年明け早々に、関西圏のチームと立て続けに試合することができた。
大阪のチームは、関西地区でも賑やかなチームとして有名で、色々な声の掛け方
があっておもしろい。特に感じたのは、お互いを刺激するような言葉や、自分だけでなく、チームを鼓舞する言葉や、支え合う言葉が多い。漫才のようなものも(笑)
サッカーをやっている彼らも楽しそうだし、うちよりきついペナルティーでも、前向きに取り組む姿がある。決してやらされてない。
対戦チームの私が、相手チームを応援したくなるような雰囲気がある。
しかも、トップチームや監督がいないなかでも、そのような空気が存在している。
奈良のチームは、高知大サッカー部の卒業生の率いるチーム。就任1年目で、
これから期待ができるような初々しい雰囲気があって、やる気に満ちていた。
特に試合中は、とにかくアクションをおこして、何かやろうとする姿勢がある。
共通しているのは、トレーニングの合間や試合の運営などに無駄が無い。
それぞれの2人の指導者にどうやったらこんな雰囲気になるの?と尋ねたら、
「もともともっているものであって、指導者がどうのこうの言うことじゃないよね」と。
うちの印象は、「大人しい」・「淡々と」・「黙々と」という言葉が多かったかな・・・
うちの選手たちは、県外勢との試合を経験して何を感じているのかな・・・。技術が
足りない?個人戦術が足りない?経験不足?そんなことは当たり前でしょ!
うちにないものは、「情熱」・「勇気」・「逞しさ」・「清々しさ」・「明るさ」といった、
前向きな姿だと思うよ・・・。みんなが応援してくれるようなチームになろう!