実 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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今日も桜堤を自転車で駆ける。

 

そのうち、

 

降りた後の辟易たる感覚が勝り、自転車行も考え物の季節となるから、

 

このわずかな一時の間の貴重な風を存分に楽しむ。

 

何時もの道にも毎日新たな発見が。

 

今日は・・・あっ!!

 

 

 

ここは確か毎年ブラックベリーが成る所、

 

ということはこれがブラックベリーの花なのね。

 

おぉ、よく見ると、・・・青い実が!

 

 

 

 

「実」。

 

旧体は「實」。

 

「宀:屋根」+「周:いっぱい」+「貝:たから」の会意文字で、

 

家の中に財宝をいっぱい満たすことを示します。

 

中身がいっぱいで欠け目がないこと。

 

み・中身の詰まった草木のみ・みのる・みちる・内容がつまること・まこと等の意。

 

 

ネットより

 

 

黒い実の熟した甘さや真っ赤な実の甘酸っぱさが頭に浮かび、

 

私はパブロフの犬になってまた自転車漕いで駆け出しました。

 

 

 

そしてもう一か所、

 

母の薬を貰いに行く病院前の枇杷も、私の定点観測の木。

 

地味~な花も、可愛い可愛い小さな実ができ始める様子も、

 

そしてそれが次第に大きく膨らんでいく様子も見続けている。

 

今日は・・・

 

 

 

 

もう立派な枇杷に育ってる!

 

陽の良く当たる所から順に赤らみ、甘い甘い金の実に。

 

次第に赤らむその実を見たくって、

 

暫くの間は回り道も楽しい自転車行になりそうです。