久しぶりの投稿です。
コロナ禍で代表戦は久しく開催されていませんが、内田選手が辞めたり、長谷部選手が引退後のことを語ったり、サッカー界は動いていますね。そういった名選手には「代表監督になることを期待」という声が聞かれ、その度に「森保監督よりは期待できる」という声がついてくる印象です。果たして、森保監督は無能なのでしょうか。
まず成績ですが、アジアカップは準優勝（サウジやイランに勝利してます）、W杯2次予選はもちろん全勝。E-1はベストメンバーでないので、除外。実働1年半/27試合/招集回数10回ほど。
本番の最終予選に向け、選手選考・戦術を固めていくうえで、特に問題になるような戦績ではありません。
よく「やりたいサッカーがわからない」と言われますが、西野監督にはそれは見えたのでしょうか。W杯の時の彼は戦術家というより、モチベーターだと思いました。
サンフレッチェ時代の森保監督は、多くの選手を引き抜かれながらも成功しました。そのサッカーは、自陣バイタルで止め、そこから青山選手なりが長いパス、佐藤寿人選手に渡り、自陣から数十秒でゴールを奪う、というものだったと記憶しています。相手が格下だとこれはできませんし、選手の適性もあると思います。ですので、本番に向け、試行錯誤で良いと思います。ただ言えるのはしっかりとしたサッカー観は持っている人だと思っています。
さらに言うと、2010年からの10年。選手層は最も薄い時代だと思います。特に1.5列目、中央、サイドバックには、久保選手を除いて、小粒かピークを過ぎた選手しかいない印象です。
大きなターゲットは最終予選突破です。そこまでに選手を発掘し、戦術を整えれば良いので、全く問題ない、と思っています。