球 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

2期制である母校は、只今前期期末テストの真っ最中。

 

先週から部活動も自粛され、校庭は静かな毎日でした。

 

が、今日は午後から生徒が校庭に出てきたようです、

 

・・・まだ来週前半も試験があるはずなのに!

 

 

 

 

野球部でした。

 

只今、秋の県大会の最中ということですから。

 

しかも明日は大切な試合があるということで、午前に試験を受けて即練習なのです。

 

 

 

「球」。

 

「求」は、体に巻いて締める皮衣ヲ描いた象形文字で「裘」の原字。

 

「球」は「玉」+「求」。

 

たま・中心に向けてぐっと引き締まった丸い美玉で玉状の物・丸いボール・野球の略等の意。

 

 

 

何度も書かせていただいたのに恐縮ですが、

 

我が母校には甲子園大会優勝の輝かしい歴史があります。

 

しかし残念乍ら昨今は低迷、

 

野球部OBの方は勿論、関心のある同窓生の方は何とか又出場をと願いますが・・・

 

 

が、今年の野球部は何やら違う、

 

あれよあれよという間に、県内ベスト4まで勝ち進んだのです!

 

そうなると、俄然関心が高まります。

 

そして、あわよくば甲子園出場をと期待が高まるのです。

 

ただし、21世紀枠での出場を!!

 

この21世紀枠の選出基準に寄れば、

 

あと1勝すれば、選出が濃厚になるのだとか。

 

その天下分け目の試合が明日!!

 

よって、野球部にとっては、試験中とあっても練習となるわけです。

 

 

 

一方、期待が大きく膨らみ、

 

同窓会上層からは、準備に準備をしておくようにと指令、

 

私は野球部の部誌を見たり、古い同窓会の会議記録を読み返したりと、

 

俄然仕事量が増えてしまいました💦

 

 

さて、母校野球部にはこんな素晴らし部誌が残されています。

 

 

 

 

A4版150ページにも及ぶ立派な本ですが、お洒落な装丁でしょう?

 

今から25年前に刊行されたこの部誌の表紙デザインは我が師ヒゲの先生、

 

中身も創部100年を記念して相当充実、

 

記録あり寄稿ありで歴代部員の魂の籠った部誌といえましょう。

 

そして実は、野球部は優勝の12年後にもう一度甲子園出場の経験があります。

 

一回戦で敗退したので、知らない方も多い史実ですが。

 

 

 

 

そう、私への今回のミッションは、

 

この再出場の時の同窓会としての動きを確認しておいてほしいとのことなのです💦

 

何せ今から50年前のこと、

 

古い会議録を繰ったり、資料の並んだ棚を探したり・・・

 

 

 

 

探したい資料が見当たらず、

 

仕方なくレジェンド甲子園優勝ナインに電話をかけて伺いました。

 

すると返事は・・・

 

「明日の試合に勝ってからでいい! 勝つ前から大騒ぎをするな!」

 

ごもっとも!!!

 

レジェンドからの一蹴に、今日の午後の仕事が吹っ飛び時間ができた私です(笑)

 

さあ、明日の結果は如何に・・・