何やかやと予定の多い日であったにもかかわらず、
娘からの荷物の仕分けも加わってバタバタ加減がなおさらだった昨日。
スーツケースからは出てくる出てくる・・・
こりゃ荷物が30キロギリギリになったのも仕方ないと思うほど。
中で目を引いたのがこの砂。
婿くん、出かけた先で変わった色の砂を見つけて採っておいてくれたのだ。
これは私宛ではなく、ヒゲの先生宛。
先生の砂絵がインパクト大であったらしく、
一度だけ会ったことのある先生のために、こんなことまでしてくれた婿くん・・・
ちゃんと先生に手渡しますからね!
さて、トレジョのエコバッグもよく見てみるとさらに面白い。
メリーランドのバッグの裏側の柄は白長靴の下に蟹、なんだか不思議な面白さ。
ここは蟹の産地だからなのだとか。
「蟹」。
また「蠏」とも。
「虫」+「解:別々に分解する」で、体の各部分がバラバラに分解する節足動物のカニ。
そういえばしばらく前、娘から蟹を買ったと電話が。
6パイ4ドルだったという手のひらサイズの蟹を食べるにはどうすれば良いかとの問い合わせ。
そう大きくないから、味噌汁に1パイ、鍋に2ハイ、残り3バイは茹でる?蒸す?
蟹は生きた内に調理しないと、どんどん身が落ちるからスピードが勝負。
まず蒸しガニと思ったが残念ながら娘は蒸し器を持ってない・・・
というわけでなんちゃって蒸し器を伝授、
深鍋に水を張り、それより高さのあるパイレックス器を真ん中に置き、
その上に大きな皿を置いて具材を載せるだけで良い。
これで蓋をすれば蒸気が充満、立派に蒸し器とおんなじよ。
果たして30分後、「上手にできたよ~」と画像が送られてきた。
ぬかりなく、蟹を入れた皿は深皿、
汁もこぼさず、これさえも採っておいて翌日の味噌汁に使ったというから大したものだ。
冷めるのも待ちきれずにハフハフ食べたらしく、美味しかったと興奮気味。
でも冷蔵庫で冷やしてからも身がしまって乙なもの、今度はそちらも試してね。
ただ、婿くんは生きた蟹を調理するところを初めて見たとカルチャーショック。
蒸し器に入れられ暴れる蟹を蓋でエイヤッと抑え込んで蒸し上げるのはいささかとのこと。
ヨーロッパじゃこれは絶対に非難の的だと言いながらも、
結局は命を無駄にせず奇麗に食べつくしたというから、それでよい。
だから捕鯨とか、文化の違いによる食い違いも生まれるのだろうと話も発展、
思わぬ命の授業となったことだ。
こちらは娘の訪れた地にマークをつけている地図。
メリーランド州がどこにあるか、
しかも無い無いと言っていたら「MD」と表記すると初めて知った今回だ。
こちらの心配も他所に、
お気楽娘は本日、近くに住む年上日本人女性二人とNYCに出かけていると。
お二方は夫々アメリカ人、オランダ人の方と結婚、20年以上その地に住んでいるらしい。
そしてその帰り、ミツワに寄ってくるのだそう。
ミツワはミョウガさんも教えてくださった日本が恋しくなったら買い物に行くお店だそうだ。
いろんな所でいろんな方に助けていただいている娘の姿を感じ、
感謝するとともに、離れていても繋がっていると、改めて感じている。






