雨で少し肌寒い日曜日。
ご近所のホタルブクロがピークを迎えたころから私はそろそろ気になり始めていた。
5月終盤のムッとするような暑い夜、そろそろ蛍が舞い始める頃・・・
「舞」。
「舛」は左足と右足を揃えたさまを描きます。
また「無」は人が両手に飾りを持ってまうさまを表します。
よって「無」+「舛」の「舞」は、幸いを求めてまう神楽の舞いのこと。
まう・まい・手足を動かして神の恵みを求める・心を弾ませる・ゆっくりと飛ぶ等の意。
ちょうど昨夜は今日の雨を予想させる湿気の多い風。
用意は周到、いつもの蛍生息地の情報も事前にチェック。
これは何とも良いタイミング、決行しかない!
夕闇迫るころ農業用水の流れる狭い川岸に到着。
小さな蛍橋付近には、何組かの見物客が。
あちこちから声が聞こえる。
「あ、いた・・・」
「光ったね~」
街灯すらない農道に渡る橋から細い細い川を見下ろすと、蛍の舞がそこ彼処に見えた。
だけど私のカメラではこれが精いっぱい(笑)
昨夜は例年になくたくさんの蛍に出会えた夜でした。
上記、彦佐川の蛍情報ページより拝借の29日の画像は、こんな風です。
はい、こんな感じに見えました。
今年も蛍に会えてよかった・・・