これがなんでこんなに高いんじゃい

 

3回目の間取り打ち合わせです。

 

契約後に4回あるとされている間取り打ち合わせの後半戦になります。

 

家づくり諸先輩方のブログを拝見していると、たくさん悩まれて迷われて、

 

検討に検討を重ねている姿を垣間見せて頂くことが多いので、

 

私にしても果たして打ち合わせが4回で足りるのだろうか、

 

といった思いも漠然とはあったのですが、現状、幸いにして杞憂な気がしています。

 

そもそも私にはこだわりが少ないのか、発想が貧相なのかもしれません。

 

 

 

契約後の打ち合わせで伝えた変更希望は、既に書いた通りです。

 

 

今回は、これらの希望を反映したお見積と、CG画像を見せて頂けます。

 

 

片流れの屋根を南向きに変えることで、勾配を3寸にせざるを得ないということで、

 

屋根が北に向かって2階の天井の高さよりも3メートル立ち上がっていきますが、

 

これ、坂道に例えると上るのを躊躇して迂回路を探すレベルの角度です。

 

 

こちらのブログに、生駒山の暗峠を走破した記録が紹介されており、

 

写真でご覧頂けますので勝手ながらリンクを貼らせて頂きました。

 

暗峠コースの平均斜度が16.8%、最大斜度が41%と紹介されていますが、

 

勾配3寸というのは斜度で言うと30%です。

 

そんな激坂が屋根になると、迫力満点、毎日見上げる度に圧倒され、

 

思わず家を迂回してしまいたくなること請け合いです。

 

 

そんな、深層心理の無意識の中で、一瞬、帰るのを躊躇してしまう家が、

 

まさに思った通りの姿で、モニターに映し出されていました。

 

見た感じ、サタデーナイトフィーバーの家でした。

 

 

 

 

イメージね。イメージ。

 

それにしても担当さんはこのCGを作りながら、何も思わなかったんでしょうか。

 

マイクラの階段にしても、テトリスの凸ブロックにしても、

 

そしてこのサタデーナイトフィーバーにしても、

 

「お客はんがこうせぇ言いよるから、しゃぁなしにこしらえとるけど

 

 ほんまてんご言わはってかなわんでこれ」

 

と隣席の同僚と爆笑しながら作っているのではないかと訝ってしまいます。

 

 

密かにしたためた差し掛け屋根への変更については、後で言うことにします。

 

 

 

さて、気になる現状でのお見積ですが、その前に。

 

先日タカラスタンダードのショールームで見繕ったオプションの見積書を

 

頂いたのですが、これがまた目が飛び出る金額になっていました。

 

 

洗面台のエリシオについては、3点のオプションを伝えましたが、

 

引き出しの底板をホーロー敷きにすると6,600円、

洗面台の横の壁にホーローのパネルを貼ると19,800円、

トールユニットという収納棚を付けると72,500円、

 

と記されていました。税抜価格です。

 

一見して、嫁は「棚がなんでこんなに高いんじゃ」と呟いていました。

 

 

そしてキッチンのオフェリアに至っては、

 

長さを270cmにすると57,700円、

 

高さを90cmにすると16,500円、

 

引き出しの底板をホーロー敷きにすると16,500円、
 

天板をステンレスにすると164,700円、

 

食洗器を深型にすると49,400円、

 

その他小物を色々追加して計32,400円で、

 

総額で約34万円の増額になっています。

 

中でも最も目を引くのが天板をステンレスに変更しての164,700円でしょう。

 

 

ステンレスと人造大理石の比較をネットを検索すると、

 

費用はステンレスの方が安いという評価が散見されます。

 

ですがタカラスタンダードのキッチン(オフェリア)は、

 

標準の人造大理石からステンレスに変更すると

 

10万円以上増額になります

 

今後キッチンを検討される方々のご参考になればと、大文字にしときました。

 

 

キッチンの天板をステンレスにするなら、タカラスタンダードではない方が、

 

もしかしたら良いのかもしれませんし、どこも変わらないかもしれません。

 

ちなみに小林住宅では、トクラスというメーカーのキッチンも

 

選択できるようですが、私は特に比較をしていません。

 

そもそも住設関係にこだわりがなく面倒だったというのもありますし、

 

我が家に入るのがシャワーブースで、これがトクラスにはないらしく、

 

水回りを同一会社で揃えた方が良いんだろうな、という先入観もあって、

 

タカラスタンダードしか考えていなかったというところもあります。

 

 

そうしてお見積書を熟読した嫁は、洗面台の横の壁のホーローパネルと、

 

収納棚を削除し、キッチンはすべて承諾すると決めたようでした。

 

キッチンの天板をステンレスに変更することについては、

 

嫁は費用面で選んだわけではないので、甘んじて受け入れた格好です。

 

 

 

年度末、年度初めの多忙な時期が重なって駆け足で記事を書き殴りましたが、

 

今回もここまでお読み頂き、ありがとうございました。

 

次回は、久々の小林住宅のフリッカージャブ単価をお届けする予定です。