【第16回 後編 革製品作家・革製品職人 辻之所恒久さん】 | kmsshigotoのブログ

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革遊びHARUHINO」オーナー辻之所恒久さん。


前編に引き続き、革製品の作家さんでもあり職人さんでもある辻之所恒久さんにお話を伺いました。

 

お店の看板 
お店の前には革小物をあしらった素敵な看板が〉


Q.子ども時代に夢はありましたか?

A.小学生の頃は漫画家になりたかったんです。絵を描くのが好きでしたね。
 だからといって美術部に入るというわけでもなく、中学時代はバドミントンと少林寺拳法に打ち込んでいました。
 高校に入ってからも、将来の夢は特にありませんでした。


Q.
このお仕事を選んだことについて、ご両親の影響を受けた部分はありますか? または、子ども時代にやっていた習い事などはありますか?

A.いいえ。両親の影響は全く受けていません。裕福ではなかったので習い事などもしていませんでした。
 子ども時代は、ガラクタを集めては、なにかしら描いたり作ったりしていましたね。とにかく「ものづくり」が好きだったんです。


辻之所さん
お仕事に打ち込む辻之所さん


Q.
いま、ご自身のお子さんの将来のために心がけていることはありますか?

A.私の子どもも絵を描くのが大好きなんです。たまにアドバイスしたりはしますよ。
 子どもの可能性はどこに隠れているかわからないから、とにかく色んな体験をさせてあげるようにしています。
 
 あとは、
自分の背中を見せるだけかな…カッコ良いところも、カッコ悪いところも。


Q.
最後に、革製品の作家として、また、職人として重要なスキルは何だと思われますか?

A.まず、
英語や算数などの基礎学力が大事です。外国のお客様ともお話しますし、お金の計算もしますので。
 そして、何よりコミュニケーション能力が一番大事だと思います。特に、私の場合、こうやってお店の片隅で作りながら接客もしますので。
 今もまだ人と話すのは少し苦手ですが…

 「この人からなら買いたい」と思ってもらえるかどうかは、コミュニケーション能力にかかっていると思います。


お店の外から辻之所さん 
外国からの観光客も多い通りから、辻之所さんのお仕事風景が見える〉


辻之所さん、ありがとうございました!


《インタビュアー:萩原
 有紀(はぎはらFPラボ)》




【辻之所恒久さんプロフィール】

奈良県奈良市生まれ
サラリーマンを辞め、201411月、奈良市もちいどのセンター街に、革製品(主に革カバン)のお店「革遊びHARUHINO」をオープン。

革遊び HARUHINO
オーナーである辻之所さんの「ものづくりを通して、奈良がさらに活性化するためのキッカケの場」を作りたいという想いから生まれたお店です。
革は、使えば使うほど深みが増し、人に寄り添って一緒に育ってくれるといいます。
辻之所さんの手縫いは縫い目が美しく、何十年でも使い続けられるほど丈夫な仕上がりです。

お店も、辻之所さんも、そんな革のよう。奈良で、そして世界中で、長く愛され続ける存在となることでしょう。

所在地:
奈良市餅飯殿町12番地 夢CUBE A
TEL090-7119-6170
HPhttp://haruhino.jp
FBhttps://www.facebook.com/革遊び-haruhino-375347945966738/?fref=ts革遊び-haruhino-375347945966738/?fref=ts