「ニットキッチン」元社長の奮闘記 -173ページ目

アパレル倉庫が「盗難天国」な理由とは?

はいはい(^-^)/



お久しぶりです(笑)



またもや

しれっと10日ほど

Blogアップをサボってしまいましたが



私に関しては

よくある事なので



マニアックな読者の方々は

何とも思ってないと思います(笑)



実は

仕事用のデスクトップPCが

故障してしまい



なんとか自力で

直してやろうと

緊急オペを行ったりしてました(^_^;)



結果的に

メモリ1基破損で済んだのですが



マザーボードやビデオカードじゃなくて

ホント良かったです♪




さてさて、



先月の話ですが

こんなニュースがあったの

覚えてますか?


アパレル店の店員らが倉庫から服盗む 「遊ぶ金欲しかった」(15/02/03)






ネットで検索すると

本人たちの顔写真や

プライバシーまで全て

晒されちゃってますね。(^_^;)



まあ

やらかしたことから考えれば

このような状況に

なるであろうことは

火を見るより明らかですけどね。



ただ、

ニュースになったこと

それ自体が珍しくて

私も印象深かったのですが



そもそも

こんなことは

日常自販機

いや

日常茶飯事なんです(*^-^)b



ただ、

多くはニュースにならないだけですね。



では

どうしてこんな事が

日常的に起きてるんでしょう?



それはズバリ



とっても簡単だから♪



この一言に尽きますね。(*^-^)b



まず、

この問題を語る上で

ちょっと専門的なお話を

しなければいけないので



ちょっと退屈かもしれませんが

少しだけお付き合いください。(;^_^A



例えば

我々がよく

お買い物に行く

百貨店の売場に

陳列されている商品の

大部分はまだ

アパレルメーカー側に

「所有権」があります。



このブログでも

だ~いぶ以前に書きましたが



百貨店とアパレルメーカーとの

取引形態には



①「完全買取」②「委託」③「売仕(消化)」



大きく分けて

3つの形態がありますよね(*^-^)b



中でも3つ目は

売上仕入れ(消化仕入れ)と言って



商品がお客様に売れた時点で

「仕入れ」も発生しますよ。

という考え方なので



百貨店の売り場に

陳列されてる状態では

まだアパレルメーカーの

「在庫」ということになります。



百貨店側からすれば

在庫リスクがゼロなので

不公平に思えますが



その代わり

アパレルメーカー側は

在庫リスクを負う

見返りとして

掛率(取り分)を

多くもらえる契約になってます。



例えば

1万円の商品が売れた場合

6500円がアパレルメーカーで

3500円が百貨店の取り分

みたいな感じです。(b^-゜)



ちなみにこれが・・・



①「完全買取」だと

百貨店側が

在庫リスクを負うことになり

立場が逆転します。



②「委託」は

その中間って感じです。

ここでは長くなるので

掘り下げません(笑)



つまり

「売仕(消化)」取引は

言い換えれば

百貨店側からすれば

ただの

「場所貸し」ですね。



ここで

何が言いたいかと言いますと



商品がなくなろうが

盗まれようが

百貨店側からすれば

痛くも痒くもない

ということです。(*^-^)b



ルミネやパルコ

オーパといった

いわゆる

「ファッションビル」と呼ばれる

商業施設でも

状況は同じです。



こちらは

そもそもが

「場所貸し」ですから

各テナントの商品に関しては

一切関知していませんよね。



アパレルメーカの在庫(=所有物=お金)ですから

当然ですが「棚おろし」は

アパレルメーカーのスタッフががやってます。



つまり

多くの場合

アパレルメーカーの

商品(在庫)がどうなろうが

商業施設側は

一切損をしない仕組みに

なってる訳です。



だからなのか

(これが全ての理由とまでは言いませんが)



商業施設の

バックヤード(従業員のみ入れる場所)は

多くの場合

とても乱雑な空間になっています。



カオスです(笑)



各ブランドは

商品在庫を

自店のストック(店内倉庫)に

置いていますが



店内に

ストックスペースを

充分な広さで取れないことが多いので



入りきらない在庫は

バックヤードに置かせてもらうことが

多いです。



ただ、

新しい施設ならまだしも

バックヤードに

カギ付きのスペースを貰えることは稀で



多くの場合、

ただ「棚」があるだけ

ただ「ハンガーラック」があるだけ

というように

とても「倉庫」と呼べる

空間ではありません。



そこに

フロアの全ブランドが

店内に入りきらない在庫や

ショッパーの在庫や

ハンガーの余りなんかを

置いてるんですから



そりゃバックヤードだって

ごった返しますよね。ヾ( ´ー`)



そこを

無数の従業員が

行き来してる訳です。



そんな状況下で

アパレルメーカー側は



自社の在庫の

「管理」と「防犯」を

余儀なくされるわけですが



それには

限界がありますよね。



ただでさえ

限られたスタッフで

回しているのに



一日中バックヤードの在庫を

見張ってる訳にもいきません。



ましてや

営業終了後の

残業時などは



従業員の数も

極端に減ります。



フロア内で

自分ひとりだけ

なんていう状況も

結構あります。



バックヤードには

商品(在庫)の山が

無造作に

放置されています。



良からぬことを

考えてる輩にとっては



もう

「どうぞ盗んで下さい!」

と言う状況にしか

見えないでしょうね。



はい?



「従業員の出入り口では

警備員の荷物チェックがあるから

外には持ち出せないハズだろ!(`Δ´)」



ですって?



いえいえヾ( ´ー`)



盗んだ商品に

着替えてしまえば

スルーです(笑)



脱いだ服は

後日持って帰れば

いいだけです。



ある程度の

勤務経験がある方なら

誰でも知ってることですが



他にも

持ち出す方法なんて

いくらでもあります。



そう、

悪事を働こうと思えば

いくらでも出来てしまう

環境なんです。



あとは

やるか?やらないか?



ただそれだけです。



あの環境下なら

まだ若いスタッフが

ついお金欲しさに

魔がさしてしまうのは

わからなくもありません。。



いや

わかりません!

絶対やっちゃダメです。ヽ(`Д´)ノ



そんな

ちんけな犯罪で

人生を棒に振るほど

バカげたことはありませんよね(*^-^)b



今回のような事件を

二度と起こさせないためにも



アパレルメーカー側のスタッフも

自分たちは会社から

商品という「お金」を

預かってるんだということを

再認識すると同時に



百貨店やファッションビルなど

商業施設側も



いくら自分の懐は

痛くないとは言え



アパレルメーカーの「在庫」も

「お金」と同じなんだと、

他人のお金を預かってるんだ。

という認識を

もう少し強く持って欲しいものですね。



ということで

今回は

なんのオチもありません(笑)



では

また次回~(^O^)/アディオース♪



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