眩(ゲン・くらむ・まぶしい) | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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目の眩むような眩しさの中、私は今日も自転車を漕いだ。


「眩」。

「玄」は、「一:平面」+「幺:細い糸」の会意文字で、

細い糸の先が かすかに平面の上にのぞいて見定められないこと。

「眩」は「目」+「玄」で、目がくらくらして見定められないこと。


蒸し暑い本日のお昼は、素麺。




最近こんな風に大きな鉢でワンディッシュに仕上げることが多い。

ぶっかけ とも呼ぶ、具をみんな麺の上に載せておつゆもかけて頂くタイプ。

具は例によって有り合わせで、その日のお授かり。

今日はお弁当の残りのから揚げや、トマトにワカメ、茄子の煮物まで載せちゃった。

つるつるっと冷たくテキパキ早めの昼食を終え、

目の眩むほどの太陽の光の中へ、帽子と手袋・マフラーの完全防備で自転車を駆った。




我が家の辺りにしては聳え立つ電波塔は、白々と光る太陽に向かってまっすぐに伸び、

赤と白が綺麗に反射して美しかった。


道端の垣根の花は強い光に負けずと開き、目を細めてしまうほど明るく輝いていた。

もう6月も終わりに近い。

夏の光。

様々な記憶が蘇ってくる 夏の光が差し込んでいた。