2023年春アニメのうち、5月27日深夜に録画して5月28日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。
天国大魔境
第9話を観ました。
今回は天国パートはアスラについて描かれていてかなり衝撃的でしたが、まだまだ謎は深いという印象。地獄パートの方はちょっと迷走してる感はあったが最後は核心に向かっていく流れとなった。残り4話でどう着地させるのか注目ですね。また今回は天国パートと地獄パートの繋ぎがちょっと雑だったかなとは思う。
まず天国パートの方はアスラとコナの場面ですが、これはいつも描かれている天国パートの時間軸の5年前の場面みたいですね。5年前にアスラが自殺したということが以前に言及されていましたが、その時のことのようです。コナが現在よりは幼く、アスラはやはり人間離れしたミュータントのような風貌です。アスラはコナにサイキックの指導をしたり、他の子供の怪我を治したりして超能力を発揮しています。そしてアスラがコナにお別れを言うためにコナの寝室に現れるシーンでは、トキオの場合と同じようにこの施設の監視システムがそれを職人にバレないように隠蔽している。そしてアスラは目の模様の入った光の羽根みたいなものを生やして飛んでいき、ロープで首吊り自殺する。そしてコナに「好きな人を見つけて」というメッセージを残す。
この後、コナが1人で寂しそうにしているところにトキオが近づいてきて仲良しになるのだが、この時トキオが「コナの学年がコナ1人になった」と言っている。これはもともとコナと同学年がコナとアスラの2人だけだったということなのか、それとも他にもいたけどいなくなったのか、詳細は分かりません。ただタラオが死んだ時に名前が挙がったのがアスラだけだったので、他にいなくなった子はいないように思える。あるいは病死や自殺など予想外の死に方をしたのがタラオとアスラだけであり、他に何らかの正当な理由でいなくなる子供というものはいるのかもしれません。
そして天国パートにおける「現在」において、トキオと肉体関係を持つようになったコナは「アスラを殺した連中がトキオを奪いに来る」と予感する。アスラは自殺したはずですが、どうして「殺した」という表現をするのかは謎ですが、その犯人と思われる連中がトキオを奪うというのはどういうことなのか。この後、トキオの妊娠が発覚してトキオは施設の職員たちによって隔離されてしまうので、コナが予感したのがこれだとすると、5年前にアスラを「殺した」のも施設の職員たちということになる。ただ、ミミヒメだけがアスラらしき人影の出現を目視していたりして、どうも状況がよく分からない。そういえばトキオの夢にもアスラが現れていたが、あれも夢ではなかったのかもしれない。もしかしたらアスラは死んでいないのかもしれないですね。
それでトキオの妊娠ですが、これは施設側には全く予想外のことだったようで職員たちは大慌てで、相手の男が誰なのかも彼らは把握出来ていない。この相手の男、つまり腹の中の赤ん坊の父親がコナであるのは視聴者には想像はつくのですが、これは5年前にアスラが「好きな人を見つけて」と言い残した指示の結果だといえます。つまりアスラに何らかの計画があるとしたら、それが実を結んだということになる。そしてそのタイミングでアスラらしき人影が現れたとなると、これは何かが起こりそうです。
一方、キルコとマルの地獄パートの方ですが、死んだ宇佐美が握っていたボタンにキル光線の銃についていたのと同じ鳥の模様が入ったマークがあったので、それを回収したキルコ達は、宇佐美が死んだために手掛かりが途絶えてしまったことを悔しがる。そうしていると地震が起きて、崩れたビルの前にいくとそこから出てきた回収業の男と出会い、情報を得ようとして露敏や医者の写真、宇佐美のボタンなどを見せると、男は車を路肩に停め直してから宇佐美のボタンのマークについて知っているかのような様子を見せて、まず金を貰って別の陰謀論みたいな情報を語りだす。
まず大災害の原因についての話。そもそもこの大災害後の世界では大災害の原因というのは不明みたいなんですが、どうして不明なのかがここで男によって語られます。それは大災害直後に地震が起きて異常気象もあってほとんどの人が死に絶えて原因の究明が出来なかったかららしい。つまり地震や異常気象が「大災害」なのではなく、地震や異常気象の前に何かが起きたみたいです。それについて諸説あり、特に支持されている3つの説が「小惑星衝突説」「宇宙人襲来説」「戦争説」だそうで、それぞれ傍証のようなものはある。
例えば大災害の直前に地球に接近していた小惑星が観測されていたとか、人喰いの正体が宇宙から飛来した生物ではないかとか、大災害の前に羽根の生えた人間のようなものが撮影されていたとか、大災害の前に日本の何処かがテロ攻撃を受けて、そこから戦争に発展して何らかの特殊兵器が使われたとか、そういう噂を根拠としてそれら3つの説が一定の信憑性をもって囁かれているらしい。ただ、これら3つの説自体はおそらく与太話なのだろうとは思うが、その傍証に使われているこれらの噂話は一定の真実を反映したものであり、これらは案外と真実の大災害の原因に繋がる証拠なのかもしれないですね。
その後、回収業の男は「若い頃に壁に囲まれた学校で暮らしていた」という話をする。これは一瞬、あの天国パートの学園の話なのかと思ったんですが、どうやら全然別の話みたいです。そこは女が支配する街で、彼は子供を産むための精子提供係と奴隷を兼ねたような立場で監禁されていたのだという。ただ、これは本当かどうか分からない与太話みたいです。キルコはどうもこの男が怪しいと思い銃をつきつけて追い払う。すると男が怯えて車を出して走り去った後、車の陰になって見えていなかった後方のビルの看板にキル光線や宇佐美のボタンの例の鳥のマークがあったのです。つまり男はキルコが求めている情報の答えがすぐそこにあることに気付いて、それをわざと隠して高く売りつけようとしていたのです。
そこのビルの中に入っているテナントを示す看板にそのマークはあり、その横には「高原学園」と記してあった。もちろん大災害の前のテナントだから、ビルの中の「高原学園」の事務所のような場所は廃墟になっていたが、そこで見つけたプリントを見た感じでは、孤児院のような学習塾のようなものだったようです。ただ、そこには社会を「我慢地獄」とする表現が多用されており、高原学園が「天国」のような場所を志向した組織だったのではないかとキルコは考え、マルの目指す「天国」と何らかの関係はあるのではないかと思う。そういうわけで、そのプリントに記してあった高原学園の2つの「施設」と呼ばれる場所を目指してみようということになる。
今回の地獄パートは以上ですが、この「高原学園」というのが実は天国パートのトキオ達のいる学園の名称と同じであるということが最後の天国パートの場面で明かされます。遂に「高原学園」というワードで天国パートと地獄パートが繋がった。そうなると、これからキルコ達が目指す「施設」という場所がトキオ達のいる学園のような研究施設なのかもしれない。マルがそこに行くということがミミヒメが言っていた「トキオと同じ顔の人が来る」ということなのかもしれない。これは次回以降どうなるのか楽しみですね。
僕の心のヤバイやつ
第9話を観ました。
今回はますます盛り上がってきて楽しかったです。山田が市川に対して積極的になってきてからどんどん面白くなってきてますね。積極性が回を重ねるごとに増してきているので、それに比例して話もどんどん面白くなってきている。市川は基本的に受け身なんですが、次第に市川の方も山田を受け入れてきているので、それが一線を超えると面白さが最高潮に達するのだろうと思います。だからまだピークではないんですが、それでもかなり面白いので、もうそろそろ最高評価でいいんじゃないかとは思う。どれだけ盛り上がってもやはり中学生男女の恋愛なので、大人目線では少し物足りない点もあります。中学生ラブコメといえば代表例は「からかい上手の高木さん」で、あっちはかなり洗練されたエンタメとして仕上げているので大人目線でも素直に楽しめるんですが、この「僕の心のヤバイやつ」は割と生々しくてリアル寄りなので、大人よりも中高生にダイレクトに刺さるのだろうと思う。おそらく中高生目線では歴代ラブコメ作品でもかなり上位に来るんじゃないかと思います。そのへん、やっぱり私みたいな大人と中高生では感性がどうしても違うので、私はこの作品は中高生ほどはハマれてないんでしょうね。おそらく山田と市川を見てもそんなにキュンキュンは出来ない。でもラブコメとしてかなり完成度は高いと思うし、やっぱり演出がとても良いし、なんといってもキャラがみんな魅力的だし微笑ましいし、特に山田が可愛らしいし、アニメ作品としては高評価しなくてはいけないと思うし、してもいいと思う。
今回はクリスマス前の時期の話で、まず山田が市川とLINEアドレスの交換をしたくて、「LINEやってる?」とか言ってそれとなくアプローチしてくるんですが市川が鈍感なので全く山田の意図に気付かず、バカにされてるとか、からかわれてると解釈してしまい、山田はなかなか上手くいかず悩みます。恋心を自覚して年に一度のクリスマスが容赦なく迫ってくるのですが、経験が無いのでアプローチの手順が分からず、しかも相手は鈍感で上手く噛み合わず困ってしまう山田が面白い。
そして山田の女友達たちは「クリスマスまでに彼氏が欲しい」という漠然とした女子トークで盛り上がっていて、実際は彼氏が出来なくっても別に構わないぐらいの軽いニュアンスで、1人だけ特定の相手にどうアプローチしたらいいのか悩んでる山田との安温度差がくっきりしてます。それでとりあえず小林が「クラスの男子全員とLINE交換しよう」と言い出し、山田はこれに乗っかって市川とLINE交換しようと考えて、それに飛びつく。それでイの一番に市川のところに来てLINE交換を持ち掛けるが、市川じゃ簡単すぎて面白くないと関根に文句をつけられ、関根が市川とLINE交換すると山田は嫉妬する。
そして山田はまず難しめの男子に行くよう言われてクラスでは一番人気の男子の石室とLINE交換するようにと関根は言う。つまり、山田からどんな男子でもLINE交換に応じてくれるので、山田を使ってクラスのカッコいい男子のLINEをゲットしようと関根は考えているのです。だから市川みたいな陰キャと山田がLINE交換しても意味は無いということなんですね。
山田としてはそんな思惑に巻き込まれるのは真っ平ですが、その流れを逆利用して、石室にLINE交換を持ち掛けてみせることで市川を嫉妬させようとする。それで山田が石室に「LINEやってる?」と言った時、市川はさっき山田が自分に言ってきたのと同じセリフだったので、山田が自分とLINE交換しようとしていたことに気付き、思わず大声を出したので山田は嬉しく想い、石室とのLINE交換をやめる。そして市川は次に山田からLINE交換を持ち掛けてきたら応じようと思う。
だが、市川は「山田が自分とLINE交換しようとした」ということは山田が自分のことを好きなのではないかと考えてしまう。それは実は正解なのであり、山田は早くそれに気付いてほしいと思ってるぐらいなのだが、市川は陰キャの自分がそんな都合の良いことを考えてはいけないと自分を戒める。山田から借りた少女漫画の彼氏キャラみたいなのが山田の理想のタイプなのであって自分はそれとは全然違う。あくまで山田は友達として自分とLINE交換したかっただけなのだと考えるようにして、あらぬ妄想をしてそれが叶わずに惨めに傷つくことを回避しようとする。
すると翌日、チャラ男の南条先輩が山田を家にゲームしに来てほしいと誘っていて、小林がそれを断ろうとするのだが、南条先輩が小林に来てほしいと言うと小林は動揺して応じてしまい、小林が来るなら一緒に山田も来たらいいと言って南条先輩は帰っていく。小林を誘いに応じさせて、小林をダシにして山田を釣ろうという分かりやすい南条先輩の策略だったが、男女の駆け引きに免疫の無い小林はコロッと騙されてしまったようです。
山田は南条先輩が小林を利用してることが分かってるので自分は行かないと言うのだが、小林はちょっと期待してしまっていて他の子と行くという。おそらく山田抜きで行ったら小林は南条先輩に冷たい扱いを受けて傷つく。それが分かるので山田は小林に行かないように言うが、小林は耳を貸さず、山田が南条先輩の悪口を言っていると見なして2人の間は険悪な空気になってしまう。それで図書室で山田が1人で泣いているのを見て市川は近寄り難く、山田の方から声をかけてきてから2人でゲームの話などをしていると、そこに南条先輩の彼女が来て、山田に話しかけてきて彼女マウントをとろうとしてくる。
そうしていると山田なら彼氏がいるだろうと南条先輩の彼女がカマをかけてきたので、山田は彼氏はいないと答える。でも南条先輩の彼女が山田が嘘を言ってるんじゃないかと疑ってしつこく彼氏がいるんじゃないかと決めつけたように絡んでくるので、山田はこのままでは市川に彼氏がいると誤解されてしまうと焦って、大声で彼氏はいないと答え、市川に向かっても同じように彼氏はいないと念を押す。市川は意味が分からずただ聞いていたが、山田が近づいてくるので、南条先輩の彼女に変に誤解されたらマズいと思って、近づかないようにと言う。一方で南条先輩の彼女は山田が市川のことを好きなんだと気付いて驚き去っていき、南条先輩を連れて再び戻ってくる。
それを見て山田は、南条先輩に自分を諦めさせようと考えて、自分が本当に好きなのは市川であるとアピールするために、市川にキスをするフリをする。それを見て南条先輩は山田のことを諦めて去っていきます。山田としては本当に市川のことが好きなのだから何ら間違ったことをしているつもりは無かったのだが、しかし市川は山田が自分のことを好きだとは知らないので、山田の行動が意味不明に感じて困惑する。これはやっぱりちゃんと山田が気持ちを告げていないのだから仕方ない。
そのあと、関根たちから「山田を釣るために利用されていた」ということを教えられた小林は反省して山田と仲直りしたが、市川は南条先輩が小林を利用したのと同じように、山田も自分を利用したのではないかと考えた。しつこい南条先輩を諦めさせるために山田は好きでもない自分とキスをするフリをしたのだと市川は考え、これまでの山田からの自分への不自然なアプローチは全部、南条先輩を諦めさせるために自分を利用していただけだったのだと思い、市川は傷ついてしまった。山田が市川に想いを伝えていないまま市川に思わせぶりな態度をとったことも悪いが、そもそも市川の自己評価が低すぎて、悪い方ばかり考えて自己防衛しようとする傾向が生んだ誤解といえます。
それから市川は山田と喋らなくなり図書室にも行かなくなってしまった。山田もそれを見て市川に話しかけてこなくなった。そうして数日経ってから、山田は下校時に市川を追いかけていって「どうして怒っているのか」と聞いてくる。市川が何も答えずにいると、山田は市川から距離をとって自分が近すぎたのが悪かったと言って謝る。最初は何を言っているのか意味が分からなかったが、市川は南条先輩の彼女の前で自分が山田に「近づかないように」と言ったことを思い出して納得した。
つまり山田は市川が自分に近づかれるのを嫌がっていて、それなのに自分がキスのフリをするために近づいたことで市川を怒らせてしまったのだと勘違いしているのです。それで遠慮して市川に近づかないようにしていたのだが、このままずっと市川が怒ったままだったらずっと市川に近づくことも話をすることも出来ない。それが辛かったが山田はそれでも近づくのを我慢していた。だが、そもそも市川が自分が近づくのを嫌っているままでは、いつまでも交際なんか出来ないわけで、それも山田には辛いことです。それで堪りかねて山田は市川をつかまえて話しかけてきたわけです。
だが市川はそんな山田の内心までは分からず、どうせ山田は自分を利用していただけなのだから、山田が近づくのを嫌がっていると誤解されたままでも別に構わないと思って、そのまま立ち去ろうとします。だが山田が泣き始めて、それを見て心が痛んだ市川は、自分が本当は山田が自分のことを利用しようとしていたなんて思っていないことに気付く。
本当は自分と山田の距離がどんどん近づいてくるのが怖かった。だから「近づかないように」と言っていたのだ。どうして距離が近づくのが怖かったのかというと、そうやってどんどん山田のことが好きになっていって、結局フラれて傷つくのが怖かったのです。だから何でもいいから山田のことを嫌いになって山田のことを諦める口実が欲しかった。それで「山田に利用されたのだ」と思い込もうとしていただけだ。そんな情ない自分の考え方のせいで山田を傷つけていたのだと気付き、市川は慌てて「用事があっただけ」とか言って、怒っていたわけではないと言い訳します。
すると山田は市川がもう怒っていないと知って安心のあまり、これまで市川に近づくのを我慢していたぶんが弾けたように市川に抱きついてしまう。それで抱きついてしまった後で市川が近づかれるのを嫌だと言っていたことを思い出した山田は慌てて謝るのだが、市川は「嫌だなんて言ってない」と返します。確かに市川は図書室では「近づかないほうがいい」とは言ったが「嫌だ」とは言ってません。それで山田は安心して、周囲に人がいないことを確認してから存分に市川を抱きしめる。
ここまで来ると、もうどう見ても山田は市川を好きだと分かります。だが市川はまだ後でガッカリするのが怖くて、そうじゃないと思い込もうとする。そう必死で自分に言い聞かせようとしない限り、いくら市川でも山田が自分に好意を抱いていると気付いてしまう状況でした。
そうしてその後は2人で一緒に下校して帰り道は照れ臭さで山田はやたら饒舌に全然関係ない納豆の話をして、いつもは2人が別れる地点では今日の幸せな気分でこのまま別れるのが名残惜しくて「もうちょっとお話しよう」と市川を引き留め、市川はそんなに納豆の話がしたいのかと呆れる。それで仕方なく市川が納豆の話をしようとすると、山田は急に話題を変える。山田が市川を引き留めたのは別の話をするためだったのです。
それはクリスマスに会いたいという話だったのだが、結局は山田は上手く切り出せない。そうしていると市川が山田に借りていた少女漫画を取り出して返してきたので、漫画の中身の話になり、お互いに良いと思った箇所が同じだったと知ってドキドキしたりする。そうして山田が次の巻を月曜に学校に持ってくると言い、そこで何か思いついたが市川には言わず黙っておく。
そして月曜日、山田は漫画を持ってくるのをワザと忘れて、明日また持ってくると言うが、明日からもう冬休みなので市川は学校に来ない。だから別に貸してくれなくてもいいと市川は言うのだが、山田は次の巻はお薦めだと言ってやたらと激推ししてきて、明日外で会って漫画を渡すと言うので、市川も仕方なく了承する。そして、そのために連絡をとるために「LINEを教えて」と山田は言う。これでようやく山田は市川にLINE交換を申し出ることが出来た。そして市川も「今度、山田にLINE交換の話をされたら応じよう」と決めていたので、震える手でそれに応じます。
すると、よく考えたら明日は12月24日でクリスマスイブであった。山田は漫画を貸すという口実で上手く市川とクリスマスデートをするように持っていったのです。昨日の放課後のハグで自分の気持ちは伝わっているはず、それを嫌がらずに応じてくれた市川もきっと自分の気持ちに応えてくれたはず。そう思って山田は市川とLINEで無意味な遣り取りをして遊んだ後で明日クリスマスイブの待ち合わせを決める。これで山田は初めてのクリスマスデートに前のめりになって来ることでしょう。これは次回はとても楽しみです。