心奪われるほど、やすらぐ家

 

新居引渡予定日の1週間前に、施主内覧会という日が設けられています。

 

これは、ほぼほぼ完成した新居に立ち入って、図面と異なる箇所がないか、

 

設備に不具合がないかを確認する、非常に重要なイベントだそうです。

 

Youtube住宅学習塾カリスマ講師のAmigo住宅ゼミ小池先生も仰っていました。

 

 

ずっと喋り続けの動画なので途中で飽きてきちゃいますが、

 

ざっくりまとめると下記のような内容です。

 

1、図面通りかどうか確認しましょう

 

2、住宅設備は注文通りか確認しましょう

 

3、扉の開け閉めは全部確認しましょう

 

4、電気、水道が通じているかすべて確認しましょう

 

5、拭いたら消えるようなちょっとした汚れまでは目くじら立てないように

 

同じような内容を、これまたYoutube住宅学習塾カリスマ講師のせやま先生も、

 

下の動画で仰っていました。

 

 

施主検査の際に確認すべき項目をリストにした施主検査チェックシートを、

 

ご親切にもオンラインで配布してくださっています。(動画の概要欄からどうぞ)

 

 

これらの動画を見た当時こそ、リストに沿ってチェックして回って、

 

気になるところには付箋を貼って指摘していくのかな、と思っていましたが、

 

止水板入れ忘れ事件を経た後、元来の面倒臭がりと相まって、意識が変わりました。

 

とんでもないミスは、内覧会で見つけたところでもうどうにもならん

 

工事で何とかなるミスは、入居後に見つけてからでも修繕してもらえる。

 

だから、施主検査の時点で肩肘張って血眼になる必要は無い。

 

 

そのように悟りを開いた私の内覧会における心構えとは、

 

夢の実現に感謝し、感動に浸れ

 

でした。

 

これはもちろん、

 

アフターフォローに定評のある小林住宅

 

だからです。

 

引き渡したら最後、何があっても音信不通で一切対応してくれない住宅メーカーが

 

あるのか知りませんが、そういうところだと話は変わってきますので悪しからず。

 

なので施主検査チェックシート的なものは持って行かず、

 

ただ手持ち無沙汰になるのを防ぐために、施工図面の冊子だけ持って行きました。

 

 

 

2023年12月19日の午後2時、新居に向かいますと、担当さんを筆頭に

 

設計士さん、ICさん、現場監督さんが勢揃いしてくださっていました。

 

挨拶もそこそこに、早速内覧会に挑みます。

 

 

玄関扉が引き戸という時点で何か違うぞと感じさせるワクワク感から、

 

扉を開けてまず目に飛び込んでくる、正面にゴールドに光る和柄の壁紙と、

そこに上から迫るサクラ木目の化粧梁、その奥には縦シャーの引き戸。

 

 

あー、これ、(*゚∀゚*)イイ!!

 

足を踏み入れた設計士さんが一言、

 

「これは旅館みたいやなぁ」

 

さすが超一流の設計士さんは言うことが違います。

 

私が標榜したイメージにしっかりブレインダイブしてくださっていました。

 

 

玄関からLDKに向かう途中にファミリークローゼットがありますが、

 

そこを通り過ぎ際に一瞥した瞬間、間違いに気づきました。

 

 

 

クローゼットの枕棚を支えるパイプは、天井から垂直に繋ぐようにしていました。

 

最初の図面では、天井ではなく壁の方から斜めに繋がっていたのですが、

 

北面の壁に太陽光発電の設備を据え付けるために、パイプが邪魔にならないよう

 

わざわざ天井吊りに変えてもらっていたのです。

 

それが今見たところ、壁から斜めに繋がっていました。

 

「あれ、ここ斜めじゃなくて天井吊りにしてもらってましたよね」

 

図面冊子を持って行っていたおかげで、すぐに確認出来て良かったです。

 

まぁ、すぐに修繕できるようなものはミスとは言えませんので問題ありません。

 

 

そしてキッチンから始まった施主内覧会は、ICさんによる住設使い方講座でした。

 

キッチンやトイレ、シャワールームなど一通りの住宅設備を回って、

 

ICさんが機器の操作方法を教えてくれるのを聞くだけ、という、

 

文字通りに内覧しただけの1時間弱でしたが、個人的にはそれで良かったです。

 

すべてのドア、窓を開け閉めしたりしませんでしたし、

 

あらゆる物の寸法や水平を測ったりもしませんでしたし、

 

小林住宅側からも、どうぞ目くじら立ててくださいという言葉もありませんでした。

 

不具合は実際に暮らしてみないと見えてこないだろうし、

 

もし何かあればいつでもアプリでご連絡ください、という

 

頼もしさを確認した内覧会でした。

 

 

 

今回、内装が出来上がって初めて家の中に入って歩き回ったわけですが、

 

確かに、思ったほど狭くないです。

 

地縄で囲われただけの土地を見た時は、せせこましさを感じたものですが、

 

実際に屋内空間になって入り込んでみると、不思議なもので、広がりを感じます。

 

先ほど書いた玄関もそうですし、テレビ部屋も、単体として見ると狭いでしょうが、

 

フルハイトドアを挟んでスタディールームと並んでいるので、

 

吊り戸を開け放っていると窮屈さは全くありません

 

玄関から廊下、LDKと繋がる床に仕切りがなく、扉もないので、

 

一部屋一部屋を区切って見ると狭いとしても、それらが繋がっていることで

 

大きな一つの空間に感じられることがその要因に挙げられると思います。

 

 

 

 

 

でも、この開放的な空間に、エアコンは1台

 

 

 

 

断熱性能安らぎに、僕の心が

 

 

 

 

奪われるぅ(*´д`*)ハァハァ

 

 

 

ありがとう、スモールウッズハウジング(センテンススプリング

 

 

 

次回はついに、建築編のフィナーレとなります引渡しです。

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。