なぜファイナンシャルプランナー(FP)をめざすのか。 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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みなさん、お久しぶりです。

Money old manです。

 

今回は「なぜファイナンシャルプランナーをめざすのか」と題して書いてみます。

このサイトや記事をご覧になっている方は、FPの方、あるいはFP資格に興味を持っている方が多いかと思います。

私もFP資格を保有しています。

なぜかって、、

以前勤務していた会社で取得必須だったから、という単純な理由です。決して意識高い状態で資格を取得したわけではありません。

 

ですが、FPを一つの生業とする中で、たくさんのメリットや、すばらしさに気づかされました。

私が思うFPのメリットは2つです。

1.世の中の仕組みに関心をもつことができる

2.FPの業務は「広く浅く」「非独占業務」だが、とても尊い

 

まず一つ目

「世の中の仕組みに関心をもつことができる」

 

FPは税理士などの士業の方々のように一つの分野に精通しているわけではありませんが、「社会保障」「保険」「金融」「税金」「不動産」「相続」といった幅広い視点を持って世の中の仕組みを捉えることができます。

例えば、とても細かいことですがサラリーマンは自分の給与から支払う税金が、どんな仕組みで、どのように収められているかについては「源泉徴収」「年末調整」という言葉を通じて、何となく理解していると思います(もちろん詳しい方も多数いらっしゃるでしょう)。

ではなぜ、会社から受け取る退職金が給与とは違って「申告分離課税」になっているのか。そもそも申告分離課税って何かを正確に応えられる人はそれほど多くないかもしれません。

たかが税金、されど税金。

金融知識のほんの一部ですが、FPはその成り立ちから仕組みまで、正確に応えることができます。

 

二つ目

FPの業務は「広く浅く」「非独占(業務)」だが、とても尊い

 

いま「金融リテラシー教育がたいせつ」であることは、多くの方が十分に認識していると思います。

でも、ニュース記事やSNSなどに目を向けてみると「投資」、特に「何に投資すれば儲かるのか」という偏った情報が多いような気がしています(あくまでも私の所感です)。

私は投資はあくまで金融リテラシーの一つであると認識しています。投資スキルは、投資商品への理解だけではありません。

何のために投資するのかといった目的意識や、リスクに対する心構えといったマインドの醸成も必要ではないでしょうか。

 

話がちょっと脱線しますが、生成AIにFP試験の問題を解かせてみたことがあります。当然、質問の仕方によって生成AIが出す答えが違うことは事前に織り込み済みですが、択一式の問題でさえも、その時々によってAIの回答が違ってくるのです。

 

裏を返せば、私たちFPは、自身が持つ知識をフル回転しつつ、AIでさえも「揺れ」を示すFP関連知識・スキルを発揮する。そして目の前のご家庭の事情や個々人が叶えたい夢への「理解」「共感」を通じて最適解を示さなければならない、とても尊い仕事をしている、ということでもあるのではないでしょうか。

 

そういえば、最近ではFPと名乗ることに対して、以前よりも「FPなんですか!」と尊敬の眼差しでみられることが増えました。

 

やや雑感のような記事になりましたが、FPは時代の要請に応える存在なのだ、と私は確信しています。

 

この記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。