2024年冬アニメのうち、1月4日深夜に録画して1月5日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。
ダンジョン飯
第1話を観ました。
この作品は漫画原作で連続2クール放送みたいですね。ダンジョンを攻略中の冒険者パーティーがドラゴンに襲われて、リーダーのライオスの妹のファリンがドラゴンに喰われてしまい、魔法で脱出できたライオス達であったがファリンだけはドラゴンに呑み込まれてしまったので脱出出来なかった。でもドラゴンの消化速度は遅いらしいので急いで再び迷宮を進んでいって下層階に行ってドラゴンを倒せば蘇生魔法で助けられるみたいです。それでライオスは仲間のマルシルとチルチャックと共にダンジョンに再び挑むが、経費節減をせねばいけなくなり食料を自家調達するしかなくなり、ダンジョン内の魔物を料理して食べることになる。実はライオスは魔物マニアで、以前から魔物を食べてみたいと思っていたので、これを良い機会にその願望を叶えようとしている。エルフの魔法使いのマルシルは魔物を喰うのを嫌がっていたが、センシという魔物食の研究家のドワーフも仲間に加わって魔物のゲテモノ料理が美味しそうになってくると、腹を空かせて食べるようになっていきます。
そういう話だったわけですが、今回は歩くキノコとかサソリの魔物とかスライムを水炊きにする話と、肉食の植物をタルトにする話でした。基本的に魔物を狩って食材として調理して食べるという話です。調理過程を詳しく見せてくれて、誰でも再現出来るレベルまで料理番組のように見せてくれて実に親切な作りになっていますが、肝心の食材が架空の生き物ばかりなので全く再現は不可能です。架空の食材を現実的な方法で調理するということに主眼を置いた作品であり、ある種の挑戦的な作品だと思います。意義はあると思う。ただ面白いかどうかは別問題で、私は面白くないと観ないので、大事なのは面白いかどうかです。それについては現状は一応ギャグアニメとしてそこそこ面白いです。ライオスがちょっとサイコパスな魔物マニアである点と、マルシルのリアクションがいちいち面白い。ただ基本的に「異世界」とか「ダンジョン」とかいうのが苦手なので、果たしてこれで2クールも我慢出来るかどうか不安ではあります。まぁちょっと様子見することにします。
まぁグルメアニメということになるんでしょうけど、基本的にグルメアニメってあんまり興味無いんですよね。なんかグルメアニメって熱烈なファンがいるんですけど私にはよく分からない。この作品の場合は単純なグルメアニメじゃなくて飯テロアニメということになるんでしょうかね。「飯テロ」という言葉も美味しそうな食事に対しても使われることが多いので、この作品の場合は悪食アニメ、ゲテモノ食アニメとでも言うべきでしょうか。そういうギャグ込みのものとして一定の特色はあると思うのでちょっと様子見はします。
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
第1話を観ました。
この作品はなろう系ラノベ原作の異世界転生モノで主人公最強チート系の作品みたいですね。修学旅行のバスに乗っていたクラスの全員がバスごと異世界に転移して、賢者シオンとかいうのが現れて、クラスの全員に勇者になるためレベルを上げるようにと命令してクエストを課したりする。だがクラスの中で4人だけ勇者の資質に覚醒しなかった奴らがいて、他のクラスメイト達は4人を見捨てて、4人のうちの2人はワイバーンに殺されて、残る2人の夜霧と千佳も殺されそうになるが、夜霧が「死ね」と言うとワイバーンは死んで2人は助かった。夜霧は「死ね」と言ったり思うだけで相手を即死させるチート能力も持ち主だそうで、この能力で自分たちを見捨てた上に戻ってきて千佳にエロいことをしようとしたクラスメイトたちも殺す。
とりあえず夜霧と千佳は元の世界に戻れる方法を探すということになるみたいですが、なんともまぁ凄いイキった話が始まったものです。ただ最強チートは夜霧なんですけど、イキってるのは自分がチートだと思い込んでいる他の連中であって、能力を得ていきなりイキリ始めたクラスメイト達とか賢者シオンとかが夜霧に即死させられる展開は「ザマミロ」という感じはあって面白いのかもしれない。ただ、すぐ飽きそうではある。死に方も地味だし。しかし、なんか人気ある作品だったみたいですし、まさか今回の内容だけの作品じゃないんだろうと思うのでちょっと様子見はします。