映画『紙の月』の感想 | KNIGHTBURGERS CAFE

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好きなこと、好きなものについて思いつくままに書いていきます。

宮沢りえの代表作って…?

そう考えたときに浮かぶのは
ぼくらの七日間戦争。


…あれから25年

宮沢りえは、素晴らしい女優になっていたのですね。
何の取り柄もない普通の主婦が
欲望を抑えきれず溺れていく姿を
見事に演じていました。

ただ、それでもなお
圧倒的な存在感を示していたのは
小林聡美。
彼女の存在が
それこそ月のように
この作品を照らしていたような気がします。


不思議だったのは
涙が出たことです。

今思い返しても、どこで泣けたのかがわかりません。
決して涙を誘うような話ではなかったはずなのです。

ただ、
誰かのために何かをしてあげたい
という、
おそらく人として
とても素敵な部類に入る感情が
うまくいかず、もがく姿は
とても切なかったのは覚えています。


右の手のすることを、左の手に知らせてはならない。

自分にとっても、戒めになりました。




と、見終わったあといろいろ考えさせられる
いい映画を見た気がします(´▽`)