このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第83回目をお伝えします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になったヨコちゃんこと
分譲マンションコレクターの横山顕吾です。
またの名を
お金がなくても
資産家に導く
ノウハウ伝道師！
です。
僕の賃貸経営のミッションは、
賃貸ライフを分譲ライフに！
借主に所有者同様の
マンションライフをご提供！
です。
本日は、毎日ブログ455日目です。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
神奈川県逗子市です。
神奈川県逗子市の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
逗子ハイムです！
逗子ハイムは
1969年6月築ですので、
築52年8カ月です。
逗子ハイムの全体像です。
４階建て１６戸のマンションです。
まず、外壁の状況です。
バルコニー側の外壁です。
塗装仕上げです。
とても良い状態です。
バルコニー前の庭も
整備されています。
出入口側の外壁です。
特に問題ありません。
中庭の植栽もいい感じです。
逗子ハイムには
基礎が見えます。
灰色の部分が基礎です。
詳細については、最後の
「建物点検ワンポイント講座」にて
「マンションの基礎」について
お伝えします。
側面の外壁です。
塗装仕上げで、
ひび割れもありません。
マンション内に入ります。
廊下です。
モルタル仕上げです。
ひび割れがあります。
階段です。
消火器がきちんと
配置されています。
最上階の天井です。
漏水跡もなく
問題ありません。
給水設備の受水槽です。
きれいです。
警報盤がありましたが、
動いているのかは不明です。
各部屋に倉庫がついているようです。。
こういう収納は
住んでいる人には
ありがたいです。
ということで・・・
実年齢 ５２歳
見た目年齢 ４０歳
です！
ここからは、
「逗子ハイムの
建物点検ワンポイント講座」
です！
今回取り上げる点検ポイントは
マンションの基礎です！
基礎とは、建物を地盤に
伝える部分のことです。
基礎は主に３種類あります。
①布基礎（ぬのきそ）
逆T字型のフーチングという
コンクリートで建物と地盤を
つなげます。
②ベタ基礎
地面全体をコンクリートで覆って
建物の重さを地面に伝えます。
①布基礎と②ベタ基礎の違いは
布基礎は、地盤面を覆っていない
あるいは、地盤面のコンクリートに
鉄筋が入ってないです。
主に、戸建住宅が
①布基礎か②ベタ基礎です。
マンションに多いのが、
③杭基礎（くいきそ）です。
地質の固い「支持地盤」まで
杭（くい）を打ち付けます。
重いマンションの多くは
杭基礎で、とても強い構造です。
逗子ハイムは、基礎の上部が
見えてますので、
①布基礎か②ベタ基礎
ということがわかります。
小さいマンションなので、
杭基礎を採用しなかったと
想像します。
以上が、
「逗子ハイムの
建物点検ワンポイント講座」
でした！
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要！」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です！
ちなみに、
健康年齢の調査法が
ブログタイトルの「３S分析」です。
なお、今まで訪問した
築古分譲マンションを
まとめたものはこちら・・・
ブログの内容等についての
お問い合わせは
不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
お問合せお待ちしています！
では、また明日！