、あまり使われない素材を大胆に使用しながらも、ほぼハズレ無し


カップサイズは通常SとMが選べますが、

今回はスペシャルな

【生ゼリー&カキ氷】です!


本日のメニュー

・梨(藤沢産)の生ゼリー+いちごソース(藤沢産) 

・生桃ゼリー(生の桃が半身)+ブルーベリーソース(藤沢産)

の取り合わせにしてみました。(シーズン最初の頃には無かったメニューです。油断ならない…)

お値段はどちらも税込1180円。





実は生ゼリーはそれぞれ単品でも販売しているんです。(ゼリー単体だと税込540円)

で、その上にカキ氷を言わばトッピングしてくれるというわけ。もちろん添え物レベルのトッピングなどではなくて、カキ氷だけでもしっかり成立するくらい(写真でおわかりの通り滴るくらい)に載せてくれてますよ。




この他にやはり地元産の生ぶどうゼリー(藤稔)もあるのですが、次回のお楽しみに。


以下簡単に紹介していきます。



梨の生ゼリー+いちごソース


いちごは酸味と甘味のバランスが抜群かつ濃厚で、こちらのミルク氷にとてもよく合っています。特に今年はミルクをややあっさり気味に仕立てているようなので、さらに相性も良いようです。

万人受け間違いなしの鉄板メニュー。




カキ氷を崩さないように食べ進めると、この透けて見えている梨ゼリーに到達します。





最近はゼリーも滑らかさを重視してトロトロなタイプもよく見かけますが、こちらのゼリーはややオーソドックスとも言える硬さ。でもそれがイイ。もちろん硬すぎるなんてことはなく、でもカキ氷をシャクシャク食べてからゼリー層にキチンと変わったなと伝えてくれる感触は、コラボメニューならでは。

肝心の梨も、生でしか味わえないフレッシュな歯触りと瑞々しい香りが拡がります。おそらく相当選別したものなんでしょうね。これが単品540円は、ゼリーだけでまた欲しくなります。

今回はいちごソースと合わせましたが、柑橘系との相性も良さそうです。と言うか、この梨でトッピングソースを作ってもらって、ダブル梨でいただきたいです。



生桃ゼリー+ブルーベリーソース





今回のソースはこちらが白眉。

いちごは確かに間違いないのですが、ブルーベリーが良いかも、と思われた方はこちらを選んで後悔させません。いや、迷って選ばなかったら後悔するかもと言うくらい、今年のブルーベリーソースの出来が良いです。濃厚かつ芳醇な甘味と香り、それでいてスッキリした喉越し。これぞカキ氷のソースですよ。ソースが濃厚なので、氷になかなか沈んでいかないくらい。これはこの夏の間にリピしたいですね!


こちらも氷の下にゼリーがあります。順序から言えばゼリーの上に氷が正しいのですが。

こちらの桃ゼリー、写真ではよくわからないかもしれませんが、桃が半身丸ごと入っているのです。

なので缶詰の桃みたいに見えてしまうのがちょっと残念なのですが、食べてみれば一目瞭然。生の果実をきちんと調理したものだとわかります。

こちらもお値段540円。昨今のフルーツパフェなどの高騰ぶりを見ると、とてもリーズナブルに思えますがいかがでしょうか。


さて、今年はあと何回行けるかな…







はじめに



今年はモビリティショー(JMS)の年。

前回、JMS2023の総括を記事にしているので、今のうちにここで振り返ってみて、自分で自分の記事にコメントしてみます。


今回の記事は

「過去記事の再掲」

「手前味噌」

「自画自賛」で出来ています。

そういうのはいらない、と言う方は閲覧ご遠慮ください。さらに言うと長文の上に引用とコメントが混在して、、、とっても読みにくいです。ゴメンナサイ…


それでは以下。



  前置き1

ジャパンモビリティショー。


前回は2023年に開催し、今年は「モビリティショー」となって2回目の開催になります。

既に明らかになっている範囲では、おおむね前回の開催をベースにしているようです。

ロゴも全く変わっていないし。


こちらは2023年版



Tokyo Future Tourも「Tokyo Future Tour 2」として継続される模様。

子供向けの「キッザニア」も健在です。


実際、来場者数は111万人以上と「成功」と言ってよい結果だったので、あえて2回目にして大きく変える必要は無いですもんね。

今年の「障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日」は2025年10月31日、申し込み方法などが公開されましたらまたこちらでも紹介していきたいと思います。


  前置き2

さて。ここから前回の記事の振り返り。

手前みそになりますが、読み返してみるとなかなか良いことを書いている。(完全に自画自賛です)

色々なメディアで記事を見てきましたが、視点の客観性(公平性)と言い、バイアスをかけていない評価や提案と言い、、、

ねえ、評論家の皆さんもこのくらいのことを書いてくだいさいよと言っても怒られないんじゃないかってくらい。(完全に自画、、以下略)


以下、当時の記事を再掲しながら、1年半経過後の自己レビューをつけていきます。


見分けられるよう、

前回の引用は「斜体」

今回のコメントは全て「ボールド」

で表記しています。注)写真は適宜追加しています


  本文

Tokyo Future Tour



(この斜体が引用。以下同じ)

今回の新規展示の目玉は(一般的には)「Tokyo Future Tour」だったかと思いますが、正直イマイチでした。何がイマイチと思わせたか。

以下列挙します。かなり辛辣ですが、鳴り物入りで誂えた新エリアなのですから、その期待に応えてくれないと。

・最初に見せられるテーマ映像(ショートストーリー)が安っぽい。最近のCGアニメを見慣れた目には、そこらへんのデスクトップPCで学生が習作で造るレベルに映ります。




▶︎これは我ながら厳しい言い方ですね。CGはお金(機材)とマンパワー(能力×時間)ですから、初回はきっとコンセプトが固まるまでに時間がかかって実作業時間はきっとすごく少なかったんでしょう。

今回も同じようなコンセプトムービーが作られるでしょうから、完成度の向上に期待しましょう。


・唐突すぎる「ゴジラ-1.0」の乱入。それ自体で失笑してしまう上に、酷いことにゴジラがほとんど認識できない。登場時間も一瞬で、単に話題作りのために登場させただけ感が満載。





▶︎今年はゴジラは公開されないのですが、ハザード対応は共通のテーマかと考えます。どういうハザード(災害)をインサートするんでしょうね。邦画だと「TOKYO MER 南海ミッション」とか?!それともまたゴジラの焼き直しだったりして。(だったら嫌だな)


・没入感を持たせたいためのアイマックス(水平方向に拡張するための三面使用)なのだろうけど、自分視点としてはパースが合わないので没入できないし、途中でドローン視点に切り替わるのでさらに没入しきれないうちに終了する。


▶︎これはあまり変わらないだろうと思ってます。演出側の発想が貧弱とばかり言えません。来客側も単に大画面と言うだけで喜ぶ人がいる(多い)のが実態なので。もう少し視点誘導の工夫があると見やすくなるのですが。


・色合いやデザインが二次元アニメでしかもパステル調。リアルな未来観を伝えたいのなら、まるで本物と思わせるようなものでないと。


▶︎これもそういうものだと言われてしまえばそれまでかと。次回も同じ路線かどうかは不明ですけど。

先日終了した最新のガンダム(ジークアクス)のキャラデザインについていければ多分平気。

※余談ですが「ジー・クアクス」です。「ジーク・アクス」と読むと「ロール・スロイス」と同じだと言われてしまいそうです。(このブログに来られている方なら、ガンダムはわからなくてもRRの間違いはおわかりですよね)



・音響がプア。ただステレオ音源(疑似サラウンド程度)を垂れ流してるだけで、最近のアトラクションでは当然の、上下方向も含めた3D音響になっていない。


▶︎これも酷い言われよう(我ながら)。リスニングポイントがバラバラで立ち見なのだから、正確な3D音響は不可能に近いので、ここまで言う必要は無いですね(我ながら)。

入場者に3Dヘッドホンを配れば解決しそうですが、それだけでも現実的ではないのに加え、

座席に座るわけではないから見る方向の自由度が高いので一人一人ヘッドトラッキングをして、向いてる方向に合わせて流す音源を全てカスタマイズしないといけないのでさらにハードルは上がる一方。。

疑似的なものに割り切れば、音源(スピーカー)を天井含めて立体的に配置すれば「なんちゃって3D」は実現可能ですが、それだとまた「中途半端」な気もするし。

そうなると結局元のまま「音の迫力で押し切る」が現実的かなあ。ぜひ知恵を使ってバージョンアップしてほしいところ。


レイアウト

どうやってメーカーの並べ方を決めているのか、これは毎回の疑問です。

入口から近いエリアにトラックメーカーを固めたのだけは良くわかりました。奥にしたら誰も行かないからですね。公式にも聞いた気がします。

ただそれ以外になると、なぜトヨタとレクサスが別々なのかとか、3社しかない輸入車メーカーを分散させる意味が本当にあったのかとか・・・

そのあたりは昔の、狭い通路にギッシリ観客が詰めかけ、コンパニオンを撮影するカメコが通路に溢れていた時代の発想ではないかと思います。

人気のあるブースを分散させるやり方は、確かにそういう時代には有効だったかもしれません。

しかし、例えば博物館の展示を考えたとき、時代も種類も異なるものをバラバラに展示しますか?しないですよね?

このショーだって、本来であれば開催側が伝えたいことをきちんと伝えられるように考えて配置がされるべきだと思うのです。

今までは物理的な制約でやりたくてもできなかった、それは仕方ない。でも時代が変わって配置しなくてはいけないメーカーが減った。お客も減ってる。

その結果としてブース間がとても広く、通路は昔の倍くらい取れてました。各社ブース内も(本当の意図は不明ながら)何も置かれていない空間がたくさんあって、とても回りやすかった。

客の人口密度が減った?やった、これで本来やりたかったことがやれるようになった!と逆転の発想をした人はいないのでしょうか?

今までの優先順位である「混乱無く来場者をさばく」から、もっと意識を上げて「来場者が効率よく回れる」「開催者の意図をわかりやすく伝える」ためのレイアウトがあったはずです。


▶︎ここの文章にも「せっかくだからもっと良くしようよ」という主張が込められています。決してディスっているわけではないですよ。

この後に書いていますが、前回は全体として「笑顔の提供」(イメージや雰囲気の提供)から「情報の提供」にシフトしているように思えたくらいなので、そうであればメーカーを人気ごとにバラバラに置くのではなく、ショー全体として伝えたいことを伝わりやすいように配置することのほうがより重要になってきているのではないでしょうか。

このあたりもぜひ!今年は期待しているところです。



説明員

コンパニオン(笑顔の提供)から技術説明員(情報の提供)にシフトしたのかな、と思うほど、各社ブースでは技術説明員の姿が目立ちました。地味な印象にも寄与してましたが・・・


▶︎笑顔の提供→情報の提供 のシフトを一言で表現したのはよかったですね。今年もバランスは技術寄り(コンパニオンのお姉さん少なめ)になるのでしょうか。まあそれはそれで面白かったので良いのですが。

それに隠れキャラ的に(爆)、コンパニオン/モデルと見間違うかのような技術説明員の方(男女とも)もおられてですね、それもまた一興なのですよ。

この方は社員さんで説明員でした



 



特に印象に残っているのはFT-Seの説明をしてくれた方。(「別記事で」とトヨタの記事で書いたのはこれです)

(中略)


実際の会話の一部はこんな感じ。(話は盛ってません。むしろ忖度して省いてます)

冗長ですが楽しそうな雰囲気が伝われば幸いです。


「FT-Se、サイドのドアと後輪の間にある”切り欠き”って、可動してエアブレーキになるとかあります?」

「いや、それも考えたんですけど、法規で車幅が変わっちゃうのがダメなので」

「これってスズキさんのスイフトみたいに平置きされたコンセプトカーって訳じゃないから、市販前提・最優先じゃないんでしょ。だったら法規に縛られる必要無いですよね?」

「言われてみればその通りですね!普段まず法規を守ることから仕事しているので」

「それはコンプライアンス的には100%正しいんですが、せっかくコンセプトカーを手掛けるのだから理想を優先しても良いのでは?」

「おっしゃる通りですね。視野が狭かったようです。でも部下も私も目の前のことで手一杯で、ついこういう思考になっちゃうんですよね」

「いやいや、今のモリゾーさんが開発現場を直接見てくれてるうちが、理想を掲げて好きなことをやるチャンスなのでは?と、部外者的には思いますけど?」

「うわ、、失礼ながら同業者ですか?・・・違いますか。よく事情ご存じですね。おっしゃる通りなので、いつまで今の感じで出来るのかなんて話したりしてるんですよ」

「だったらさっきのエアブレーキだって、『今の法規には合わないが安全に寄与する技術として世に問いたい』って実装しちゃえば良かったじゃないですか。クルマが停まるためにはタイヤと路面の摩擦、ディスクとパッドの摩擦だけで今は制動してるけど、それに上乗せするのは空気の摩擦(抵抗)だとか言って」

「ほんと、言われてみればその通りですね。デザイン側から実は色々提案を受けることもあるんですけど、法規がネックになることが殆どなんですよ」

「法規って、しょせん過去の技術を基にして作られてるじゃないですか。だから時代が変われば変わっていいと思うんですよね。自動車のエアブレーキとか、微妙な制御ができなかった時代にはむしろ危険だったと思うんですけど、三菱さんの昔の、80-90年代前半とかのコンセプトカーとか凄かったんですよ。HSRでググってみてください。HSR-Ⅱなんて車体の前後左右に可動フラップだらけですよ。派手にバタンバタン動くもんだから、当時はなんかネタみたいな感じで現実味は少なかったです。コーナー回る時にイン側だけフラップが持ち上がってエアブレーキかけるとか、今ならトルクベクタリングで同じことが出来ちゃってます、とか。でも気流のアクティブ制御とかは、今ならリアルタイムにフィードバック制御が可能なんだから、出来ることは飛躍的に増えてますよね」

「電気自動車なら四輪独立制御も普通にできるし、演算するためのCPUもセンサも、ADASもあって従来車よりケタ違いに高性能になってるから、それらの資産を流用すれば追加コストも抑えられそうですよね、、、これアリかもな」

「そうですよ。そうした変化を具体的なベネフィット(利益)として私たちに示すのが、コンセプトカーの役目でもありますよね?特にこのケースは安全をキーにできるから、規制緩和もしやすいはず」

「いやあ、お話しできてよかった。さっそく社内で話をしてみます」

「こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました」


▶︎このように、過去これだけ深みのある会話ってモーターショーでしたことあったかな、と思えるくらいに各ブースで技術的(と書いてクルマオタクと読む)な会話を楽しむことができました。

トヨタブースのこの会話が一番印象に残りましたが、マツダしかり、三菱・日産・ダイハツ・スズキ・ホンダ、、、どこのブースにも深い知識と見識を持った説明員の方たちがいて、門外漢のこちらの勝手な意見を真摯に受け止めてくれた上で、きちんと意見を返していただけたのは本当に嬉しいものでした。その後トヨタでエアブレーキの本格検討を始めたという話は寡聞にして存じあげないけれども、社内でどういう話になったのだろうかが気になります。万一にも今年のコンセプトカーで(提案通りの)エアブレーキを活用した展示があったら文字通り有頂天になってしまいそう。





残念ながら輸入車ブースは(そもそも数も少ないけれど)、技術的に芳醇な話が出来たかというとその点ちょっと食い足りない感じがした(かと言ってビジュアルで圧倒したかと言うとそうでもなく)ので、今年はそちらにも注目していきたいところです。


なお前回の記事全文はこちら


クルマ好きなんです、
と言うと社交辞令も含めて聞かれますよね
「何に乗ってるんですか?」と。

昔はこれが苦手でした。
いや、さらに昔の、117クーペに乗ってる頃はそのまま答えてましたよ。


(写真はネットからお借りしました)


同世代だと知らない人も少なくなかったですが、ほら見た目からしてオシャレだし、なんだか「趣味!」って感じするじゃないですか。ハマればジウジアーロがああだこうだ、いやいやベレットがこうのと話が弾んだものです。

これが190Eに乗ってからは。
「ベンツ、、いやー、と言ってもあれですよ小ベンツ。一番小さいやつ。あれね、案外乗りやすくて良いクルマなんですよねーあははは」
聞かれてもいないのに言い訳がましく説明してました

(写真はネットからお借りしました)


確かにスリーポインテッドスターの紋ドコロのご威光はいまだ(一部で)健在なのですが、それゆえに
「クルマ、好きです。趣味ですね」
「え、何乗ってるんですか?」
と言う会話になると、「ベンツ」ってなんとなく答えにくいんですよ。




同じような価格帯でも、
独御三家のビーエムやアウディ、プジョーやルノー、フィアットの方がはるかに「趣味のクルマに乗ってます」感が一般には強いと思いませんか?

ベンツはなんか、クルマと言うよりお金の単位っぽい(笑)

1ベンツ、2ベンツ、みたいな(爆)

一般的な人から見て、(勝手に想像する)価値が普遍的なんでしょうね。それが証拠にそう言う人たちって、車種も年式も聞かないで「ベンツですか!凄いですねー!」と言いがち、言われがち。

これに似た例として(全くの私見です)
・タワマン買った→凄いですねー!(場所も階数も広さも眺望も聞かない)
・ヨット買った→凄いですねー!(メーカーもサイズも…以下略)

ただすごいと言われるよりも、
何円で買ったかを聞かれるよりも、
なぜそれを買ったか、そして買ってみてどうか
をどうせなら聞かれたいですよね!

で、それに対抗すべく最近よく使うのが
表題の回収となる
「30年前のベンツ」または「30年前のAMG」
と言うフレーズ。
これは案外、「趣味のクルマ乗ってます感」がある気がすると言うか、相手の反応を見るにかなりストライクな気がしてます。

旧車のウケが世間的にもやたら良くなっているので、
実はこの接頭語「30年前」はベンツのみならず何に付けても良いと言うことも発見しました。
注)もちろん、接頭語無しで趣味が主張できるクルマには不要なのですよ!!むしろ邪魔かと。

つまり
30年前のトヨタ
30年前の日産
30年前のダイハツ
30年前のスズキ
車種/メーカー関係無く、なんか趣味車っぽい(笑)

「30年前」って響きがちょうど良いのではと思うんですねー(繰り返しますが私見です)

これが10年前だと「なんとなく乗り続けてる中古車」(うちのタントが今ココ)
20年前でも「なんか頑張って維持してる」が趣味車よりイメージとして先立つ気がするし、
また一方で「40年前」以上だと「大変そう」「うわー」になってしまうような…

まあ個人の感想なので。
実際にはこのブログにも書いている通り
30年でも結構「大変」ですし、
20年でも10年でも趣味の対象ですよ。

ね、ご同輩の方々?
お盆休みでようやく筆が動くようになった、と言う理由ばかりではないのですが、いくつかネタにしてたものを連投してます。今回は短文ですのでお気楽にどうぞ。



とかく欧州はEVの普及率が高い、日本はたったの3%で低いと言われてますね。普及率と言いつつその中身は「新車販売数における割合」なので、これだけでも相当印象操作されてる感がありますけど…




でもそう言う時に引き合いに出される欧州の国は決まって
ノルウェー90%
アイスランド71%
スウェーデン60%
フィンランド54%
(2024年新車販売、ネット調べ、概数)

…んんん?
欧州での自動車大国(自動車関連の統計では必ず出てくる、独・仏・伊)が引用されてないのはとっても怪しいですよね!

そこで調べてみました♪

ドイツ20%
フランス20%
イタリア4%
(同)

なるほど!
BEV推進派がこれらの代表的な国を挙げない訳ですね。
確かにドイツフランスの20%は日本の3%に対して多いと言えますが、インパクトはそれほどではないですし、ましてやイタリアの4%に至ってはほぼ日本と同等

だから統計ってまずは疑うところから始めなさいと言われる訳ですよ。