2024夏アニメ 7月10日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年夏アニメのうち、7月9日深夜に録画して7月10日に視聴した作品は以下の5タイトルでした。

 

 

かつて魔法少女と悪は敵対していた。

第1話を観ました。

この作品は4コマ漫画が原作みたいで、15分アニメです。魔法少女と悪の幹部のちょっとシュールなラブコメっぽい話。私は15分アニメはよほど面白そうでなければ1話切りする傾向が強いですが、この作品は視聴継続ですね。1話切りする気満々で見始めたんですが、素直に面白かった。最終話まで視聴継続するかどうかは断定は出来ませんが、現状は、尺が短い分補正して1ランク分下げますので見かけ上はA-ランク最下位ですが、実質的にはA+ランクの最下位あたりには入ってます。登場キャラは今回は主人公である悪の参謀のミラと魔法少女の深森白夜の2人だけでしたが、まだ登場人物は増えそうですから、更に面白くなる可能性もあります。ただ現状はギャグは既に天丼ギャグの傾向が強くワンパターン化を始めており、現状は確かに面白いが先行き不安な点もある。どっちに転んでいくかは未知数といえる。

今回はまず怪獣が町で暴れて、それと戦うためにコンビニバイトの少女が魔法少女に変身します。ずいぶん本格的な変身シーンでしたが、よく見ると制作会社はボンズでした。ボンズ今期はこんなことやってたんですね。そして怪獣を一撃で倒した後、悪の参謀ミラと対峙する魔法少女でしたが、ここでどうやらお互い一目惚れしてしまった様子。いや、魔法少女側の感情は明確には描かれていませんけど、ミラの方はメガネがパリン!って弾け飛んでたので思いっきり惚れてしまったようです。

その後、悪の幹部会議で自分1人に任せていれば大丈夫だと余裕で啖呵を切って邪魔者を排除しておき、再び魔法少女と対峙したミラは戦うこともなくシフォンケーキをプレゼントする。ただミラも最初から恋心に自覚的だったというわけではなく、敵に塩を贈っただけだとか思っていたが、魔法少女に器が大きいと褒められると胸がときめいてしまって混乱する。魔法少女の方も敵からのケーキを平気で食うのはいかがなものかとも思うが、凄く貧乏で忙しいみたいで1週間水しか口にしていなかったのだそうです。それでミラは米を1年分贈ることにしたが、それは決して優しさではなくて悪の組織のプライドの問題だそうだ。

その後、今度はチーズケーキを持参して魔法少女との戦いに出向いたミラであったが、魔法少女は睡眠不足で倒れてしまう。どうしてそこまでして魔法少女をやるのかとミラは問います。てっきり正義のためとか皆の笑顔を守るためとか言うのかと思ったら、白夜は「お金のため」と答える。なんでも白夜は施設で育ったらしいが、その施設が地上げ屋に奪われそうになって、困っていたところ、マスコット的なヤツが現れて白夜に「風俗で働くか魔法少女をするか」の二者択一を迫ったとのこと。それで白夜は施設を守るために魔法少女をやっているらしい。しかもマスコット的やヤツは地上げ屋とグルだったらしい。ヤクザやん。

それを聞いて呆れたミラは白夜に魔法少女を辞めるよう勧める。しかし白夜は魔法少女を辞めないと言う。理由は、どうせ誰かがやらなければいけないことであるからというのと、もう1つ、ミラに会えたからだと言う。そんな可愛いことを言われてミラは湧き上がる恋心に頭がおかしくなって錯乱してしまい、勝手に負けを認めてブラックカードを差し出したりする。まぁそんな感じの第1話でした。Cパートで新キャラ登場も示唆されたので次回も楽しみにしましょう。

 

 

異世界失格

第1話を観ました。

この作品は漫画原作で異世界転生モノですが、異世界転生のテンプレをネタにしたようなだいぶ奇想天外なギャク作品であり、第1話はすごく面白かったです。最初は「異世界失格」というタイトルの「失格」が何を意味しているのか分からなかったのですが、冒頭の場面が玉川上水での和装の男女の心中場面で、男の方が「先生」とか呼ばれてて、なんか気取ったことを言ってるのを見て、これってもしかして太宰治の「人間失格」の「失格」のことだったのかと気付き、、なるほど太宰が玉川に飛び込んだら異世界転生したという話なのかと思っていたら、いきなりトラックが突っ込んできて「やっぱりトラックなんかい!」と思わずツッコミを入れてしまいました。

太宰治と直接言及はされておらず劇中では「先生」としか呼ばれていないが、この太宰治に酷似した先生は玉川上水に「さっちゃん」という愛人と腕を赤い紐で結んで来世で一緒になろうと誓い合い、一緒に玉川上水に飛び込もうとしたその瞬間、林の中から突然トラックが現れて轢かれてしまう。そして気が付けば剣と魔法の異世界ザウバーベルグの教会に「冒険者」の「センセー」として転移しており、案内役のエルフの神官アネットの出迎えを受ける。

アネットの言うには、センセーには勇者となってこの世界を救うという大いなる使命があるのだという。つまりこの世界にセンセーは選ばれたのだそうです。元いた世界で不幸だった人間がこの異世界が遣わした転移サービスのトラックに轢かれることによって、この異世界で特別な能力を得て幸せな人生をやり直すことが出来る。それはとても幸福なことなのだとアネットは言います。しかしセンセーは確かに不幸な人生ではあったが、愛する相手と共に死んで来世も永劫共にいるという「心中」こそが自分の生涯最高の幸福だと思って心中を敢行しようとしていたのに、それをトラックに邪魔されて、さっちゃんと共に死ぬことが出来ず、永遠の愛を誓い合ったさっちゃんを裏切ってさっちゃんだけを死なせてしまい1人で生き恥を晒してこんなワケの分からん世界に連れてこられてしまったので、全くこんなことは幸福だとは思えず、こんな生き恥を晒すぐらいなら死んだ方がマシだと服毒自殺を試みて、慌てたアネットに解毒される始末。

何より、センセーは他人の人生の幸福や不幸を勝手に決めつけるアネットの態度を「おこがましいにもほどがある」と切り捨てます。せっかく不幸な人生から救ってやったというのにあまりに酷いセンセーの言い草に腹を立てたアネットであったが、これまでにも多くの転移者の案内役を務めてきたアネットは、最初は偉そうなことを言っていた転移者たちも異世界転移によって自分が強大な力を得たことが分かれば気が変わってこの世界で勇者として生きていく気になったのを見てきたのです。だからきっとセンセーも同じようになるはずだと思い、センセーのステータスをチェックしますが、何故かセンセーのステータスはショボくて激弱でした。しかも特殊能力のところに「もうどく」とあって、解毒したのにまだ毒が残っていて死にかけている模様。

それでアネットは自分の手違いでセンセーをこの世界に転移させてしまったのだと思い、確かにセンセーを幸福にしたなんていう考えは自分の傲慢であったと反省する。そしてセンセーに謝り、センセーに「あなたはこの世界で生きていく能力も資格も無いのです」と正直に打ち明ける。だが、それを聞いてセンセーは「それこそが僕の人生だ」と満足げに微笑む。もともとセンセーは元の世界でも自分のことを「この世界で生きていく資格の無い失格者」だと思い続けて、だからこそセンセーは「生まれながらの作家」だったのです。だから、この新たな世界でも「失格者」であることは、むしろセンセーにとっては最も自分が自分らしくて気持ちが落ち着いた。つまり、元の世界で「人間失格」だったセンセー(太宰治)が異世界でも失格者だったので「異世界失格」なのですね。

そして、このまま教会の外に行けば死んでしまうと言うアネットに対してセンセーは「死に場所を探しているのだから別にいい」と言って立ち去っていく。そんなセンセーの態度を見て、アネットはいつしか自分が転移者の案内役をやっているうちに、これまで転移してきた連中が能力を手にした途端にイキリまくったりドヤりまくったりする醜悪な姿に辟易して、案内役の仕事を適当にこなすようになっていたことを思い出す。そして、センセーを見て初めて転移者に惹かれた自分に気付き、自分はこの人に出会うために案内役をやっていたのだと運命を感じたのでした。

そうして1人で外の世界に出ていったセンセーは途中でデスツリーに襲われている猫耳娘と遭遇して、センセーもまたデスツリーに捕まってしまい2人して絶体絶命となってしまう。デスツリーは捕らえた相手の生命力を奪って殺してしまうのだそうです。ところがセンセーの生命力は猛毒を含んでいたのでそれを吸い取ったデスツリーは死んでしまい、センセーも猫耳娘も助かった。センセーはまた死に損なってしまったと落ち込むが、猫耳娘は感謝してセンセーの手を取る。その時、センセーはこの世界に転移する前にさっちゃんと手を取り合って、さっちゃんが「共に参りましょう」と言っていたことを思い出す。そして、自分の腕に結んだ赤い紐の先が切れているのを見て、きっとさっちゃんもこの世界に来ているに違いないと確信し、必ずさっちゃんを探し出して2人で改めて心中しようと決意したのでした。

こうして、この異世界ですべきことを見つけたセンセーはくっついてきた猫耳娘と共に再び教会に戻ってきて、アネットにさっちゃんの行方を知らないかと尋ねる。アネットはセンセーとの再会に心ときめかせていたのに、猫耳娘は連れているわ、知らない女を探しているわでショックを受けるが、とりあえずさっちゃんの情報は無く、センセーはさっちゃん探しの旅に出て、猫耳娘とアネットもついていくことになった。こうして珍道中が始まったところで今回は終わり次回に続きます。

 

 

下の階には澪がいる

第1話を観ました。

この作品は韓国の漫画が原作で中華アニメみたいなんですが、ラブストーリーみたいですね。なんか日本の90年代のトレンディドラマみたいな内容で、だいぶ古臭い印象を受けました。こういうバブリーなのが現在の中国の気分なのかなとも思えたが、原作は韓国なのでそういうわけでもないのか。だとしたら単にセンスが古いのか。ちょっと前まで80年代大映ドラマみたいなのが流行だったみたいだから、今はちょっと時代が進んでトレンディドラマ風なのが流行なのかもしれないですね。まぁ何にせよ、現代日本でアニメ鑑賞するという前提ではこの作品のセンスはちょっとキツいですね。話の内容自体がスカスカだが、それ以前にセンスの古臭さが気になって話が入ってこない。韓国人や中国人の恋愛感覚と合わないのか、それとも90年代の感覚と合わないのか、どっちか分かりませんが、違和感が凄いです。あと、キャラが全員が日本人という設定に変わっているのに、中国語でLINEのやり取りしてるのも凄い違和感。それぐらい日本語に変えられなかったのだろうか。どうにも手抜き感が酷い。ただ、ここまで酷評しか無くても、内容的にはごく普通のラブストーリーであり、1話切りする理由は特に無い。そういうわけでとりあえず視聴継続します。

 

 

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。

第2話を観ました。

今回はE級冒険者の一次試験に合格したリックが二次試験の模擬戦に挑むまでのお話になります。そこにラスターという男が現れてリーネットに求婚してくるが、ラスターを同じE級受験者だと思ったリックと揉めて、リーネットがリックを自分の恋人だと言ってラスターを振ったもので、実は二次試験の試験官でA級冒険者だったラスターの恨みを買ってしまう。リックの二次試験の担当試験官は別の好人物のA級冒険者だったのだが、ラスターがその人を闇討ちして自分がリックの試験官となってリックをイジメて落としてやろうと画策する。また、ラスターは実は前回リックに絡んで返り討ちに遭ったアンジェリカとフリード姉弟の兄であり、そういう恨みもあって、リックを会場の外に転送して使用人たちを使ってリンチしようとするが、そこにリックの師匠たちであるSランク冒険者の集まりであるオリハルコンフィストの面々が現れて、ラスターの部下たちを圧倒して、それでリックは試験会場に行くことが出来て、イイ人だった本来の試験官の人がラスターに闇討ちに遭って侮辱されたことを聞き、怒りながら二次試験に臨み、ラスターに相対することになるというところで今回は終わり次回に続きます。まぁ相変わらずテンプレ的な展開であんまり面白くないし、今回はあんまりリック自身による「ざまぁ展開」が無かったので物足りなかったですね。次回はラスターをギャフンと言わせる展開となるのでしょう。

 

 

僕の妻は感情がない

第2話を観ました。

今回はタクマがミーナと一緒にピクニックに行くという話でした。公園でいつものように食事を作ろうとするミーナですが公園で火を使ってはいけないので料理が出来ずサンドイッチを作って食べたりする。ミーナのお腹の中にレンジみたいなのがあって飲み物を温めたり温泉玉子を作ったり出来る。髪の毛が太陽電池に充電するためのソーラーパネルになっていて、髪を下ろすと充電効率が上がったりするのだが、髪を下ろしたミーナにドキッとしたり、ミーナのお腹の保管庫を見て興奮したりするタクマが相変わらず気持ち悪い。充電が切れて公園で倒れてしまったミーナが夜になると髪の毛で充電出来ないので朝まで公園に放置するしかなくなり、タクマは朝まで公園で付き添いますが、雨で濡れたミーナのボディを拭く時もエロいことを考えたりして、やっぱり気持ち悪い。タクマがミーナのことを家族のように大切に思っていると会社の先輩にちゃんと言ったり、結婚指輪を買ったり、イイ話もあるんだけど、どうしても気持ち悪さで相殺されてしまう。最後はタクマの妹から電話がかかってきて、ミーナが電話に出て、妹がタクマが結婚したと知って驚くというところで終わり次回に続く。