2025夏アニメ 8月31日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2025年夏アニメのうち、8月30日深夜に録画して8月31日に視聴した作品は以下の4タイトルでした。

 

 

渡くんの××が崩壊寸前

第9話を観ました。

今回は直人が花火大会に石原さんを誘いますが地元の友達と行くと言って断られてしまい、仕方なく妹の鈴白とその友達と一緒に花火大会に行くことにします。すると石原さんと現地で待ち合わせして少し会うことが出来るようになり直人はウキウキして出かけていきます。すると徳井に偽の彼氏をやってもらうはずだった梅澤が逃げてしまったという連絡が入って直人は梅澤を探すことになり、梅澤を見つけ出すと、梅澤はやっぱり直人に彼氏役をやってほしいとか、直人の彼女との待ち合わせについて行くとか言いだす。そこにナンパ男が絡んできて2人は走って逃げる。

そうして逃げ切った先に石原さんが現れて、予想以上に美人だったので梅澤は友達のもとに戻っていく。そして梅澤は自分の直人への想いに気付く。一方で直人は石原さんに一緒に帰ろうと誘われて一緒に帰路に就きますが、豪雨になってしまい2人ともびしょ濡れになり、仕方なく直人の家に向かうが、直人の家には紗月が来て鈴白の菜園の雨避けをしてびしょ濡れになっていた。それで石原さんと紗月には直人の家に泊っていってもらうことになった。

すると夜中に石原さんが直人に夜這いしてきて、思いとどまろうとするが直人が起きてしまい、石原さんは「してもいい」と言う。それで直人はキスしてもいいということなのかと思うが、どうやら石原さんは最後までやってもいいというつもりだと分かり、直人はあくまで自分は石原さんの前で紳士でなければいけないと思い、途中でやめてしまう。すると石原さんは直人に幻滅されたのだと思い傷ついてしまう。そういうところで今回のお話は終わり次回に続きます。

 

 

9-nine- Ruler's Crown

第9話を観ました。

今回はまた新たな枝の世界線の香坂先輩がデスカレーを作った時点まで戻った翔は、ソフィーティアに別の世界線でイーリスの計略で皆が殺されてしまったことを伝えて、同じことを繰り返さないための策を相談する。するとソフィーティアはイーリスが成瀬先生と完全に同調してしまう前にアーティファクトの「世界の眼」を壊してしまえばイーリスがこの世界に手を出すことが出来なくなると言う。そこで翔は皆に別の世界線で全員殺されてしまったという事実を伝え、最悪の結末を阻止するために深夜に神社に忍び込んで世界の眼を破壊することになった。

だが神社に行くとイーリスが待ち構えていて、世界の眼を自分の中に取り込んでしまう。戦闘開始となるが結界で身を守ったイーリスに攻撃は通じず、逆にソフィーティアの幻体を破壊されてしまい、ソフィーティアはしばらくこの世界に手を出せなくなってしまう。翔たちは大ピンチとなるが、そこにあらかじめ翔が連絡して最悪の結末とイーリスの裏切りを伝えていた与一と蓮夜が現れて翔たちを加勢する。

それでもイーリスの結界を破ることは出来ず劣勢となり、与一が傷を負い撤退することになったが、その際に翔に自分の持つ2つのアーティファクトを託す。そのうちの1つである幻体のアーティファクトを使いゴーストを繰り出して翔はイーリスと戦う。それでもイーリスの圧倒的な力には通用しないが、翔を守りたいという香坂先輩の力が覚醒して全員の能力が強化され、遂にイーリスの結界を破ることに成功する。

そうして翔はイーリスから分離した世界の眼を破壊しようとするが、何者かの干渉によって何故か身体が動かず、代わりに希亜にイーリスを攻撃させようとするがこれも同様に上手くいかず、イーリスの最後の攻撃によって希亜が致命傷を負う。そうしてそこに謎の敵が現れたところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

その着せ替え人形は恋をする Season2

第21話を観ました。

今回は海夢がジュジュ様に電話してホラーゲーム「棺」のコスプレの合わせに参加してほしいと頼む場面から始まりますが、速攻で断られる。ジュジュは自分のためだけにコスプレしているので基本的に合わせはしない。以前に海夢と「フラワープリンセル烈」で合わせをしたのは新菜の作る衣装を着るための特例だったのです。だから今回は別にホラーゲームは好みのジャンルのコスプレではないし、新菜の作った衣装を着るわけでもないので速攻断ったのだが、実はジュジュの妹の心寿が「棺」の大ファンで、ジュジュが「棺」のコスをするのだと勝手に勘違いして舞い上がった心寿が酷く落胆してしまい、妹を溺愛するジュジュは結局は「棺」の合わせに参加する決意する。

そうして海夢たちのアフターの集まりに急遽ジュジュと心寿も参加することになり「棺」の合わせの話をすることになった。涼香と都は伝説のコスプレイヤーのジュジュが実在していたのかと感激したりする。アキラはジュジュの可愛さやコスを褒めるが写真の良さも的確に褒めて心寿も照れまくる。ただ、アキラが海夢がトイレに行くために部屋を出た間だけ急に饒舌に喋ったことにあまねは気付いて違和感を覚える。

その後、都が心寿に「棺」の主人公のミラのコスをするよう勧め、心寿はコスプレは以前の「フラワープリンセス烈」の合わせの時の男装コス以来2度目だが、結局やることになり、6人のキャラ全員が揃い、6人それぞれの担当キャラも決まった。また新菜も小道具類などで手伝いで参加することになり、食事シーンを撮るということも決まった。だが「食事シーン」と聞いてジュジュは何故か困った様子となる。どうも何らかの理由で「棺」の食事シーンを上手く演じる自信が無いみたいです。

また海夢は文化祭で「生徒会長はNo.1ホスト」の鴻上麗のコスをしたという話をしたが、それに対して涼香と都は過剰な反応を示し「男装コスからしか摂取できない栄養があるの!」「助かる命があるの!」と意味不明なことを喚いて写真を見せてほしいとねだる。だが文化祭は写真撮影禁止だったので写真は無いと聞くと、ショックで真っ白な灰となって燃え尽きてしまう。

その後、アキラがタバコを吸いに喫煙スペースへ行き席を外した際にあまねもついていき、海夢のことが苦手なのかと事情を聞こうとしますが、そこにトイレ帰りの新菜がたまたま鉢合わせしてしまい、アキラが海夢のことを嫌っているのではないかと落ち込む新菜の様子を見て、アキラは自分の本当の気持ちを伝えると言う。そうしてアキラは「海夢と一緒にいたくない、話したくない、近くに来るのはやめてほしい」と言う。だが、その後のシーンで新菜は普通に海夢に接しているので、アキラは新菜に伝えた真意はそんなに深刻な話ではなかったと思われる。

その後、アフターの集まりは解散となり、海夢や新菜は「棺」のコス用の既製品のシスターのコス衣装を買った後、海夢の家に行き、新菜のために「棺」のゲームをプレイすることにした。そうしてゲームをプレイし終わり、新菜も大体どういう内容か把握した。そして衣装の試着などしたりして、そろそろ新菜が家に帰ろうとしたところ、事故で電車が止まっていることが分かり、新菜は帰れなくなってしまう。そこで海夢は自分の家に泊るよう勧め、新菜はそれはさすがにマズいと思って遠慮しますが、海夢が純粋に善意で自分の健康を心配して泊りを勧めてくれているのだと分かって、泊ることにします。

それで2人で着替えなどを買うためにドンキに行きますが、新菜はドンキでエナジードリンクを見つけて、以前に「サバこま」の作品チェックをした際に主人公が締め切り前の徹夜作業時にエナドリを呑んでいる描写があったのを思い出し、これを呑めば徹夜が出来ると考える。徹夜をしてしまえば「泊った」のではなく「電車が動くまで居させてもらった」ということになり罪悪感も薄まると思った新菜は「今晩は寝ないことにしよう」と決意してエナドリを吟味し始める。

すると、そこに海夢がやってきて、新菜が覗き込んでいるエナドリの棚の横が精力剤の棚になっているため、勘違いして「新菜が精力剤を呑んでギンギンになろうとしている」と思い込み、どうしていきなりそんなスイッチが入ってしまったのだろうかと戸惑い「なんで?」と聞くと新菜は「俺、今夜、寝るつもりないんで」と真顔で答える。新菜は単にエナドリを呑んで徹夜するつもりでそう答えたのだが、海夢は新菜が一晩中エッチしようとしているのだと勘違いして固まってしまう。そして新菜が颯爽とレジに行くのを黙ってい見送り「今日、するの?」と真っ赤になるところで今回のお話は終わり、次回に続きます。

 

 

薫る花は凛と咲く

第9話を観ました。

今回は6月に入って、どうも調子の悪い凛太郎の描写から始まる。前回、薫子と水族館に遊びに行って、薫子に対する特別な感情を意識してしまった結果、どうにも薫子のことばかり気になってしまい、自分のそうした感情に振り回されてしまい調子が出ないのです。そうして教室でもドジばかり連発していた凛太郎でしたが、宇佐美たちが凛太郎の家に遊びに行きたいと言い出す。これまで凛太郎は「自宅がケーキ屋であること」を周囲に知られるのを避けていた。それは子供の頃に「似合わない」とか散々言われたトラウマから来るものだったのだが、宇佐美たちが凛太郎が隠し事が多いことに気を遣ってくれていたのに気付いた凛太郎は、これ以上宇佐美たちに余計な気を遣わせたくないと思い、宇佐美達を家に招くことにする。

そうして土曜日、宇佐美たち3人を家に招いたところ、宇佐美たちは凛太郎の家がケーキ屋だと知って「すごい」「美味そう」などと喜んでくれる。よく考えたら当たり前の反応であり、宇佐美たちが酷いことなんて言うはずがない。そんなことは分かり切っていたはずなのに、自分は一体何を怖がっていたのだろうかと凛太郎は過去に囚われていた自分の馬鹿さ加減に呆れる。また、凛太郎は母の杏子が宇佐美たちと挨拶している時に妙に嬉しそうだと感じたが、凛太郎がずっとそんなふうに過去に囚われて友達を家に連れてくることが無かったので、杏子はずっと凛太郎に友達がいないことを心配していたのでした。だからこうして初めて凛太郎が家に友達を連れてきて嬉しくないはずがない。つまり、凛太郎は過去のトラウマに囚われた結果、母親にも余計な心配をかけ続けてきたのです。

そうして凛太郎が宇佐美たちを連れて自分の部屋に上がっていくと、たまたま店に薫子が昴を連れてケーキを買いにやってきて、杏子は薫子も昴も宇佐美たちと友達だと聞いて、それで薫子たちを凛太郎の部屋まで連れてきて、皆で一緒に昼食を食べたらいいと言ってくる。そういうわけでキッチンで皆で昼食をいただくことになり、宇佐美たちは杏子の手伝いをしたりするが、凛太郎は先日の水族館以来ずっと薫子を意識していたので、いきなり自分の家の中に薫子がやってきて落ち着かない。

しかし昼食が出来上がり、皆で一緒に食べ始めると、皆が楽しそうにしているのを見て凛太郎は「良かった」と思えて、母に礼を言おうと思う。そうして食事していると、宇佐美が凛太郎に「いつから金髪ピアスにしてるの?」と質問してくる。凛太郎の自室にあった子供の頃の写真では凛太郎が黒髪だったので、今の金髪はいつからなのだろうかと素朴な疑問が湧いたようです。それに対して凛太郎は「中一の時」と答え、理由は「しょうもないこと」だと言う。その時たまたま金髪とピアスに憧れただけなのだそうで、確かに全くしょうもない理由だった。だが、それは凛太郎にとっては「大きなこと」だったのだという。

小学6年生の頃、凛太郎は学校で友達も出来ずに毎日楽しくなくて、そんな凛太郎を心配して両親が家族で外国人パティシエがやっている有名なケーキ屋に連れて行ってくれたのだという。その時、凛太郎はその店が気に入り、厨房で楽しそうに働いている外国人パティシエに憧れて「あの人みたいに楽しそうに生きたい」と思って、そのパティシエの金髪と耳のピアスに憧れた。それで帰り道、両親に「金髪とピアスをやってみたい」と言ったのだそうです。

普通の親なら反対するか、あまりのしょうもない動機をバカにするところですが、凛太郎の両親は「いいじゃん」と言ってくれた。深い意味は無かったのかもしれない。だが、ずっと色んなことを否定され続けてきた凛太郎にとって、初めて自分が肯定されたように思えて凄く嬉しかったのだという。それでこのことは凛太郎の人生において「大きなこと」だったのです。結局、金髪にピアスにしたことそのものには大した意味は無く、むしろ余計に周囲に怖がられることになってしまいましたが、凛太郎にとっては何でもいいから自分を肯定してもらえたことが大きなことだったのです。いや「しょうもないこと」だったからこそ、その選択そのもではなく純粋に凛太郎個人を肯定してもらえたという実感が得られたのでしょう。

そんな凛太郎の過去の話を聞いて、宇佐美は小学校の時に凛太郎を否定していた連中を「見る目が無い」と貶して、自分なら絶対に友達になろうと思ったはずだと言う。それは「凛太郎はムチャクチャ良い奴だから」だという。同様に薫子も「とても素敵で優しい凛太郎くんと仲良くなれて、とっても嬉しい」と微笑んでくれる。それらの言葉は凛太郎の心にも響いたが、それ以上にキッチンの外でこの会話を聞いていた母の杏子の胸にもっと深く響いた。

実は杏子が接客業をやっていながら金髪にピアスを身に着けているのは、凛太郎が金髪とピアスにしたいと言いだした直後だったのであり、それ以前は杏子も黒髪でピアス穴も開けていなかった。周囲から否定され続けて全てを諦めようとしていた凛太郎が自分から何かをしたいと言い出したこと、それがどんなしょうもないことだったとしても、すごく勇気を出して言ったことを否定したくなかった、応援したいと思った。だから杏子は「うちは接客業だからやっぱりやめておいた方がいい」なんて凛太郎が思わないように、自分が先に金髪とピアスにしてしまおうと考えたのです。

そんな杏子がピアス穴を開けた時、夫が「いつか凛太郎がお前の想いに気付いてくれたらいいな」と言ってくれた。杏子はそうなってくれたら嬉しいとは思いつつ、そこまでは期待しすぎだと思い直し「優しいあの子のことを誰か見つけてくれないかな」とだけ願うことにした。そうして今、宇佐美たちや薫子たちを見て、その時の願いが叶ったのだと杏子は思った。そうして杏子は凛太郎たちにデザートのケーキを差し入れて、キッチンから出ていこうとする。

その杏子の後ろ姿を追いかけていき、凛太郎は「ありがとう」と感謝の言葉を伝える。それは昼食やケーキのお礼、友達に優しく接してくれたお礼というつもりの言葉であったのでしょう。「それだけ」と言って凛太郎は素っ気なくキッチンに戻っていく。しかし杏子は凛太郎が自分のあの日の想いに気付いてくれて感謝の言葉を伝えてくれたかのように錯覚してしまい、不覚にも涙がこみ上げてくる。そんなはずがないと分かっているのに、それでもこみ上げてくる涙に戸惑いながら「いやねぇ、もう年かしら」と自嘲しつつ杏子は仕事に戻っていく。そういうところで今回のお話は終わり、次回に続きます。