導 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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肌寒い朝となりました。

 

本日は埋め立てゴミ出しの日ですが、

 

当番にあたって集積場に立つ方に暖を取っていただくために、

 

自治会でドラム缶焚火を始めたようです。

 

もしかしたら、今日主人はお土産を持って帰宅するかもしれないわ、という予感的中、

 

孫④との電話中に帰宅した主人の手には・・・

 

 

 

 

朝8時半過ぎ、娘の所は昨日の19時半、

 

孫はお風呂に入るために裸ん坊になって私に踊りを見せてくれていた時でした(笑)。

 

ちょっと冷めてしまっていましたけどね、焼き芋、美味しかった!!

 

 

 

閑話休題。

 

自転車で細い路地に入ると芳香が。

 

香りに導かれた方を見やると、やっぱり・・・

 

 

 

 

 

満開も満開、こぼれんばかりの金木犀の花!

 

姿より先に、香りが私を導いてくれました。

 

 

「導」。

 

「道」は「辶=辵:足の動作」+音符「首」の会意兼形声文字で、

 

頭を一定の方向に向けて進むこと、また、その道。

 

「導」は「道」+「寸:手」で、「道」の動詞としての意を示します。

 

みちびく・一定の方向に引っ張っていく・案内する・手引きして教える等の意。

 

 

 

大抵の高校には独自の大学受験指南書があるはずですが、

 

母校にも「導(しるべ)」というものがあります。

 

 

 

 

どこの大学を学校内成績どれくらいの人が受験したかと、その結果を載せています。

 

同窓会の保管するものにはかなり古いものもあり、

 

古くは用紙が相当な変色をして、多分きっと手書きで自印刷と思われるものから、

 

活字で組みこまれるようになり、

 

私の時代にはもう製本されてカラフルな表紙迄ついていました。

 

国立大も一期校二期校に分かれていた時代を経て、

 

一つの大学も前期後期の複数受験が可能になったり、

 

学部の廃止や新設等、変化に暇がありません。

 

それに応じて受験形式も様々な変遷があり、

 

受験生はもちろん指導する立場の方も又、対応も大変だろうと容易に想像できます。

 

「導」を見て、

 

自分の目指す大学を受験するにはどれくらいの成績を収めねばならないかを調べたり、

 

自分と同じぐらいの成績の人はどんなところを受けたのだろうと探ってみたり、

 

そんな遥か昔の日々を思い出します。

 

なかなか昔の想い出を楽しむ余裕は見出せませんが、

 

私の今の環境下に置いて、他の方々よりはその機会は多いかも。

 

今の毎日も、何物かに導かれての毎日と感じながら・・・

 

 

 

 

 

かつてのクラスメイトがバリバリと活躍なさる様子を拝見しつつ、

 

苦しかったことや苦い思い出とともに、

 

愉しく過ごしていたことの方が多く思い出されるのは

 

元来の能天気のせいでしょうか(笑)