このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第45回目をお伝えします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になったヨコちゃんこと
分譲マンションコレクター
の横山顕吾です。
僕の賃貸経営のミッションは、
賃貸ライフを分譲ライフに！
借主に所有者同様の
マンションライフをご提供！
です。
本日は、毎日ブログ359日目です。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
東京都杉並区です。
東京都杉並区の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
高円寺南マンションです！
ネームプレートは
ありませんでした。
1962年11月築ですので、
築59年0カ月です。
マンションの全体像です。
３階建て１５戸のマンションです。
まず、外壁の状況です。
階段側の外壁です。
大きなひび割れはなさそうです。
拡大して見てみましょう。
鉄筋のサビが出ているように
見えますが、
窓枠のサビか汚れが
出ている可能性もあります。
鉄筋のサビの場合は、
構造体の劣化でよくありません。
窓枠の問題なら、
窓枠を交換・さび止め
すればOKです。
バルコニー面の外壁です。
緑が生い茂っていて
あまり見えませんが、
問題なさそうです。
緑の多いマンションですが、
境界はこんな感じです。
手入れが行き届いて
いません。
詳細は、ブログの最後に
「建物点検ワンポイント講座」で
植栽管理について、
お伝えします。
側面の外壁です。
柱にひび割れがありました。
少し大きいひび割れですが、
サビは出てません。
マンション内に入ります。
階段の床は、
モルタル仕上げです。
劣化が進んでいます。
壁面もひび割れがありました。
最上階の天井です。
きれいに見えますが、
屋上から漏水しているようです。
拡大してみましょう。
詳細については、
こちらのブログで・・・
各種設備を見てみましょう。
消防設備です。
消火器がポツンと
置いてあります。
プレートもはずれてます。
近づいて見てみましょう。
有効期限が2014年です。
7年も過ぎてます！
すぐ交換が必要です！
ということで・・・
実年齢 ５９歳
見た目年齢 ５３歳
です！
ここからは、
「高円寺南マンションの
建物点検ワンポイント講座」
です！
今回取り上げる点検ポイントは
植栽管理です！
敷地内に緑が多いのは
いいことですが、
大きくなりすぎると
困りものです。
高円寺南マンションの
植栽の全体像です。
赤で囲った部分が
敷地からはみ出てます。
電線にもかかっています。
枝がからまって、強風で電線が
切れたりしたら、大迷惑です。
樹木が大きくなりかけの頃は
切っていた形跡はあります。
赤で囲った部分は
切った跡です。
時の経過とともに
管理がおろそかになったと
想像します。
植栽は大きくなる前に
剪定することが重要です。
２Fの窓が隠れない程度に
樹木の大きさをコントロールする
管理が重要です。
きれいでしょ！
以上が、
「建物点検ワンポイント講座」
でした！
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要！」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です！
ちなみに、
健康年齢の調査法が
ブログタイトルの「３S分析」です。
なお、今まで訪問した
築古分譲マンションを
まとめたものはこちら・・・
ブログの内容等についての
お問い合わせは
不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
お問合せお待ちしています！
では、また明日！