序 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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桜の便りが聞こえ始めている。

 

どうかな?

 

そろそろ・・・

 

期待を込めて見上げれば、一分にも満たずちらりほらり。

 

咲き急ぐ花を追いかけて、

 

次から次から一気に満開へと進んでいくはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

序破急。

 

固い蕾も膨らみかけた姿も、咲き初めた花は言わずもがな。

 

そして華やかに咲き乱れ、況や散り際も。

 

・・・桜の佇まいすべてが美しい。

 

 

「序」。

 

「予」は、機織りの「杼(ひ)」を描いた象形文字で、杼は糸を押し伸ばす働きをします。

 

「序」は「广:いえ」+「予」で、母屋の脇に伸び出た脇屋のこと。

 

また、そこから、心の中の想いを押し伸ばして展開する意もいいます。

 

ある基準に決まった並べ方・順序・思うことを述べる意、

 

他に、著書の初めにつけて作者の意図や成立事情を述べる短い文のことをいい、

 

転じて物事の初め・いとぐち等の意も。

 

 

 

 

 

 

P.S. 早くも東京では満開とか。

 

    開花の報を待ちわびる時も又愉し。

    

    桜前線、はーやく来い!!