枯 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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咲き乱れる花も素晴らしいと思うけれど、

 

やはり私も日本人ね、

 

・・・「花は盛りに 月は隈なきを見るものかは。」

 

咲くまでの蕾だったり、朝の冷たさの中に残るレースの月や、

 

枯れて佇む冬の立ち枯れの様子などにも心惹かれる。

 

 

「枯」。

 

「古」は人間の固い頭骨を描いた象形文字。

 

「枯」は「木」+「古」の会意兼象形文字で、干からびて固くなった木。

 

かれる・・ひからびる・干からびたさま・色や欲が亡くなる等の意。

 

また、長い間にアクが獲れ上品になることやそのさまをいうこともあります。

 

 

いつもの途上に枯れ芙蓉のビューポイント、

 

通りの多い道の交差点角に気になる姿を晒している。

 

車の時にはスーッと通り過ぎてしまうけれど、

 

晴れて暖かくなった今日は自転車だから、やっとシャッターを押すことができた。

 

 

 

 

明日は大寒、

 

そして月は新月に向けて次第に細く痩せていく。

 

 

 

が!

 

枯れているように見えていた庭の雪柳だけれど、よく見ると・・・

 

 

 

 

小さな小さなまだ固い芽がいっぱい!

 

来週には相当手強い寒波が襲ってくると言うのに、ここには春が顔を出していた。

 

 

野菜売り場で見つけた新玉、

 

迷わずに買いました。

 

 

 

 

春はまだまだというものの、小さな春を見つけて愉しむ。