2024春アニメ 5月10日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年春アニメのうち、5月9日深夜に録画して5月10日に視聴した作品は以下の4タイトルでした。

 

 

ダンジョン飯

第19話を観ました。

今回はシュローの部下だったが脱走していた忍者がライオス達の前に現れてマルシルを脅して自分にかかった黒魔術を解除させようとします。忍者にかけられていた黒魔術は2つあり、1つはマイヅルが忍者が脱走しないようにかけていた術のようで、マイヅルが一定時間触れないと作動して忍者を殺す術らしい。そしてもう1つはマイヅルではない別の術者にかけられた黒魔術のようだが、人間の魂と獣の魂を融合して人工的に獣人を作る魔術のようだった。

忍者は先だってのファリンの襲撃時にマルシルが黒魔術師だと知り、しかもキメラとなったファリンを救おうとしているのを知ったことで、マルシルならば自分にかけられた2つの黒魔術を解除出来るのではないかと考えて、それでシュローのもとから脱走したようです。そうしてマルシルを脅して術の解除をさせようとするが、マルシルの解除作業の途中で忍者がセンシの作ったリゾットの食べ方のマナーが悪かったのでセンシが怒って、それで忍者もキレて暴れたためにマイヅルの術が誤って発動してしまい般若の化け物が忍者を襲ってくる。それを全員でなんとか倒して、これでマイヅルの術は無効化された。

だがもう1つの術の解除はマルシルには出来ないと言われて忍者は絶望するが、ライオスは逆に獣と融合した忍者が人間の理性を保っていることを喜ぶ。ファリンも狂乱の魔術師の支配さえ解くことが出来れば理性を取り戻して普通に暮らすことが出来ると希望を持つことが出来たからです。また狂乱の魔術師ならば黒魔術に精通しているので、もしかしたら忍者の黒魔術も解除出来るかもしれないとマルシルに言われ、忍者はライオス達に同行して狂乱の魔術師に会おうとするようになった。

後半パートはマルシルが悪夢を見せて精神を食う魔物ナイトメアによって悪夢を見せられて苦しむのでライオスがマルシルの夢の中に入って助けようとする話。まず自分の夢の世界でナイトメアに悪夢を見せられるが克服してマルシルの夢の中に入っていったライオスは、子供の姿のマルシルがワームという魔物に追われている夢に出くわす。そしてマルシルを守ろうとしたライオスはワームに触れられて老化してしまう。ライオスはマルシルに魔術を使って敵を倒すよう言うがマルシルは自分の魔術は不完全で、自分が魔術を使ったせいでこの子は人形になってしまったのだと言う。そのマルシルの手にしていた人形がファリンだと気付いたライオスは、マルシルがファリンを化け物にしてしまったことを後悔しているのだと気付く。そしてライオスが絶体絶命の危機となった時にマルシルが自分を置いて他の人たちが死んでいくことを恐怖していることが判明する。長命のエルフゆえの恐怖であり、それゆえ魔術を学んだのだが、その結果ファリンを苦しめてしまったことで心が挫けてしまい、そこをナイトメアに付け込まれたようです。だがライオスに元気づけられてワームを倒して悪夢から脱して、そうして目を覚ましたマルシルとライオスも一緒に貝型の魔物であるナイトメアを料理して皆で蒸して食べました。その湯気にマルシルの夢が映し出されたが、それは悪夢から楽しい夢に変換されていたのでした。

 

 

花野井くんと恋の病

第6話を観ました。

今回はほたるの小学校時代の級友であった八尾くんという新キャラが登場しました。前回のラストで自分が花野井くんを好きになっていることに気づいたほたるがバレンタインデーに花野井くんに好きだという気持ちを伝えるに至るまでが今回描かれたのですが、そのきっかけを与える役目を果たしてくれたのが八尾くんの登場でした。ただ八尾くんが何か大したことをしたわけではなく、八尾くんとの再会がほたるに自分のトラウマの正体を気づかせるきっかけとなり、それが花野井くんに好きだという気持ちを伝えることに繋がったのでした。ただ八尾くんというキャラの役割はそれで終わりというわけではなさそうで、八尾くんはほたるに対して何か思うところはあるようですので、次回からのクール後半の展開の中で何らかの重要な役割を果たしてくれるのではないかと期待しています。

今回でクール前半が終わり物語の折り返しとなりますが、この折り返し点でほたるが遂に花野井くんに恋心を伝えることが出来て、物語は大きな節目を迎えたことになります。もともと、恋を知らないほたるが花野井くんとお試し交際をして恋を知っていくというのが面白みであったので、こうしてほたるが恋を知り花野井くんに好きだと告白までしてしまった以上は、ここからは普通のラブストーリーになってしまうわけで、じゃあ一体ここからクール後半は何を描くのかという不安はあります。原作は完結していませんから完全に2人が結ばれてハッピーエンドまで描くわけでもないでしょうし、さて一体どうするつもりかと思いますが、そこはちゃんと成算はあるのだと思う。

正直、ここまでの前半クールのストーリーはとても上手くまとまっていて、やっぱりSランクの出来だと思う。話の内容的に好みはかなり分かれそうですが、私はそもそも恋愛に対してあまり思い入れが無い人間なので、恋愛に対するこだわりでラブストーリーの好き嫌いを論じることはない。BLや百合に抵抗があるぐらいです。イケメンと冴えない女子の組み合わせのリアリティとか気にはしない。そもそも恋愛物語にリアリティなんて求めてない。だから評価基準はあくまで作り話としてどれだけ上手く出来ているかだけです。そういう意味ではこの作品は優秀だと思う。ただ「ラブストーリーとして普通に出来が良い」というだけではSランク作品としてはあまり強みが無いのも事実で、このまま普通のラブストーリーのまま1クール終わるようではSランクを維持するのは厳しいかと思う。あくまで現状Sランクなのは折り返し点だからです。だから、ここからのクール後半の展開が非常に重要になってきますが、現状の印象としてはクール前半でやることをやり尽くしてしまったようにも見える。それが誤った印象であったことをクール後半で見せつけてほしいものです。

まず今回の冒頭ですが、前回のラストで花野井くんに恋をしていることを遂に自覚したほたるが、花野井くんに「好きになった」と伝えようとすると決意する場面から始まります。ところがどういうわけか花野井くんを前にして「好きになった」と言おうとすると言葉が上手く出てこなくて、結局言えないままになってしまう。それでどうしたらいいのだろうかとほたるが困惑していると、バイト先の書店に新しく入ってきたバイトが小学校の時の同級生男子だった八尾くんだったのでお互いビックリする。小学校卒業以来会っていなかった2人ですが、懐かしがって「ほたこ」と昔の綽名でほたるを呼び喜ぶ八尾くんとは違い、ほたるの方は何やら複雑な表情を浮かべている。

どうやら例の小学校時代にほたると仲違いしてほたるの髪を切ってしまった「のんちゃん」という女友達が関係しているみたいです。のんちゃんは小学6年生の時に八尾くんのことが好きになって、ほたるに相談していたみたいで、ほたるに八尾くんとの恋を応援してほしいと頼んでいたみたいです。ほたるはそういうことを回想して暗い顔をしており、どうやらそれがほたるとのんちゃんのトラブルの原因になったみたいです。八尾くんはそういうことは知らないようで、バイトが終わって帰る時もほたるに気軽に話しかけてくる。そして何の気なしに「ほたるが小学校卒業前に急に髪を切ってきて誰とも喋らなくなっていた」という話題を出すが、ほたるは気まずくなって足早に帰ろうとして、八尾くんが追いかけます。

すると、ちょうどほたるを迎えにきていた花野井くんと鉢合わせとなり、花野井くんは最初は八尾くんが変質者なのかと警戒するが、ほたるは小学校時代の友人でバイト先で再会したと説明します。しかし花野井くんは八尾くんがほたるのことを「ほたこ」と愛称で呼んでいることで2人が親密な仲なのではないかと心配になり、バイト先に毎日迎えに行くようになる。

それでさすがに心配になったほたるは、花野井くんがそんなふうに恋心が原因で暴走してしまうのは、小学校の時にのんちゃんが暴走してしまった時と同じなのだと気付く。のんちゃんは八尾くんのことが好きだったのだが、「ほたるが八尾くんに片思いしている」という根も葉もない噂が立って、それをのんちゃんが信じてしまい、ほたるに裏切られたと思ってほたるの髪を切ってしまったようです。そのことを思い出したほたるは、今の花野井くんも自分と八尾くんの関係を誤解して暴走寸前になっているのだと感じて、のんちゃんの時のように対処を怠って失敗してはいけないと思った。

花野井くんが八尾くんの件でおかしくなってしまったことでほたるはのんちゃんの事件のことを詳しく思い出し、自分がやはりまだのんちゃんの件で深く傷ついていることに気づいた。それは「恋が人を変えてしまうこと」への恐れであり、そうした恐怖心を抱いているために自分は花野井くんに自分の恋心を告げて恋が進展することを恐れている、だから花野井くんに「好きになった」と告げる言葉がどうしても口にできていなかったのだとほたるは気づいた。

それでほたるがどうしようかと思って元気が無くなっているのを見て、花野井くんは自分が八尾くんの件で不安になって変な行動をとってしまったせいでほたるを悩ませてしまったのだと思い、ほたるに謝る。だがほたるは悩んでいるのは花野井くんの方なのだから花野井くんの悩みを聞かせてほしいと言い、花野井くんは自分みたいな変な人間はほたるに捨てられるんじゃないかといつも不安になっているのだと打ち明ける。

それを聞いてほたるは花野井くんに抱き着いて、クリスマスの時に自分は「恋をするなら花野井くんが良い」と思ったことを打ち明け、だから不安になる必要は無いのだと伝える。それを聞いて花野井くんはほたるを抱きしめて「世界で一番大好き」と伝える。ただ、ほたるはそれに応えて「世界で一番大好き」とは伝えられなかった。流れでそんなことを言っても花野井くんは嬉しく思わないだろうと思えたし、まだほたるは過去ののんちゃんの時のトラウマを乗り越えることは出来ていなかった。

その後、2月に入り、ほたるはどうにか勇気を出して花野井くんに「好きになった」と伝えようと思い、バレンタインデーにチョコを渡して告白しようと考えて、花野井くんとバレンタインデーにデートの約束をして、手作りチョコを作る準備にとりかかる。だが結局は手作りは初めてなので自信が無くて、チョコの見本を見に行った際に買ったチョコを渡すことにしてバレンタインデーのデートの待ち合わせ場所に行きますが、花野井くんから連絡が入り、家で立て込んでいて行けなくなったので自宅で待機していてほしいと言われてしまう。

普段の花野井くんにはあり得ないことだったのでほたるは心配になり、チョコを今日中に渡したいという想いもあり、花野井くんの家に行く。すると花野井くんは大慌てで、それでも家に入れてくれたが、中はチョコが散乱して大変なことになっていた。実は花野井くんは最近八尾くんの件で自分が不安になってほたるに迷惑をかけてしまったので、ほたるを笑顔にしたくてバレンタインデーに手作りチョコをプレゼントしようと考えていたらしい。だがお菓子作りは初めてで上手くいかなかったのだそうだ。それにしても、いくら初めてといっても壊滅的にダメすぎる。

しかし、ほたるはたとえ自信が無くても好きな相手のために手作りに挑戦したいという気持ちは自分も同じだったので花野井くんの気持ちはよく分かり、むしろ花野井くんに勇気をもらって、やはり自分も花野井くんに手作りチョコを渡したいと思いなおし、花野井くんに一緒に今からチョコを作って一緒に食べようと提案し「私も花野井くんにチョコ作りたい」と伝える。

そして一緒にショコラケーキを作り始めた2人であったが、花野井くんが1週間前から練習していて、それでも上手くいかなかったことなどを聞いて、ほたるは花野井くんも失敗して落ち込んだりするのだと新鮮な発見をして嬉しくなる。そして花野井くんが「出来ないことをたくさん頑張ってる」ということを褒めて、「私、花野井くんのそういうところが好き」と思わず口にしてしまい、ほたるは遂に花野井くんに「好き」という想いを伝えることが出来た。

それは本気の「好き」として花野井くんに伝わったかどうかは分からず、そのまま2人はいつも通りの感じで楽しくケーキを一緒に作りますが、ほたるは「好き」と口にしたことによって気持ちが楽になり、やはり過去のことで不安はあっても現在のこの本物の恋心を妨げることはもう出来ないのだと実感する。そしてほたるは花野井くんにのんちゃんの事件の話をして、自分は恋が人を変えてしまうことが怖くて恋をすることを避けていたのだと打ち明ける。だが同時に、自分がもし恋についてよく理解できていればのんちゃんとあんな結果にならずに済んだのではないかという想いがあり、だから花野井くんと交際して恋を知りたいとも思ったのだということも打ち明ける。

それに対して花野井くんは、自分はほたるに恋をして一緒に過ごすようになってご飯を美味しいと思うようになったと打ち明け、恋は確かに人を変えてしまうけど、悪く変えるだけじゃなくて良く変えることもあると思うと言う。そして、特にほたるを見ていると、恋は人を良いものに変えるものなのだと強く思うと言ってくれる。そして2人は出来上がったショコラケーキを一緒に食べて、その後でほたるは買ってきたチョコを花野井くんに渡しながら、改めて「私、花野井くんが好き」「花野井くんに恋してます」とハッキリと伝えたのでした。今回はここまでで終わり次回に続きます。

 

 

ゆるキャン△SEASON3

第6話を観ました。

今回は大井川キャンプ編の最終話となります。これでクール前半は序盤のリンのソロキャンやなでしこ達の庭キャンの後は大井川キャンプがメインで終わり、次回からはクール後半ということで新展開ということになるのでしょう。大井川キャンプはなでしことリンと綾乃しか登場しなかったので、次回以降は千明やあおいや恵那の出番も増えるのだと思います。さらにOP映像を見た感じでは新キャラも登場するっぽいのでそれも楽しみですね。クール前半も大井川キャンプでの綾乃の魅力も非常に高かったのでとても見応えのあるものとなりましたので、クール後半の新キャラにも期待したいものです。

それで今回は大井川キャンプ編のラストです。前回、夕方にキャンプ場で合流して一緒に夕食を作って食べてテントの中で就寝し、翌朝起床したなでしこと綾乃が一緒にキャンプ場の夜明けを眺める場面で終わりましたが、今回はその続きで、そのまま2人が朝食を食べる場面から始まる。朝食はカナッペというもので、スライスして軽く焼いたバゲットの上にクリームチーズと生ハムを載せてオリーブオイルを垂らしたものです。リンも起きてきて3人で食べます。

そして後は撤収して帰るわけですが、普通に帰るのならなでしこは来た道の逆を行きアプトいちしろから大井川鉄道に乗って千頭で乗り換えて金谷まで行き東海道線から身延線を乗り継いで帰っていき、一方でリンと綾乃はバイクで道路で別方向に帰っていきますので、キャンプ場で解散ということになる。しかし、せっかくこうして遠方で会っているのですから、この最終日は1日まるまる使って3人で遊ぼうということで、まずはキャンプ場を撤収してから寸又狭温泉に行こうということになる。寸又狭温泉にはこのあたりで一番有名な吊り橋「夢の吊り橋」というものがあるらしい。吊り橋巡りをしてきたリンと綾乃にとっては是非行っておきたい場所です。なでしこも面白そうだと乗り気です。

寸又狭温泉に行くには車かバスということで、リンと綾乃はバイクでキャンプ場から11㎞の距離となりますが、有名な観光地なので道路は整備されていて、前日の畑薙ダムに行った時みたいな悪路でもなくすんなり行けます。問題はなでしこで、寸又狭温泉にはバスで行くことになるが、そんなにバスの本数は多くなくて、朝食を食べている時間の1時間後に出るバスを逃すと当分バスは来ない。だからバス乗り場に1時間後には行かねばいけないのだが、そのバス乗り場がキャンプ場最寄りの駅のアプトいちしろ駅の隣の駅である奥泉駅にある。大井川鉄道も本数は多くないので、キャンプ場から電車で奥泉駅に行くよりもキャンプ場から直接徒歩で奥泉駅に行く方が早くて、その所要時間は徒歩39分であり、そうなるとゆっくりテントの撤収などしていると間に合わない。よって撤収はリンと綾乃に任せてなでしこは先に出発してバス乗り場に歩いていきます。

そうしてなでしこは1時間後のバスに乗り、更に30分バスに揺られて寸又狭温泉に到着。一方でリンと綾乃はゆっくり撤収をしてからキャンプ場を出発してバイクで順調に走って寸又狭温泉に到着し、バイクを預けてなでしこを探すと、先に到着していたなでしこは既に店で芋餅を買って食っていた。朝食を食ってそんなに時間は経っていないはずだがもう腹が減ったようです。そんななでしこを見て呆れたリンと綾乃も足湯カフェを見つけると行きたくなる。足湯に惹かれたのか、それともカフェのメニューがおいしそうで惹かれたのか、結局は足湯に浸かりながら冷たいデザートをいただくことになる。まだ寒い時期だが足湯で身体がポカポカ温まるのでアイスクリームがちょうど美味しく感じるのです。

そうしてなでしこ達が足湯カフェを堪能していると、そこになでしこが昨日電車で仲良くなった三重から来たお姉さん達が通りかかり声をかけてくる。それで足湯カフェをご一緒することになり、お姉さん達の旅の話を聞く。お姉さん達は昨日は大井川鉄道の終点の井川を散策してから夕方に寸又狭温泉に到着して宿泊していたのだが、夕方に到着した後、日没前に夢の吊り橋に行くことになり帰り路の途中で日が沈んで真っ暗になって難儀したそうです。夢の吊り橋から戻る途中の道に街灯が無くて真っ暗になってしまいスマホのライトで怯えながら進んだとのこと。

それでも夢の吊り橋は綺麗だったという話を聞き、なでしこ達もさっそく夢の吊り橋に向かうことにしました。ちなみに綺麗といっても吊り橋が綺麗というわけではなく、景色が綺麗で有名なのです。湖の上に架かっている吊り橋なのだが、その湖の水質が非常に良くて、チンダル現象で湖面が真っ青になっている。その真っ青な湖面を真下に眺めながら吊り橋を渡るのが滅多に出来ない経験というわけなのです。

なでしこもその綺麗な湖面に感動しながらも、吊り橋が揺れるのを怖がったりしますが、リンや綾乃は全く平気です。観光用の吊り橋ですから湖面がよく見えるように高さは8mであり、昨日2人が恐怖した畑薙大吊り橋の高さ30mに比べればどうということはない。それに畑薙大吊り橋の方が遥かにボロくて遥かによく揺れました。あの恐怖を体験してきた2人は夢の吊り橋ぐらいでもはや恐怖を感じなくなっていたのでした。しかし畑薙大吊り橋を思い出したリンは実はこの奥にあの畑薙大吊り橋以上にヤバい吊り橋があるという驚愕の情報を綾乃に伝える。それは夢想吊り橋というのだそうで、高さは83mで橋自体はほぼ壊れかけているとのこと。ちなみに現在は渡るのは禁止だそうです。

夢の吊り橋は一方通行で、橋で戻ってくることは出来ないので橋を渡り切った後は遊歩道をぐるっと回って戻ってくることになるのだが、この道が結構険しくてクタクタになってしまう。それで寸又狭温泉の温泉街に戻ってきた頃には昼食時となり、すっかりお腹が空いた3人は食堂に入って昼食を摂る。お勧めは渓流そばだというので3人ともそれを注文すると、やまめの唐揚げとか山菜の天ぷら、テナガエビの天ぷらなんかが載っていて美味かった。イナゴの佃煮も小鉢でついてますね。そして食後に温泉に入ります。寸又狭温泉は美肌効果のある美女の湯で有名だそうですが、男客がみんな美女になってしまったとかホラ話を綾乃がしたりして、なんかあおいみたいなノリです。

そして午後は塩郷の吊り橋に行きます。これは千頭まで大井川鉄道の井川線で戻ってきて、そこから更に金谷に至る大井川鉄道本線に乗り換えた先少し行ったところにある塩郷駅の近くにある吊り橋ですが、大井川の上だけでなく民家の上も吊り橋が架かっていたりしていて面白い。さらに線路の上にも吊り橋は架かっていて、吊り橋を歩いている途中で下の線路を蒸気機関車が通ってなでしこ達は驚く。大井川鉄道の井川線はアプト式鉄道で有名ですが、この大井川鉄道の本線の方は1日に1本だけ蒸気機関車が

走っていることで有名なのです。

今回の旅で様々な列車に触れたなでしこはすっかり電車の旅が楽しくなったようで、これから自分はリンみたいなバイクキャンパーに対抗して電車キャンパーになるとか宣言します。そんななでしこの様子を見て、綾乃は浜松から引っ越す時に山梨で友達が出来るか不安がっていたなでしこが良い友達を得ていることに安心し、そろそろバイクで帰ると言います。それで、また2人が呼んでくれたらバイクで何処にでも駆けつけて一緒にキャンプすると約束して走り去っていきますが、すぐに停まって戻ってくる。カッコつけて走り出したは良いものの、これから国道1号線の単調で真っすぐな道を延々とまた戻るのかと思うと辛くなり、もう少し2人と一緒にいたいと言い出す。

それでなでしこが提案して綾乃の帰路に途中までリンとなでしこが付き合う形で、蓬莱橋という場所に行くことにした。これは東海道線に乗り換えて金谷駅から一駅戻った島田駅から徒歩で行ける場所にあり、世界最長の木造歩道橋なのだそうだ。つまり大井川の下流に架かっている古い橋で、吊り橋ではないが風情のある橋でした。しかも橋の上から見る富士山の眺めは絶景でした。なでしこは塩郷駅から大井川鉄道の本線で金谷駅まで行ってそこで東海道線に乗り換えて島田駅で降り、リンと綾乃はバイクで蓬莱橋まで行き、かなり塩郷からは離れた場所で、もう太平洋岸が近い地域ですから、着いた頃にはもう夕方になっており、綾乃にすればここからすぐに国道1号線のバイク旅が始まるわけですから、単調なバイク旅の前に蓬莱橋から3人で富士山を堪能できて満足した状態で気持ちよくバイク旅に入ることが出来ました。そうして3人はグータッチして別れて、それぞれ帰路に就くことになりました。

そうして3人それぞれ夜9時ぐらいに地元に戻り、なでしこは今回の旅の思い出の画像をスマホで眺めながら、旅が終わるのを少し寂しく思いながらも次のキャンプに思いを馳せる。そして帰宅して例の浜松名物の牛肉ハンバーグを姉にお土産として渡す。姉が長らく牛肉ハンバーグを食べていないと言っていたので、なでしこはわざわざ逆方向の掛川まで戻って牛肉ハンバーグのパックを買ったみたいです。なでしこの帰りが意外に遅かったのはそういうわけだったんですね。しかし姉はこのハンバーグは通販でも買えると教えてくれて、なでしこは無駄に時間をかけてしまったと知って愕然とするのでした。今回はここで終わり、こうして大井川キャンプ編も完結し、次回は千明たちのヤケクソキャンプというのが描かれるみたいで、楽しみですね。

 

 

WIND BREAKER

第6話を観ました。

今回は柊と佐狐のタイマンが描かれました。佐狐が昔は弱くてイジメられっ子で柊に助けられて、柊に憧れて強くなっていたのだが、柊が高校は風鈴高校に行って梅宮の下につくと言ったので、柊をてっぺんに据えようとしていた佐狐は柊に幻滅して獅子頭連に入って、上を目指すのを諦めた柊に自分が負けるはずがないと考えて柊を倒しにかかる。意外な佐狐の強さに最初は押される柊だったが桜の檄に応えて反撃を開始して佐狐を倒す。実は佐狐は柊がてっぺんを目指さなくても柊についていこうと決めていたのだが、柊は自分がてっぺんを目指すのをやめたことで佐狐を裏切ってしまったという負い目から佐狐を突き放して別の道を歩ませようとしていたのだが、その結果こうしてタイマンすることになってしまったという話。

まぁストーリーはそれなりにちゃんとしてはいるんですけど、結局は延々とヤンキーが喧嘩してるだけで、普通のヤンキーアニメになってしまってますね。出てくるキャラみんな強者オーラ纏っててワンパターンだし、やっぱり女性向け作品なんだろうなという印象。そろそろ退屈が限界で毎回寝落ちしながら見てて、次回はいよいよ主人公の桜のタイマンで、その次は梅宮のタイマンなのでそこまで引っ張ろうかとも思って迷ったんですけど、どうせドヤ顔で喧嘩するだけなんだろうし、キリが無いし、やっぱり今回で視聴は打ち切らせていただきます。