連チャンで2つの研修、
修了できました。
《中堅職員研修》
キャリア的に中堅職員では無いけど、
今の現場に落とせることが得られたらと
学んできました。
それと私自身の心の中でモヤッっていたことを先生に相談して来ました。
今年の1月から今の職場で働いてて
自分の住まいから離れているこの地区の現状を見て、こんなに酷いのかと驚いた。
震災の復興が長引いてて
なかなか前にはすすめていない地域での
福祉って、仮設暮らしの高齢者さんだとか、精神福祉の方だとか、介護保険だとかその方たちの生活の場は、やはり転々と状況に応じて変わって行かなけれいけないものなのか‥。かといって、人口が流動していて、職員人数もどこも余裕はなく、うちの医療法人の病院では3割の入院患者さんが家の事情や震災の影響で金沢や他府県へ出て行かれたり‥。職員さんも然り。
要は、臨機応変にどこの施設でも介護の方をお世話出来たり共生包括支援的でないとやって行けないんじゃないかなと。
また、職場の地区は被害も大きかったそうなのですが、私は住まいもだいぶ金沢よりの離れた所だからこの地区周辺のことは正直わからなくて‥。
私は今、精神福祉も勉強したいし特にサービス管理責任者など資格取って、この地区で多職種連携を勉強していきたい。
私は、今、サ責以外にどんな資格を取ればいいでしょうか。と講師先生に相談すると先生は「防災士」を勧めて下さり、防災士になるとその地区のことが勉強出来ると。先生ご自身も最近取られたそうで、専門職の防災士は今、国も増やして行きたいらしく、保育士さんだったり、学校の先生だったり取りに来られてるとの事。あと、その地区のボランティアに詳しくなって活用できるように「ボランティアコーディネーター」も取っておくのがいいと勧められた。最終日の研修が終わってからお話してて、
先生が防災士講習の日程も調べて教えてくださり自分には大収穫の研修になりました。
《強度行動障害初任者研修》
強度行動障害とは自閉症スペクトラム障害の方に多く、困ってらっしゃる時の状態の事を差します。個人によっておこる聴覚、視覚、言語など様々な困難を模擬体験してきました。また後半は実際にガイドをしてみるという所までの研修でした。
受講に来られてた方は職業もバラバラで色んな人がこういう障害を持った人がいるんだ。優しく接してあげましょうと理解していただく狙いもある講習会でした。
本当に何も知らず受講したのですが、こういう症状の見られる方は落ち着いて生活できるよう、早い幼い段階から周りの支援を受けてもらう事がとても大事と仰ってました。ある程度小学校高学年ぐらいまでになってしまうと、自分の意識人格が形成されているので、困難に対して困難だからこっちのほうがいいですよという他人の声が入りにくく、困難が大きいまま大きくなって本人も職員も家族も共に辛い事が多いんだとか‥。小さい頃から成人以降までのお一人のケース例を聞きましたが、ほんの少しの生活の変化に引きこもりになられたり、なぜなのかを考えて、案が出たら実際にやってみて‥とトライ&エラーの繰り返しで延々と続くその関わりにただただ職員さんやご家族さんに「凄い」というか‥。合う言葉が見つからないほど、ちょっと自分では無理かなと感じてしまいました。
研修のまとめで虐待の話をされました。
通報した事があると話されてました。
今まで通報されたことある方、挙手をして下さいと言われると、全体の1割未満ぐらいの方が上げてらした。
見つけたら皆さん、通報して下さい。
これは義務なんです。皆さん、通報したら厳しく問い詰められるとか思ってらっしゃる方が多いと思うのですが、そうじゃないんです。県の方が来られてどうすれば虐待がなくなるのかを一緒に考えて下さるのです。どうぞ発見されたら通報されて下さい。と言われ‥。
そうなのか!
通報とかすれば新聞に出て施設が潰れてしまうぐらい妄想して、通報してこなかったです。(;_;)
通報されてる方が実行委員されてるんですもんね。潰れないんだ!
これも私にしたら大収穫!
いい4日間でした。