「ヤル気」だけでは必ず失敗します。
はいはい(^-^)/
私にしては珍しく
2日連続の更新です(笑)
先日も
ちょっと触れましたが
最近、
私としたことが
迂闊にも
自分のペースを乱してしまった
ある出来事がありました。。
ある日、
「トルコの大手デニム(生地)メーカーが日本法人を設立するので、その社長をやってくれないか?」
というお話が
突然舞い込んで来ました!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
まず思ったのが
「なんで私??(*_*)」(笑)
そりゃそうです。
「デニム業界」は独特で
奥が深いですから、
さすがの私も
「デニム」は専門外です。。(;^_^A
さらに言えば
今世界中で
最も厳しい業界の一つです。
ところが、
「ちょうどアジア地域の責任者(トルコ人)が日本に来るので一度会ってくれ!」
ということになり
急きょ、
赤坂のフレンチレストランで
会食がセッティングされます。
「まあお話を聞くだけなら・・・(^_^;)」
そんな軽い気持ちで
お店にお邪魔すると・・・
「Hi! Nice to meet you! :-)) 」
「げ!英語だ!(><;) ナ、ナイストゥーミートゥー・・トゥー・・・」
私も
拙い英語で応戦します。
そうなんです。
私、英語しゃべるの
苦手なんです。。。f^_^;
幸い
昔LAブランドのお仕事で
さんざん苦労したので
今では
相手が何を言ってるのかは
ほぼ理解できます。(b^-゜)
なので
相手がしゃべってる合間に
「アーハン」とか
「イヤァ!」とか
合いの手を入れるだけです(笑)
典型的な
ダメ日本人ですね(^_^;)
でも、いいんです!
別に英語しゃべれなくたって
生きていけます!( ̄^ ̄)ドヤ
それはさておき(笑)
早速持参した
英文の経歴書を手渡します。
さすがに
20年以上もアパレル業界に居るので
私の経歴は
長くて、
しかも個性的です(笑)
それを興味津々に見入る
トルコ人の彼。
「オゥ!スバラシイデスネ!」
(すいません、めんどくさいのでここからは日本語で表記しますw)
「アナタハ、デニムニクワシイデスカ?」
「私自身はデニムに詳しくないですが、デニム業界で優秀な人材を集めて「チーム」を作ることなら出来ます。そしてそのマネージメントなら出来ます。」
と伝えます。
過去に何度も
さまざまな「チーム」を
作ってきましたので(*^-^)b
「七人の侍」のように(笑)
「ワレワレハ日本支社をツクルツモリデス!」
どうやら
最近、
ユニクロの
ウルトラストレッチジーンズが売れてて
その生地を供給してるのが
同じトルコの「ISKO(イスコ)」という
デニム生地メーカーとの事で
(あれは日本の方がコーディネートしてるんですが・・)
自分たちも
日本でひと儲けしたい!
とのことで
今回のお話なんだとか。
どうやら
彼らから見ると
「ジャパンマーケット」は
「宝の山」に見えるようです。
ん~(-。-;)
実際はそうでもないんですけどね。。
ユニクロは
もはや世界企業ですから。
あれは別個で考えないと
いけませんよね。
それに
相手が相手だけに
もし取引開始するなら
天文学的な「生産キャパ」と
天文学的な「高品質」と
天文学的な「低コスト」を
要求されますので(笑)
誰でもホイホイ
お取引できるわけじゃないんですよ(^o^;)
今回、
この件でご相談に乗ってもらった
デニム業界にお詳しい
ジャーナリスト南さんも
そうおっしゃってました(*^-^)b
他にも
イオンとかイトーヨーカドーとか
ライトオンとか・・・etc
どんどん入り込みたい!
っておっしゃってましたけど・・・
そんなに
売れてるイメージないけどなぁ・・(-。-;)
外国から見ると
売れてそうに
見えるのでしょうか?
そんな話ばかりで
意気込みだけは
何となく伝わってきましたが
この会社の
デニム生地を採用することで
クライアント側にどんなメリットがあるのか?
日本で、
どの程度のビジネスを
考えているのか?
事業計画は?売上予算は?販管費は?
人件費に使えるバジェットは?
肝心な話は
一切聞けずじまいです。(?_?)
最後に
「アナタはドコに営業にイケマスカ?」
と言う質問で終わり
随分と不躾だなあと思いつつ
後日、
私が営業に行けるであろう
日本のアパレルメーカーを
リストアップしてメールで送ることに
なりました。
20年以上も
アパレル業界にいますので
こんな人見知りの私でもw
日本の大手アパレルの
半分くらいには
知り合いは居ます(笑)
さらに
間に一人介せば
ほぼ全ての大手アパレルに
恐らく行けるでしょう(b^-゜)
そのリストを送った
次の日からというもの
教えてないのに
メールとLINEの嵐です(笑)
そう言えば、
名刺に携帯番号を載せてたわ・・(-。-;)
しかも、ぜんぶ英語(笑)
しかも、超筆まめ(笑)
放っとくと
1日に10~20回くらい
どんどん来ます。
必死に返しても
追い付きません。。ヽ(;´Д`)ノ
もうこのあたりから
完全に自分のペースを
乱してしまいました(笑)
しかも内容は
「今、本社のCEOに許可をもらっている」
「〇〇〇に知り合いは居るか?」
「デニムの専門家は見つかったか?」
「我々は一つの目標に向かって頑張らなければならない!」
などなど・・・
相変わらず
肝心なポイントは
何も言ってきません。(-。-;)
もう途中から
未読スルーです(笑)
しばらくすると
間に入ってもらっている方から
連絡が入ります。
「本社CEOの承認がとれたそうで、人件費に月100万円まで使えるそうです。」
「パードゥン?(はぁ?)」
たった100万???
たった100万で
私も含め
チーム全員分の
報酬をまかなえと?
それを聞いたときの
率直な感想は・・・
①どの規模のビジネスをやろうとして100万と言ってるのか?
②日本のアパレル業界の人件費の相場を見誤ってる?
③私に対しての評価が不当に低い?
まず、
売上に対しての
人件費率は
15%程度が健全と言われていて
これは全世界共通でしょうから
まずは
「事業計画」や「予算」を
提示してくれないと
どんな人材が
何名必要なのか?
人員計画を検討することすら
出来ません。
次に
日本のアパレル業界の
報酬相場(転職)は
だいたいこんな感じです。
①取締役・事業部長クラス⇒100万円/月~
※専門知識も経験もあり、尚且つ経営やマネージメントのスキルもある。主に40代~
※報酬は高めだが、その代わり事業が失敗するリスクは低い
②専門職クラス⇒50万円/月~
※専門知識と経験がある(デザイナー・MD・営業など)経営のスキルは乏しい。主に30代~
③その他⇒20万円/月~
※現場で専門知識を習得中の若手。主に20代~
①に当てはまる
優秀な人材は
アパレル全体の
数%ほどしか居ません。
しかも彼らは
既にスキルを持っているので
現状より高い報酬でしか
「転職」をしませんよね。(*^-^)b
つまり
人件費に月100万円程度では
かろうじて①を1名か
もしくはリスクは伴うけど
②を2名しか
雇うことが出来ません。
言い換えると
①に当てはまる
デニムに詳しい優秀な人材を
引っ張ってくるとなると
私の報酬はゼロになってしまいます。
もしくは
私が②と同じ報酬で
さらにもう一人②を連れてきて
2人チームでやれと?
これって
私に何か
メリット有りますか???
私も安く見積もられたものです。。
確かに彼も
会社を説得して
お金を出させなければいけないのは
大変でしょうし
本国の会社側も、
今後どうなるか分からない
ジャパン事業に
スタートからそんなに
投資できないのかも知れません。
それは理解できます。
でも
もし仮に
その程度の覚悟だとしたら
やらないほうがマシです。ヾ( ´ー`)
その程度の覚悟だとしたら
当然、私はこのお話には
乗れませんし、
知人を巻き込むことも
出来ません。
そんなに
コストを抑えたいのなら
彼自身が日本に住んで
自分で営業したほうが
よっぽど効率的だと思います。
しかも、
わざわざトルコから
高い飛行機代かけて
日本にスカウトに来てるのに
私は
いまだに
何一つ自分のメリットを
感じられていません。
むしろデメリットばかり(笑)
お受けする理由が
一つも見当たらないんです。
これってどうなんですかね。( ̄_ ̄ i)
交渉の進め方が
稚拙すぎると
思わざるを得ません。
ビジネスレベルの差ですかね。。
「最初は低い報酬で頑張れ!成功したら成功報酬出すから!」
って若手じゃねーんだっつーのっヽ(`Д´)ノ
なんか勘違いしてるんじゃありませんか?
オタクの社員じゃないんだけど。
アホかっ!
いかん、いかん
書いてたら
またムカついてきた(笑)
結局、
先日、正式に辞退させて頂きました(*^-^)b
失礼な言い方で
大変恐縮ですが
ここまで一連の流れを
拝見している限り
今のようなやり方では
私じゃなくても
業界で上記の①に該当する
誰一人として
動かすことは出来ないと
私は思いますよ。
しかも
戦略も計画もなく
「ヤル気」や「意気込み」だけでは
必ず失敗します。
日本のアパレル業界は
そんなに甘くないです。
あなた方が
想像している以上に
めっちゃハードル高いですよ(*^-^)b
でもまあ
日本での成功を
陰ながらお祈りしております!(。-人-。)
一番気の毒なのが
私を紹介してくれた
日本の方。。
間に挟まれて大変そうでした。
本当に申し訳ございませんでした。
最後まで
長文にお付き合い
ありがとうございました!
また次回~(^O^)/アディオース♪
