昨日から新学期が始まりました。
気が付けば、S太郎は今年3年生、M美は年長さんです。
M美はもう「わ~い、今日から大きい組さん(←年長さんのこと)だぁ~」と、ルンルンで幼稚園へ登園しました。
3年生になったS太郎は・・・
なんと、初日の昨日から一人で登校を始めました
入学当初から毎日続けていた送り迎え。(デイサービスの日はセンターが学校まで迎えに行ってくれるのでお迎えは週2日くらいでしたが・・・。)
1年生の頃は、最初は学校の玄関まで・・・、何ヶ月かしたら校門まで・・・と、徐々に送る距離を短くして、もしかしたら2年生から1人で通えるかも??と思っていました。
ところが、1年生の後半あたりから一番病がとってもひどくなり、朝同じクラスの子が来ると追い越されないように走り出したり、越されるとプチパニックを起こして、ワーワー泣きながら「待ってーーーー」と走ったり・・・。
とにかく自分が先に教室へ入りたいという気持ちが強いがために、通学が危ないので、結局2年生もになってもついて行っていました。
そして、
「登下校は競争じゃない」
「ビリでもいいから安全に歩いて行くのが○」
「1番に教室に入っても、泣いたり走って追い越ししたり、危険に行くのは×」
と、呪文のように繰り返した結果、秋頃からはあまり走ったり同じクラスの子に過敏に反応することも減り、送る距離も半分くらいまでになりました。
そして、春休みの先日、何気に「S太郎ももう3年生のお兄さんだし、1人で学校に行く?」と言うと、「うん」という返事が返ってきました
まさかそんな返事が来るとは思わず、言っておきながらちょっと心配にはなったんですが、本人のやる気を尊重し、1人で行かせることにしました
とはいうもののやっぱりちょっと心配なので、「いってらっしゃ~い」と見送って、M美と2人で途中まで尾行していますが・・・
今週1週間様子を見て、大丈夫そうなら尾行は終了です。
自立の第一歩・・・嬉しい気持ちが半分、寂しい気持ちが半分といったところです