先日、サッカーの強豪校長崎の国見高校を指導されていた小嶺忠敏さんが亡くなられました。
ちょうど先日、小嶺さんの以前のお話を読んだばかりだったので、びっくりしました。
彼の住んでる地域では、麦踏みというのがあるそうです。
麦が伸びてきたら、踏み倒す。
これを1週間おきに、3回くらい繰り返すそうです。
小さい時、お母さんに聞いたそうです。
「なぜ、何度も麦を踏み倒すの?」
すると、お母さんは
「踏まれた麦は上を向いてスクスク育っていくが、踏まれていない麦は冬に霜や雨が降るとしおれてしまって作物にならない」と。
さらに、
「人間も同じだよ。小さい頃や若い頃に苦労して、踏まれて踏まれて大きくなった人間が、将来大物になるんだぞ」。
この教えが小嶺さんにとっては、支えになっていたそうです。
確かに、成長する人はたくさんの失敗をしている人です。
失敗を失敗と捉えるのではなく、失敗を成長と捉えるのです。
そう考えると、「挑戦」することに対する結果は、「成功」か「成長」しかないことになりますね。
うまくいかなかったから、といってクヨクヨする必要はありません。
失敗から学び、成長する機会と捉えていけばいいのです。
挑戦することに年齢とかは関係ありません。
気持ちを若く、いつまでも挑戦し続けていきたいものですね。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
