はしるチンチン | みたまま記録

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みたもの・きいたものを感じたままに。
-Cogito ergo sum-

【タイトル】はしるチンチン
・作・絵:しりあがり 寿(しりあがり ことぶき)
・出版社:岩崎書店
・金額(本体):1,300円
・発行年:2009年
・読み聞かせにかかる時間(目安):5分20秒くらい
・文章量:
 4-5.2-4-1.1.4-5.5-6.3-4-7-3.4-5.5-6.5-7.5-5.5-5.3-3-5.1.4-5.6-4-4-5.1.3-2-3.5-5.5.4-4.2-2-2.1-3行くらい。
・漢字の有無:本文に漢字あり。漢字にはふりがながふられている。
・備考:えほんのぼうけん 2
・あらすじ・内容:
 それは ほんとに よく はれた日でした。コドモのニオイが 野原いっぱいに ひろがり コウキくんは ずんずん さきへ はしってゆきます。(カバーそでより)

・感想:
 下ネタ全開の話かと思ったら結構深い話で驚いた。

 最初、コウキくんが自由すぎて、『子どもははだかのままでいるのが好きな傾向にあるといえど(そうでない子もそりゃいるだろうが)、これだけ自由に外走り回ってたら、保護者も大変だろうな』と思った。そこからあれよあれよという間に、周囲の反応が広がって……あそこにたどり着くとは。

 タイトル的に読むのにちょっと勇気がいったので、正直後回しにしていたのだが、読んでよかった。でも、自分の子どもに読むんだったら普通に読めるけど(私、自分の子どもいないけど)、読み聞かせ会とかで読むんだったら、やっぱり多少の勇気は必要になる、そんな絵本だった。


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