おはようございます!
自己暗示の分野で有名な学者エミール・クーエ。
彼は学者になる前は、薬剤師をしていました。
ある日、1人の男性が薬を買いにきました。
でも、その男性が欲しがっていた薬は、服用期限が過ぎ、しかも色あせていたのです。
さすがに、この薬は出せない…。
でも、男性は「その名前の薬は効くのだから是非売ってくれ!」
と引き下がりません。
仕方なく、クーエはその薬を男性に渡しました。
数日後、その男性がクーエの元に来て、こう言いました。
「あの薬を飲んだおかげで治ったよ、ありがとう!!」
クーエは考えました。
期限切れの効果のない薬なのに、なぜ治ったんだろう…?
そして、出した結論は、
「薬という物質と、必ず治るという思いが薬の効果を引き出す」というもの。
それ以来、彼は患者さんに
「病気を治したいと思うなら、必ず治るという気持ちを持つことが大事だ」
と説いて、薬を渡すようにしたのです。
すると、ただ薬を飲むだけの人よりも、治ると思って薬を飲む人のほうが、病気を克服していったのです。
さらに彼は、
「人生にとっても、良い思いを飲むことは効果がある」
ということに気付いたのです。
そして、考え出したアファメーションが、
『日に日に私はあらゆる面でよくなっている』
このアファメーションを、自分はもちろん、患者さんにも教えたところ、実践した人の治癒率は格段にアップしたそうです。
エミール・クーエの経営する薬局は、こうしてどんどん繁盛していったのです。
よい言葉を使って、よい思いを飲み込む。
これなら簡単に実践できますね!
『日に日に私はあらゆる面でよくなっている』
一日に何度もつぶやいてみてください。
本当に、あらゆる面で良くなります。
今日も最幸の一日をお過ごしください!
