被 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

冬は氷の街となるという米NY州コーニング、

 

そこに住む娘から雪がうっすらと積もったと写真を送ってきた朝は、

 

奇しくもこちら日本は立冬だった。

 

 

 

 

 

その時私は今朝も主人の代理のゴミ当番中で、刻々と変わる空の色を愉しんでいた。

 

 

 

 

そしてもう一つ本日のご褒美は柿。

 

隣の町の自治会長さんが、早く取らないと無くなるぞと美味しそうな柿をもいでくださった。

 

葉っぱを1枚つけて採ってくださる心遣いが嬉しいね♡

 

 

 

 

 

 

自宅に戻って新聞を開くと、

 

本日一面は伊勢湾台風直後の状況がわかる写真が作成されたとの報。

 

 

 

 

今年は各地の台風打撃を嘆いた年であったけれど、

 

我が町でも伊勢湾台風(昭和34年)ではかなりの被害を被ったことはずっと語り継がれている。

 

その時私は既に生まれているが1歳、記憶には無いが、

 

台風の恐ろしさを経験している世代は、やはり今年も我々とは意識が違うように感じた。

 

 

「被」。

 

「皮」は獣皮を手で引き寄せてかぶろうとすることを示す会意文字で、

 

傾斜する意を含みます。

 

「被」は「衤:衣」+「皮」で、衣を引き寄せてかぶること。

 

こうむる・かぶる・かぶさる意。

 

また、受け身の意をもちます。

 

 

そしてこちらも奇しくも先日、

 

四日市博物館からの問い合わせで、

 

四日市高校同窓会所蔵の伊勢湾台風に関する資料等を確認したばかりだ。

 

その担当が、1年の時同じクラスだったフミちゃんで、

 

彼女は今夏は四日市空襲の記憶を留めるためにご尽力、

 

 

 

 

今度は次の企画のために奔走していらっしゃる。

 

それが伊勢湾台風被害状況についてだ。

 

被害の状況を知ることは忍びないことばかり。

 

しかしそれが今後の防災意識への啓蒙となるのであれば、

 

それはどうしてもしなければならない作業ですね・・・

 

同窓としてお手伝いをさせていただきます。