はじめまして。
今月より「お金の花道」 3週目を担当させていただく、
大阪の認定講師 大岡 美紀 です。
現在、とある会社で働きながら、講師や執筆活動をしておりますが、4月からは退職し、大人向けマネーセミナーや個別相談などもしてまいります。
1年間どうぞよろしくお願いします
さて、様々なところに影響を与えている新型コロナウィルス(>_<)
株価にも大きく影響し、日経平均株価は3月19日に今年の最安値
16,522.83円まで下がりました
リーマンショックを超えるかもしれないと言われている「コロナショック」ですが、実は株価が下がってくれたおかげで、のちに利益が出る場合があります。
例えば、
積立投資をしてる太郎さんは、毎月10,000円分ずつA社の株を買い続けているとします。
A社の株価が、
1~3月は1株5,000円だったのが、
4~6月は1株10,000円に上がり、
7~8月は1株2,000円に下がり、
9月に2,500円に上がり、
10月に5,000円に戻ったとします。
(わかりにくいですが、要は上がったり下がったりしています。)
10月に全株を売った場合、太郎さんはいったいいくら手にすることになるでしょうか?(税金などは考えないものとする)
まず、太郎さんが売った時に何株持っていたかを計算します。
1月は1株5,000円だったので、10,000円で2株買えます。
4月は1株10,000円だったので、10,000円で1株買えます。
このように計算していくと...
1~3月:2株(10,000円÷5,000円)×3か月=6株
4~6月:1株(10,000円÷10,000円)×3か月=3株
7~8月:5株(10,000円÷2,000円)×2か月=10株
9月:4株(10,000円÷2,500円)×1か月=4株
10月:2株(10,000円÷5,000円)×1か月=2株
売った時に合計25株持っていたことになります。
1株が5,000円の時に売ったので、太郎さんが手にする額は、
5,000円×25株=125,000円です。
もし仮に、A社の株が10か月間5,000円のままだったら...
毎月2株(10,000円÷5,000円)×10か月=20株
5,000×20株=100,000円
株価が下がった時に株を多く買えたことによって、
太郎さんは25,000円得したことになります。
株の売り買いのタイミングは非常に難しいです。
今、コロナショックで安値だからと無理に買い足す必要はありませんが、わざわざ売る必要もありません。株価が下がり続けていると、心理的に心配になり、もっと下がらないうちに売ってしまおうと思いがちですが、焦らず長い目で見てくださいね。
株に限らず、お金には何が起こるかわかりません。
そのことを、すごろくで体験してみませんか?
キッズ・マネー・ステーションでは、
2020年春親子マネー講座
として
「反抗期前にはじめよう!
子供がハマるお金を学ぶイベント」を開催しております。
https://www.1kinsenkyouiku.com/event2020haru/
私は、4月11日の大阪会場を担当させていただきます。
毎回大阪での講座は大変盛り上がり、特にすごろくは熱い戦いになります。
楽しくお金について学べるいいチャンスです。
ご参加お待ちしております
お申込みと詳細
日時:4月11日(土)10:00~11:30
場所:大阪市立総合生涯学習センター(梅田) 第3研修室
参加料金:親子1組1,500円
対象年齢(目安):年少~小学6年生
お申込みURL:
https://ws.formzu.net/fgen/S26708022/