空 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

今日は鈍より曇り空。

 

雲に覆われた重い空が広がっています。

 

 

 

 

梅雨時のこと、仕方ないわねぇ…

 

 

「空」。

 

「工」は突き抜く意を含みます。

 

「空」は「穴:あな」+「工」の会意兼形声文字で、

 

突き抜けて穴が開き、中に何もないことを示します。

 

むなしい・穴が開いている・からっぽ・中身が無い・うつろ・そら・おおぞら等の意。

 

仏教用語として、意識(色相)をこえてすべてをゼロとみなす悟りの境地。

 

一切の物は因縁によって生ずるもので不変の実態はないと言う仏教原理の一つ。

 

自我の否定を説く我空と、万物に実態のないことを説く法空とが主なるものです。

 

 

 

ですが、婿くんからこんな画像が届きました。

 

 

 

 

アメリカ東部ニューヨーク州、娘家族の住むコーニングの町の空の写真ですが、

 

街を運転していても視界が悪くて不安だったそうです。

 

この被害地図を見ていても、結構深刻な地になってしまっていることがわかります。

 

テレビを見てもニュースでニューヨークの様子が映し出されていましたが、

 

マンハッタンのビル群も自由の女神像も霞んでいました。

 

 

ネットより

 

 

カナダの山火事の影響は深刻で、大気汚染警報まで発出されているのだとか。

 

この状況はまだ数日間続く見込みというけれど、

 

影響も日本での黄砂やPM2.5の比ではないとのことで、

 

孫も娘も外出を控え、戸外に出ることも控えての生活を送っているとの話。

 

娘たちの住む町は地震もなく大きな災害も経験のない地だそうで安心していたのですが、

 

何が起こってくるやら・・・

 

全く心配の種は尽きません。

 

 

 

さて一方、四日市中心部諏訪公園のソテツの力強さに見惚れた昨夕。

 

 

 

 

 

この時は薄日が差していましたが、

 

艶々と葉は輝き、

 

花部は力強く伸びていくところでした。

 

このソテツの葉っぱをヒゲに使って、我が町の夏祭り鯨船祭りがお盆に催されます。

 

今年も立派なヒゲが作れそうだわ、

 

梅雨空から、一気に夏の盛りのぎらぎら光る熱い空に思いをつなぐソテツです。