素 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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雲の多い朝。

 

 

 

 

今年は沢山花のついた紫陽花。

 

手入れが行き届かないから一つ一つの花房は小さいけれども、

 

次第次第に花の色がはっきりしてきた。

 

梅雨も近いということか・・・

 

足元にはニッコウキスゲ。

 

朝日の当たらぬ日陰の場所で、鮮やかな明るさを放っている。

 

 

 

 

 

さて、ママの買い物中のしばらくの間、孫②との時間。

 

 

 

 

冷蔵庫のマグネットは格好の遊び道具。

 

あっちへやったり、こっちに貼り替えたり、エンドレス。

 

・・・最近背が伸びてきたようね、随分上の方まで届くようになってきたもの。

 

キッチンの棚は遊び道具の宝庫かも、

 

今度はスープやみそ汁のインスタントの小袋見つけ出し、

 

振ったり揉んだり手触りや音を楽しんでいた。

 

 

 

 

出したり入れたり、炊事する私の足元で飽きるまで続ける。

 

最後はちゃんとお片付けしましょ、

 

じーじの突然の請求に間に合わせるための私の虎の子ですからね。

 

一緒に買い物に行って八百屋さんでいただいて手放さない足元の蚕豆を

 

この後茹でて一緒に食べた。

 

残りは、ママが帰ったら孫②にはスープにしてもらえばいいね。

 

あ、その前にじーじの今夜の分をとっておかなきゃ(笑)。

 

 

ママが帰って一緒におやつ。

 

今日はちょっと良いものがあるわよ。

 

・・・ちょっと疲れを感じるこの時期に、孫の顔と甘いお菓子は絶好の癒しとなるわ。

 

 

 

 

あらあら、まだあなたはだめよ・・・、

 

一緒になって覗き込む孫②の顔に、しっかり甘党女子の素質を見つけたばーばでした。

 

 

「素」。

 

「垂」の略体+「糸」で、一筋ずつ離れて垂れた原糸を表し、

 

より糸にする前の元の繊維、つまり蚕から引き出した原糸をいいます。

 

人工を加えたり結合したりする前のもととなるもの・人工を加えない本質・もとからの下地等の意。