器 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。




毎月のうさママさんのケーキは、私だけでなく家族皆の楽しみ。

届けて頂くまでどんなケーキかわからないミステリーも、期待をそそる。

本日は、タルト。

焼き色も綺麗な、うさぎや特製の洋梨のタルトでございます~。


タルトとは・・・

ジャムやクリームは そのままでは食べにくいため、

食べられる器に入れて出そうとしたのが始まりのお菓子であるとか。

おやまぁ、その考え方共鳴!!

器ごといただいて、美味しさ丸ごと独り占め。

・・・いえ、家族にも、仲良しの友達にもご馳走しますよ。


「器」。

旧体は中央部は「大」ではなく「犬」、また「噐」とも。

「口」×4 +「犬」で、様々な容器を表します。

「犬」は、種類の多いものの代表として加えられました。

白川説においては「口」は祝詞を入れる器で、その中央に生贄である「犬」を置いた形と解釈します。

どちらの説においても、中央部は「犬」であるべきで、

「大:手足を広げて立つ人を中央から見た形」では、本来の「器」の意味を理解することができません。

同様の例として、常用漢字「芸」の旧体は「藝」ですが、

意味は「埶:草木を植える」から派生して 手を加えて形よく仕上げる意が生まれているので、

その基の意を表す「埶」が省略されて「芸」字が使われていることは残念でもあります。


切り口は、美味しい美味しいアーモンドプードルたっぷりで こんな感じ。




甘くって、バターの風味も濃厚で、大満足の味。

いつもありがとう、うさママさん。


そして今回は、先月に続き、またまた平均年齢高めの女子会。

うさママさんたら、お弁当まで用意してきてくださいました。




お菓子作りだけでなく、お料理の腕も一級品の彼女は、私の大切な大切な友です。

私は大したことはできないけれど・・・

実は、先日の紙袋は丁度今日のためにと作った物でした。


お誕生日が近い うさママさんのお母さんに ささやかなプレゼントの靴下です。

おばさんだけにプレゼントすると ウチの母が焼きもちを焼くといけないので、ついでに母にも1足。

2人とも昭和4年生まれで、おばさんは新嘗祭(にいなめさい)、母は元旦生まれと、

揃ってお目出度い日の生まれ。

やっぱりー?

本日も又、笑いジワの増えた1日となってしまったけれど、

母親の笑い顔は、いつ見ても嬉しいものですね!!!