2024冬アニメ 3月17日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年冬アニメのうち、3月16日深夜に録画して3月17日に視聴した作品は以下の4タイトルでした。

 

 

結婚指輪物語

第11話を観ました。

今回を含めて残り2話となり、次回は最終話ですが、おそらく「俺たちの戦いはこれからだエンド」になりそうです。それでも次回の最終話は異世界に戻って深淵王に一矢報いて、それなりの区切りをつけて終わるのだろうと思います。その前に今回は遂に5つの指輪を揃えて異世界に戻るまでが描かれたわけですが、なんかあんまり予想していたほどはドラマチックな展開にはならなかったですね。てっきり指輪が5つ揃う時はもっと壮大な感じになると思っていたので拍子抜けではありました。ただストーリー自体はむしろサトウとヒメのすれ違う心情が描かれていて悪くなかったです。

アラバスタの魔術で異世界から現代日本に4人の姫たちと共に送られてしまったサトウはすぐにアラバスタや異世界の皆を救うために異世界に戻ろうと考えますが、戻る方法が分からない。それでひとまず現代日本で生活しながら異世界に戻る方法を探そうということになり、サトウはもう戻ることはないと思っていた学校生活に戻ったりして日常生活を送ります。一方でヒメはやたら現代日本での生活を満喫しようとしており、サトウは戸惑います。

実はアラバスタは異世界アーヌルスを救うことに失敗した場合も想定してヒメに置手紙を残していて、その場合は現代日本で指輪の宿命は忘れて生きるようにと書かれていた。また異世界での最後の別れの時も他の姫たちの指輪の宿命からも解き放ってやってほしいとアラバスタは言っていた。ヒメはそうした祖父アラバスタの想いを汲んで、現代日本で前向きに生きていこうとしていたのです。それを知ってサトウも異世界に戻りたいとは言いにくくなってしまう。

しかしサトウはやはり諦めきれず、以前に異世界の門の開いた森の中の場所に再び行って佇んでいるとヒメに見つかり、そこでやはり自分は異世界に戻りたいと伝えようとしたところ、そこにあった祠の扉がいきなり開いて、中から土の指輪を持った姫であるアンバルが現れる。アンバルは何百年も前に異世界で滅んだ土の民ドワーフが作ったロボットであり、土の指輪を深淵王から守るために単身でアーヌルスから見て異世界である日本に送られて、そこで指輪王が土の指輪を求めてやって来るのをずっと待っていたのだという。そこにサトウが他の指輪を持って現れたので指輪王が来たと察知して姿を現したらしい。

そしてアンバルには指輪王を連れてアーヌルスに戻る機能が付いており、これでサトウがアンバルと指輪の契約をして土の指輪を手に入れればアーヌルスに戻ることが可能になった。しかしヒメはアーヌルスはもう滅んだと言ってサトウがが戻って戦いに巻き込まれることに反対するので、サトウはアンバルとは契約できず、ひとまずアンバルは結論を待つと言って別れる。しかしサトウは自分のやるべきことを全うしようと待ち続けるというアンバルの姿を見て、たとえどんなに危険でも自分もやるべきことをやろうと決意してアンバルと指輪の契約を結び土の指輪を手に入れます。

そうしてヒメのもとに戻ると、ヒメはアラバスタのことを心配して1人で泣いており、本当はアーヌルスに戻りたい気持ちを押し殺していたことが分かる。そんなヒメにサトウはアンバルと契約してアーヌルスに戻ることにしたと伝えるが、それでもヒメはサトウの身を案じて反対する。だがサトウは一度は日本での自分との生活を捨ててまでアーヌルスに戻ったヒメの宿命の重さはそんなものなのかと問い、共にアーヌルスを救おうと言う。それで共に異世界に戻ると決意したヒメはサトウの愛に応えるために遂にその場でエッチしようとするが、そこにアンバルが現れて異世界への扉を開いたと言う。一度しか開けないらしいので、結局エッチは中止となり、他の姫たちも連れて遂に5つの指輪を揃えたサトウはアーヌルスに戻っていく。

そういうところで今回は終わり次回の最終話に続きます。とりあえずサトウが真の指輪王の力に覚醒して復活した深淵王と対決することになるんでしょうけど、たった1話で深淵王を倒すという流れにはならないでしょうから、一旦封印するとかそういう感じで一区切りとして終わるんじゃないかと思う。物語はその後も続いていくんでしょうけど、2期があるかどうかは微妙でしょうね。お話的には十分作れるとは思うんですが、そこまでの人気は無いでしょうし、最初から2期を作る予定であるようにも見えない。だから、なんか上手く一区切りつけて2期は無いんじゃないかと思います。

 

 

ゆびさきと恋々

第11話を観ました。

今回を含めて残り2話であり、次回が最終話となります。原作は連載中なので物語はその後もまだまだ続いていくのであり、2期は作れるんですけど、少女漫画原作で続編があるパターンは少ないので微妙ですね。内容的には素晴らしいし、続きも気になるので2期があるのなら嬉しいのですが、高望みはしないようにします。今期は雪が目指している逸臣との海外旅行までは描かれそうもなく、次回の最終話はおそらく雪と逸臣の初デートでの締めとなりそうですね。りんと京弥は上手くいってるようですし、今回はエマと心にも転機が訪れたのが描かれました。また、桜志も新たな一歩を踏み出すことが出来た印象です。だから、次回は雪と逸臣のデートが上手くいって2人が掴み取った幸せを実感出来て、加えてエマと心の今回の場面の続きが描かれれば、なんか綺麗な形で今期を締めることが出来るのではないかと思う。それでとりあえず大満足で、更に2期があって雪と逸臣の海外旅行が描かれるのなら尚のこと嬉しいです。

今回はまず冒頭は、りんと京弥がイイ感じであることを雪が知って、更に雪と逸臣が相変わらずキャンパスでイチャイチャしていて、その後は雪がバイトの面接に行く場面となります。まどかの叔母さんのやっているカフェ「グランブルー」という店で調理補助をする仕事ですが、まどかの紹介でほぼ採用は決まっているようなもので実質は顔合わせのようなものであり、その場で採用が決まります。

まどかの叔母さんは手話も使えて雪とのコミュニケーションも上手く出来ますから心強い。もともとはまどかのために覚えた手話なのでしょうから、姪っ子想いの人なのでしょう。叔母さんの言うには、まどかの友達にもともと会いたかったのだという。中途失聴者のまどかは耳が聴こえなくなった当初はだいぶ落ち込んでいたようで、叔母さんも心を痛めていたようです。だが聾学校に通うようになってから、まどかが友達も出来て明るくなったので叔母さんも安心したようで、まどかの聾学校の時の友達への感謝の気持ちをずっと持っており、いつか恩返しをしたいと思っていたのだそうです。今回、まどかに聾学校時代の友達の雪がバイト先が見つからなくて困っているという話を聞いて、それで叔母さんは恩返しの気持ちで雪を雇ってくれたみたいです。なんてイイ話なんでしょう。

そうしてバイトの採用が決まって雪は帰り道の途中で逸臣にそのことをスマホでメッセージを送りますが、すぐには返信は無く、母親から買い物を頼まれてスーパーに寄ったところ、レジでマスクを付けた店員と意思疎通が上手く出来ずに困ってしまったところを、ちょうど店に居合わせた桜志に助けてもらう。コロナ禍以降、コンビニやスーパーの店員はマスクを付けることが多くなって、口が隠れてしまうと読唇が出来ないから聾者は大変ですし、そうしてトラブルが起きることで店員さんも大変ですね。

この作品の原作漫画は2019年8月に連載開始なので、この場面のコンテが原作で描かれた時期はおそらくもうコロナ禍の始まった後だと思われますから、この「マスクが大変」というのはコロナ禍の後の設定なんでしょうね。これはあくまで漫画の架空の設定だから登場人物はほとんどマスクをしてませんけど、現実世界ではほとんどの人がマスクをしていた時期ですから聾者の人達はもっと大変だったと思います。この作品が構想された時点ではまだコロナ禍が起きていませんでしたから、この企画でゴーサインが出たのでしょうけど、途中でコロナ禍が起きてしまい、世の中の人達はみんなマスクをするようになったが、さすがにその現実をそのまま描いてしまうと、この作品がそもそも成立しないので、作中ではみんなマスクしてませんけど。

それはともかく、桜志に助けてもらった雪は、桜志がいつになく優しいのでちょっとビックリします。桜志の方は別に意識して優しくしているつもりはなく、雪のスマホに逸臣からさっきの件で返信があると、それに気付いて突っかかってきたりもします。ただ、桜志が雪と逸臣が付き合っていることを知っていて、逸臣に泣かされたら自分に相談するようにと言うので、雪は更に驚きます。どうして自分と逸臣が付き合っていることを知っているのかと雪が尋ねると、桜志は逸臣と酒を呑んで話をしたのだと答える。それで雪は桜志が逸臣と仲良くなったのかと驚きますが、桜志は仲が良いわけではなく、むしろ嫌いだと言います。嫌いだから、雪が逸臣に泣かされることを心配していて、その時には逸臣ではなく無条件で雪の味方になると言っているのです。しかし、それは結局のところ、雪と逸臣が交際することを前提とした話であり、桜志が雪と逸臣の交際を認めているということを意味します。少し前は桜志は雪と逸臣が会うことすら認めようとしていなかったのですから、これは雪から見れば信じられないほど桜志のスタンスは好意的に変化していることになり、だからこそ雪は驚いたのです。

それで雪は桜志が逸臣を嫌いだと言っているのも本心ではないのだと思い、逸臣は優しい人だと手話で伝えようとしますが、桜志は雪が逸臣を褒める手話をするのを見るのが嫌で、思わず雪の手を掴んで手話の動きを遮る。そして「俺の前であいつを褒める手話なんかするなよ」と言ってしまい、驚く雪の顔を見て、桜志も自分の行動が普段ならば決してやらないようなものであることに気付いて困惑して雪から手を離し、そのまま雪の背を向けて歩き出す。雪の方も桜志が普段とは全然違うことに気付いて驚いて唖然としますが、一体何があったのだろうかと困惑して、そのまま桜志の後ろを歩いて一緒に自宅に向かっていきます。

雪が桜志が普段と全然違うと思ったのは、変に自分に優しいことや、逸臣との交際に反対していないことだけではなく、決定的だったのは自分の手話を途中で遮ったことでした。雪は今まで桜志に手話を邪魔されたことは一度も無かったのです。だから桜志が普段とは全然違っていて、まるで見知らぬ別人のように思えてしまった。ただ、それがどういう意味合いがあることなのかは雪には全く分からず、それゆえ桜志にどう言葉をかけて良いか分からず、黙って後ろを歩くだけとなってしまった。

一方で桜志の方も自分が雪の手話を邪魔したことに驚いていた。いや、そんなことで驚いている自分に驚いていたと言っていいでしょう。それによって桜志は自分の中で「雪と手話でコミュニケーションをとる」ということが特別なことであり、自分がとてもそれを大事にしてきたのだということが実感された。

先日、逸臣と酒を呑んだ時にフラッシュバックした子供の頃の花火大会の時の初めて雪と手話でコミュニケーションをとった時の記憶、あの時の「雪を独り占めしているという心地良さ」が桜志にとってずっと今まで大切なものであった。だから桜志は雪と手話で会話している時間を何よりも大事にしていて、それを誰にも邪魔されたくなかった。もちろん自分で雪の手話を遮るようなことはしたことはない。

だが、そんな自分が雪の手話を遮ったということは、自分の中で「雪と手話でコミュニケーションをとる」ということが特別なことではなくなったのだろうと桜志は思った。これまで桜志が雪との手話の時間を特別視していた理由は「雪を独り占め出来るから」であった。だが雪は逸臣の彼女になってしまい、桜志も逸臣と話をして2人の交際を認めてしまった。だから桜志にとってはもう「雪を独り占めすること」は不可能になってしまい、その手段としての手話はあまり大切なものではなくなってしまったのだ。だから自分は雪の手話を邪魔するようになってしまったのだと桜志は思った。

桜志がそんなふうに思うのは、そもそも桜志が雪と逸臣の交際を認めた理由が、別に逸臣と酒を呑んで会話した時に逸臣が立派な人間だと思ったからではなく、むしろこれまでの自分が雪の彼氏になる資格の無い人間だったと気付かされたからです。逸臣と会話をして、その中で花火大会の時のことを思い出して、自分がもともと雪を独占するために手話をやり始めたことを思い出し、それが障碍者の弱みにつけこむ卑劣な行為だという疚しい気持ちが常にあり、その疚しさを否定して自分はそんな人間じゃないと自分に言い聞かせるためにアリバイ的に雪にワザとキツい態度をとり続けてきた、そういう下らない人間だということに気付かされたのです。ちゃんと雪と向き合って信頼関係を築くために手話を覚えている逸臣と会話して、自分がそんなつまらない人間だということに気付かされた桜志は、そんな自分の「雪を独占するための歪んだ手話」を大切なものとはもう思えなくなった。だから自分は雪との手話を自分で遮って終わらせるようなことをするようになってしまったのだと桜志は思ったのです。

それで桜志は自己嫌悪に陥って黙って歩き続け、その後ろから困惑して雪がついて行くという形で、途中で踏切の遮断機を下りていたので2人は並んで電車が通過するのを待つことになる。そこで特急電車がすごい騒音を立てて通過していくのに雪は耳が聴こえないので全くその騒音に気付くことなく立っているのを見て、桜志は中学生の時に電車の中で雪とたまたま乗り合わせた時のことを思い出した。

その時はトラブルで電車が急に途中で停車してしばらく動かなかったのだが、車内アナウンスで状況の説明がすぐにあったので特に騒動が起きるわけでもなく乗客はみんな再び電車が動き出すまで大人しく待っていた。だが桜志は雪が少し離れた場所に居て1人だけ困惑して焦っている様子であることに気付いた。雪だけは耳が聴こえないから車内アナウンスが聴こえず、状況が分からないので困惑していたのです。そのことに気付いて桜志は雪に事情を説明してやりたいと思ったが、満員電車だったので雪に近づくことが出来なかった。ただ、もし近づくことが出来たとしても、その頃の桜志はまだ雪に「アホ」とか言ってからかう程度の手話しか出来ないレベルだったので、こんな入り組んだ状況を雪に説明することは出来なかった。それで桜志はそんな自分が情けなくなって、それから手話を本格的に勉強するようになったのです。

踏切の前でそのことを思い出した桜志は、自分が手話を勉強し始めた本当の理由は「雪を独占したいと思ったから」ではなくて「雪を守りたいと思ったから」だということに気付いた。そして、それなのに自分はそうした初心をいつの間にか忘れてしまっていたのだということにも気付いた。桜志はそうやって最初は雪を守りたいという想いで手話を勉強し始めたのに、手話が出来るようになって雪の家族にも頼りにされるようになって雪との距離が近くなるにつれて、怖くなっていったのです。このまま家族にも気に入られて雪の彼氏になって結婚までするようになったら、まるで自分が雪を手に入れるために手話を勉強したみたいに思われてしまうんじゃないかと思って怖くなった桜志は、その恐怖に抗うように雪に対してキツい態度を取り始めるようになり、気がつけば「雪を守りたい」という初心とは真逆の行動ばかりとるようになってしまっていたのです。

そのことに気付いて、手話が使えなかった頃の初心を忘れてしまった自分の愚かさが雪をずっと傷つけてきたのだと桜志は後悔して、もっと自分の気持ちに素直であれば良かったと悔やんだ。その挙句に今日も雪の手話を邪魔するようなことまでしてしまい、自分は最低だと反省した桜志は、雪の家の前に着くと、別れ際に「今日の俺、変だった?」と問いかけ、雪が「いつもと違う感じだった」と答えると、桜志はやはり雪を困惑させてしまったと反省して「素直になりたいとは思ってる」と手話を使わず伝える。雪は桜志が手話を使わないのは珍しいと意外な印象を受けるが、桜志はまだ手話がちゃんと使えず「雪を守りたい」ともどかしく思っていた頃の自分の初心に戻りたいという意味で、ここではあえて手話を使わなかったのです。

しかし実際には桜志はもう初心に戻ることが出来ている。例えばさっきのようにスーパーのレジで雪が困っている時に自然に助け舟が出せるようになっているからです。これは雪が逸臣と交際するようになり、桜志が2人の交際を認めることが出来たことによる副産物です。桜志は雪が逸臣というちゃんとした彼氏と交際することを認めたことによって、自分が雪と交際して「障碍者の弱みにつけこんだ男」とレッテルを貼られてしまうという強迫観念から解放されることが出来て、もともとの「雪の助けになりたい」という素直な本心に沿った行動が出来るようになり、自然に雪に優しく接することが出来るようになったのです。

しかし雪の方は桜志が沈んだ表情で「素直になりたい」と言っているのを聞いて、桜志が誰か好きな女の子と喧嘩でもしているのではないかと勘違いして「誰かと喧嘩してるの?」と質問する。桜志は先日の逸臣との酒の席での口論を思い出して、確かに逸臣と喧嘩しているようなものかもしれないと思い「喧嘩みたいなもの」と答える。それで雪はやっぱり桜志が好きな女の子がいて喧嘩して悩んでいるのだとますます勘違いして、励まそうと思った。

それで雪は、自分が大学に入学してすぐの頃に、聾学校時代とは違って周囲の人がみんな自分の耳のことを知らない人ばかりで心細かった時期、桜志が頻繁に手話で話しかけてくれて、その優しい心遣いに気付いて、それで前向きになれたのだと打ち明ける。だから、そういう桜志の優しさは相手にも伝わっているはずだから気にしないで素直になればいいのだと雪は桜志を励ましたのでした。それを聞いて桜志は雪がどうも自分が他の女とのことで恋愛相談していると勘違いしていることに気付いて、全く自分の気持ちが伝わっていないことにガッカリしますが、それでも自分の「雪を守りたい」という優しさはちゃんと雪に届いていたのだと思うと、何か救われた気持ちにもなれた。それで「まぁいいや」と答えて、桜志は「了解」と言って雪と別れて家路についた。そして、雪に励まされた通り、これからは雪に対して素直に「守りたい」という気持ちで接していこうと決めたのでした。

続いてはエマと心の場面となります。心はエマに「逸臣に彼女が出来た」ということを伝えようとしていましたが、結局ズルズルとそれを伝えることが出来ないまま日数を重ねており、思い悩んでいました。エマにそのことを伝えようとした時、心は自分がずっと「逸臣のことが好きなエマ」に惹かれていたのだということを思い出して、エマが逸臣のことを諦めてしまって自分がエマに魅力を感じなくなることを恐れて、エマに真実を伝えることを躊躇ってしまったのです。

だが、逸臣に雪という大切な彼女が出来て、エマが逸臣のことを好きでい続けていてもエマが不幸になるというのは目を背けることの出来ない現実です。また、それは心にとってエマに負けないぐらい大切な親友である逸臣に迷惑をかけることにもなる。だから早く伝えなければいけないという想いもあり、心は葛藤していた。そうして京弥に相談した時「自分の気持ちに素直になれ」と助言されて、心は自分の中で一番大切な気持ちは「自分がエマに惹かれること」ではなく「自分がエマを守りたい」という気持ちなのだということに気付いた。仮にエマが逸臣のことを諦めてしまい自分がエマに魅力を感じなくなってしまったとしても、それでもエマは自分にとって守りたい大切な存在なのだと思い、心はエマに真実を伝える決意をして、エマを呼び出します。ソシテエマに逸臣に彼女が出来たことを告げて、「俺と付き合えばいい」と伝えます。

しかしエマは高校時代に校舎の屋上で心の彼女が怒鳴り込んできた時に心が「エマのことだけは死んでも好きにならない」と言った話を持ち出して、あんなことを言っておいて今更自分と付き合いたいと言うのはどういうことかと怒り出します。しかし、エマもそんな昔の些細な出来事をずいぶんと根に持って覚えているものです。それは、そのことがエマにとって実はかなりショックな出来事だったからであり、実はエマは心のことを異性としてずっと意識していたのに、ずっとそのことを気にして素直になれていなかったことを示している。

心はエマが自分のことを異性として意識しているはずがないと思っていて、京弥に「エマちゃんは心のことを待ってると思う」と言われた時も「あり得ない」と言っていた。だから今回こうして「付き合おう」と言っているのも、拒否されるだろうと覚悟していて、それでもエマを支えられるのは自分しかいないと覚悟を決めてアタックしているだけだった。だからエマが自分のことを異性として意識していたと分かって驚き、京弥の観察が正しかったのだと気付いた。

それで心は高校時代のあの「エマのことだけは死んでも好きにならない」という言葉は「死んでもこの気持ちを伝えることはない」という決意で言っただけだったのだと説明し、それを聞いてエマは「ええ~!?」と驚く。エマもあの心の言葉をずっと言葉のまま受け取って心が自分のことを異性として意識しているはずがないと言い聞かせて、「心がこんなにずっと自分と一緒にいてくれているのは自分のことが好きだからなのかもしれない」という秘かな想いを抑え込んでいたのです。こうしてお互いが相手の気持ちを誤解していたことに気付いたエマと心の2人ですが、さてこの後どうなるのかは今回はこれ以上は描かれず、次回に描かれることを期待したいと思います。

そして今回の最後は次回に繋がる雪と逸臣のパートとなります。雪は「グランブルー」でバイトを始めて頑張って働き、忙しくなりました。逸臣の方も何か忙しいようで、雪と逸臣は会う機会が減ってしまいましたが、雪は逸臣と一緒に海外旅行に行くためにはそれは仕方ないことだと思っていた。だが逸臣が時間を作って夜遅くに雪の家の前まで来て、ベランダ越しに雪の顔を見ただけで帰ろうとしたのを見て、たったそれだけでも逸臣に会えて嬉しいと思った雪は外に駆けだして逸臣と触れ合い、やはりどんな方法のコミュニケーションでも、会って身体を触れ合うことに勝るものではないと実感する。

そうして2人で公園に行き、ブランコに乗って会話するが、雪はバイトなどで忙しくてこうして会える機会は少なくなるだろうからいっそうそういう時間を大切にしようと考える。しかし逸臣はあまり時間もお金も切り詰めなくていいと言う。目的に向かってバイトを頑張るのも良いけど、それよりも大事なことは2人の時間を作ることだということです。雪はこれまで男女交際をしたことがなく、何でも目標を決めて「クエスト」として頑張ることしか知らなかった。だから今回の「逸臣と海外旅行に行く」ということが雪の逸臣との交際における「クエスト」になってしまっていた。しかし男女交際はクエスト達成のためにあるのではなく、形にこだわらず2人の時間を大切に過ごすためにあるのです。雪はそのことに気付かされ、逸臣が「そういえば2人でちゃんとデートしたことがない」と言い「雪の行きたいところに行こう」と言うので、そんなこともしてもいいのだと嬉しく思えてきて、次回はデート回での最終話ということになりそうです。

 

 

僕の心のヤバイやつ(第2期)

第23話を観ました。

今回を含めて残り3話となり、今回は体育祭の話となります。体育祭など無意味なイベントだと考える市川は小柄なのでクラスの騎馬戦の騎手、つまり一番上に乗る人をやってほしいと頼まれるが断ります。しかし別のクラスになった足立は騎馬戦に騎手として出場すると言い、市川にも騎手として出て来てタイマン勝負しようと言ってきます。足立は市川が山田のことを好きだと気付いており、山田も市川のことが好きなのだろうとも思っている。その上で市川に勝負を挑んできているのであり、市川もそれを承知で足立の申し出を受けて、騎馬戦に出場することにしました。

それで騎馬戦に備えて体力をつけようと市川がランニングしていると公園で山田にバッタリ出会い、一緒に走ることになり、気がつけば山田の家の前に来ていて、家の中でトレーニングしようと山田に誘われてしまう。家に入ると両親は留守であり、どうも不健全なムードを感じて市川は動揺しますが、あくまで山田は真面目にトレーニングする気であると分かって市川は安堵する。しかし、それはそれで薄着でトレーニングする山田の肢体が刺激的だったり、山田も犬に胸を触らえたのを市川のラッキースケベと勘違いしてドキドキしたりと、相変わらずアホな2人であった。

そんな中で山田がどうして足立のタイマン勝負の申し出を受けたのかと質問してきて、市川は「足立とは友達だから」と答えますが、内心では違うことを考えていて、足立が山田のことを好きだと前々から言っていたのは効いていましたから、きっと足立は自分と山田の関係に気付いていて、それでタイマン勝負をしようと言ってきたのだと気付いていました。だからといって、山田も関わらせずにそんな勝負をしてもその勝敗によって何が変わるわけでもなく、無意味な勝負だということも分かっていました。ただ、それでも市川は足立との勝負に負けたくなかった。何故なら市川は勝負に勝つことで足立よりも自分の方が山田が好きなのだということを足立に示したかったからでした。

山田の方は全然違うことを考えていて、体育祭の日に市川に弁当を作ろうと考えていて、卵焼きは甘いのとしょっぱいのとどっちが好きかと質問してくる。それに答える形で市川は「甘い方が」と言いつつ、頭の中は足立よりも自分の方が山田を好きなんだという想いが溢れてきて「好きだ~!!」と大声で叫びながらトレーニング用のダンベルを持ち上げて、山田はいきなり市川が大声を出したのでビックリして、ダンベルの重さでよろめく市川を後ろから抱えて支えて、市川が甘い卵焼きが好きだと理解して、「私も当日頑張るよ!」と気合を入れる。山田は弁当作りを頑張ると秘かに張り切っているのだが、市川は山田が何を頑張るつもりなのかよく分からない。

そして体育祭当日となり、山田が市川の額に何かをマジックで書いてから鉢巻を締めさせてその書いたものを隠して「絶対外しちゃダメだよ」と言う。騎馬戦では鉢巻を奪われると負けだから、つまり騎馬戦で足立に負けないようにという意味で激励しているのだが、山田が額に何を書いたのかは市川にも分からない。

あいにく天候はあまり良くなくて朝から曇天で、昼から雨が降るとのこと。騎馬戦は午前中の最後の種目だったのでもしかしたら雨で流れてしまうかもしれない。市川としては騎馬戦が無くなったら無くなったで別にいい。足立との勝負の場から逃げたくないし、勝負する以上は勝ちたいのだが、勝負の場そのものが無くなるのなら別にそれでも構わない。だが選手宣誓の役目を担った足立がくだらない下ネタギャグを言うのを聞いて、こんなバカには負けたくないと変な闘志は湧き上がってくる。

この後、借り物競争に出場した祝福女カンカンこと安堂が自前で用意した借り物指定の不正用紙に「カップル(両片想い可)」と書いたものを持ってきて山田と市川を連れ出そうと画策するが失敗して、山田の両親を連れて走る羽目となり、しかも不正がバレて失格して担任の先生にこってり絞られるというハプニングもあり、やはり安堂は危険なヤツです。

そして騎馬戦の前に雨が降り出して、そこで競技を終えるという判断となりかけるのだが、足立が先生たちに掛け合って騎馬戦だけはやらせてほしいと頼み込む。それを見て、足立が真剣なのだと分かった市川は、一緒に先生に頼み込んで、それで結局、騎馬戦はやることになった。そうして騎馬戦が始まったが、その頃には雨かかなり激しく豪雨となってしまっていた。それで山田も、市川も足立も何かよほどの事情があって騎馬戦で勝負をつけようとしているのだろうということに気付き、雨の中で2人の勝負を見守ることにした。

そうして市川と足立の騎馬戦でのタイマン勝負が始まるが、市川は足立との友情のためなどではなく、あくまで自分の方が山田を好きなのだと示したくて足立に勝とうとしていた。そして豪雨が激しくて遠くで見ている山田には声が届かない中、足立は「山田が好きだ!」と叫んで市川の鉢巻きを奪おうと手を伸ばす。その手を掴んで踏ん張りながら市川も「僕だって山田が好きだ」と言い返そうとするが、足立はそれを遮るように「でも、市川を良い奴だと思ってる!」と叫ぶ。

それを聞いて、市川は足立が勝つためにタイマン勝負を挑んできたのではなくて、負けて山田への恋を終わらせるためにタイマン勝負を挑んできたのだと気付く。足立は自分のことを良い友達だと思ってくれていて、山田への恋を諦めて山田を譲ってくれようとしている。そのために勝負に負けようとしているのだ。自分は足立との友情のためにこの勝負を受けたわけではなかったが、足立は自分との友情のためにこの勝負を挑んでくれているのだと市川は気付いた。

だが、市川はそんな足立の本音が分かって、感動するのではなく苛立ちがこみあげてきた。それは足立に対してだけでなく、市川自身に対してもこみあげてきた苛立ちだった。普段はバカみたいな下ネタでふざけたり、下らない妄想で盛り上がったりしている中学生のバカな子供が、いきなり盛り上がって友情だとか愛だとか、負けたくないとか譲って身を引くとか、薄っぺらいことを言ってみっともないと思えた。そんな下らないことを言っているだけの中途半端な自分も足立も、ちゃんと大人の世界で夢を追いかけて地に足をつけて頑張っている山田には釣り合わないと思えて市川は情なくなった。

市川はそうした苛立ちを足立にぶつけて、それを聞いた足立は「自分はもう負けてるのは分かってる」と納得する。そして、「だから負ける時はみっともなく負けさせてくれ」と言って騎馬の上で棒立ちになり、市川に勝ちを譲って勝負を終わらせようとします。だが市川は「ふざけるな!」と足立を怒鳴りつける。足立は負けているから終わらせることが出来る。でも市川は足立には勝っているから山田に挑み続けるという勝負から下りることは出来ないのです。そして、その勝負に勝つ自信がまだ中学生のガキである市川には全く無い。それでも山田が好きだから降りることが出来ず戦い続けなければいけない。そんな自分の苦しい立場を想うと、安易に勝負から下りようとしている足立を見て市川は腹が立ってしまったのです。

そして、自分に向けて必死でハッパをかけるかのように、市川は足立に向かって「それがお前の本気なら否定するな!」「俺なりに本気だって言えよ!」と怒鳴りつける。足立もムキになって「それでどうなるっていうんだよ!」と怒鳴り返してきて、市川は「どうにもならねぇよ!」と言い返して「僕は本気だ!」「本気で山田が好きだ~!!」と絶叫する。結局、足立や自分のガキっぽさや情けなさに打ちのめされて挙句、市川は開き直って自分の想いを山田にぶけけようという決意が湧き上がってきてしまったのでした。もう凄い勢いで感情のまま暴走してるって感じですが、騎馬戦に参加してる男子たちにはこの絶叫は聞かれてしまいましたが、豪雨が更に酷くなってきたタイミングだったので遠くで観戦していた女子たちには聞こえませんでした。もちろん山田にも聞こえませんでしたが、それでも市川と足立が何か凄い勢いで言い合っているのは見て分かり、山田は市川が何かとても大事な話をしているのだろうと察して、心配そうに見つめます。

そうして足立は「どうしろって言うんだよ!」と市川の胸倉を掴み、市川は「知るか!本気で来い!」と、なんか支離滅裂な遣り取りになるが、足立は「市川がこんなヤツだって知らなかったら、山田のことも嫌いになれたのに!」と叫んで市川に飛び掛かってくる。その足立の言葉を聞いて、市川は足立が本当はとっくに山田のことは諦めようとしていたのに、それでも山田に惹かれ続けていたのは、足立が自分のことを真の友達だと思ってくれていて、その自分が好きな山田のことをどうしても嫌いになれなかったからだということに気付いた。そうした足立の気持ちを理解出来ずに薄っぺらだと誤解していた自分の未熟さを市川は恥じた。そうして市川は足立に鉢巻を奪われてしまい、この勝負は自分の負けだと認めた。

だが同時に足立も市川の鉢巻きを奪った瞬間、鉢巻に隠されていた市川の額に山田の文字で「きょう」と市川の愛称が書いてあるのを見つけて、山田が市川のことをとても大事に想っていることを理解して、完全に自分の負けだと認めて山田のことを完全に諦めることが出来た。そうして結局は2人とも騎馬から地面に落ちてしまい両者失格となり、市川も足立もそれぞれがこの勝負は自分の負けだと認めて、仰向けになって天を向いて涙を流すのだが、2人が涙を流していることは、近くで2人の遣り取りを聞いていた男子たち以外は豪雨で涙が洗い流されていき気付くことはなかったのでした。

だが、その後の保健室で市川と足立が怪我の治療をしている場面で、保健室に来た山田と入れ違いに気を利かせて保健室を出てきた足立に対して関根が気遣う態度であったことから、市川と足立の遣り取りは関根には聞こえていたのかもしれない。そうなると関根の隣で騎馬戦を見ていた山田にも2人の遣り取りは聴こえていたのかもしれない。ただ、それにしては山田の反応が普通だったので、単に関根が状況から大体のことを察して足立の男気を評価しただけなのかもしれません。

その後、市川の姉の香菜も市川を迎えに保健室に来るが、市川と山田が喋っているのを聞いて、気を利かせてそのまま去っていく。そして市川は「負けた」と山田にこぼす。それに対して山田は「悔しさを忘れないことが前を向くために一番大切」と諭してくれる。そして山田は作ってきた弁当を出して市川は昼食を摂り、卵焼きはとても美味しかった。最後に山田は「今日はとってもカッコよかった」と伝えて去っていく。そういう感じで今回の体育祭の話は終わり、残りは2話となります。

 

 

薬屋のひとりごと

第23話を観ました。

今回を含めて残り2話で、次回は最終話となります。原作もまだまだ続きはあるようで、色々と謎を残したまま終わりそうです。アニメ化の前から原作はかなり人気があって、アニメ化以降は更に爆売れしてるらしいので余裕で2期は作られるでしょう。おそらく次回の最終話の後で2期の告知があるでしょう。まぁ「フリーレン」同様に2期まで1年以上は開くでしょうから、放送時期の発表は無くて2期の制作決定告知でしょうね。

今回は羅漢の過去が明かされるエピソードでした。まず猫猫が「負けた方は勝った方の言うことを1つ聞く」という条件で羅漢に象棋の5番勝負を挑みます。羅漢が勝てば猫猫が羅漢の家の子になる。猫猫が勝てば羅漢は緑青館の妓女を1人身請けするという条件となります。ただ羅漢は象棋は負け無しで、猫猫はルールを知っている程度。

しかし酒の入った5つの盃のうち3つに毒を入れて敗者が1回負けると1つを飲み干し、3つ呑むと毒が効いてくるというルールでの試合となったので、2連敗した猫猫が2つ呑んで、3つ目を呑むと危ない状態となり、羅漢は猫猫が死なないように3戦目はワザと負ける。毒は呑めば味で分かるらしいので、羅漢としては自分が1つでも毒の入った盃を呑めば猫猫の安全は保障されるわけですから、毒を引き当てるまでは2回は負け続ければいい。もし2回の間に羅漢に毒に当たればもう猫猫が負けても3つ毒を呑む可能性は無いのだから次の勝負で勝利して羅漢が勝つことが出来る。もし2戦負けても毒に当たらなければ猫猫が既に2つ毒を呑んだ状態での5戦目ということになるから、その場合はその時に考えればいい。とにかく3戦目と4戦目は羅漢はワザと負けるしかない。

しかし、そういう展開となることを見越して猫猫は「自分なら3つ目から効くが羅漢には1つで効く毒」を仕込んでいた。それは実は「アルコール」でした。強い酒の入った盃に更にアルコールを入れたことでかなり強い酒となり、羅漢は下戸なので1つ呑んだだけで酔いつぶれて昏倒してしまった。勝負は「途中で勝負を止めた者の負け」というルールであったので、これで猫猫の勝利となります。

これで羅漢は緑青館から妓女を身請けすることになるわけですが、猫猫は母の鳳仙を父の羅漢に引き取らせようとしてるってことなんですかね?そのあたりちょっと明確には分からない。それに青いバラは話に何の関係があるのかなと思ってたら最後に出てきて「朽ちても形が残る」という暗示となっていたので、やっぱりそれは鳳仙のことを指すのかもしれない。

ここで羅漢の過去回想シーンが描かれ、先天性の相貌失認症であった羅漢は他人の顔が認識出来なかったが何故か緑青館の妓女の鳳仙の顔は認識することが出来て一目惚れして碁や象棋の相手をしていたが、鳳仙もいつしか羅漢のことを好きになっていたようで、鳳仙の身請けの前に2人は一夜だけの契りを交わした。その直後に羅漢は叔父(どうやら猫猫の養父の羅門らしい)の失脚の影響で地方に飛ばされて、半年で都に戻れると思ったら戻るのに3年もかかってしまい、戻ってきたら鳳仙は羅漢の子(猫猫)を孕んで産んだために身請け話が潰れて遊女のような立場に落とされて性病に罹って再起不能になっていた。鳳仙や緑青館では羅漢が迎えに来るものだと思っていたが羅漢は3年も来なかったわけで、結果的に鳳仙を見捨てたという形になってしまっていた。それで羅漢は酷く後悔した。

まぁそういう話で、猫猫はそういう羅漢の事情を知っていて、羅漢が鳳仙に向き合う機会を作ったということなんでしょうかね?猫猫はずいぶん羅漢を嫌っていたみたいだから、そこらへんの心情がイマイチよく分からない。次回そのあたり触れるような話になるんでしょうかね?