出前授業と学校訪問 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

こんにちは。一週目のカオリンです。

 

東京は10月になっても夏の暑さが尾をひく日々が続いておりましたが、今は秋の薫りがする雨がふっています。

少しは体が楽になると嬉しいな~。

 

 

さて、10月から2月にかけては小学校の授業依頼が多い時期。

今月は公開授業が週1ペースではいってます。

プログラムが同じ場合はいいのですが、今月は諸事情等々が重なり、全てのプログラムが違うので、授業前準備が大変です。

 

しかしながら、私も本業の仕事をしながら行っているボランティアですので、今月に関しましては2校程お断りするような状態。

昨年は自身の学校ネットワーク以外の依頼は「ゼロ」だったので、公立小学校での金融授業ブーム少しは来てるかな?などと感じています。

 

そのうちの一つ、墨田区公立小学校の「特別学級」での授業を依頼されています。

「特別学級」での授業は初めて。

ちょっと不安に思った私は、先日ご依頼元の学校に訪問し、担任の先生とお話をしてきました。

 

これからは電子マネーの時代。だけど、少しだけ他のクラスの子供たちとペースが違う彼らにとっては、まずはお金そのものを扱う事が大切なんです。

今一生懸命お金の勉強をしているんです。

お店で自分で何かを買う事がまだまだできない彼らに、是非お金の授業をしてください、というものでした。

(実際私が見た授業は、500円、100円、50円などを例に出した算数でした。)

 

そうか、ご両親が共働きで、これからは自分で何かを買いにお店に行くことも増えてくるであろう子供達にとって、お金の使かたは算数以上に大切なんだろうな、と。

当たり前だけど、切実な現実を突きつけられている子供たちの力になりたい、と思いました。

 

お金は生活に密接にかかわっているので、子供たちの自立にどのくらい影響を与える事が出来るのか、「はじめてのおつかい」を基本にし、「お仕事の意味」と「お金の使い方とルール」を中心にした特別バージョンプログラムを展開しようと思っています。

 

今回のご依頼は、「実際に今現在の彼らの生活の手助けなる。」これが何よりも嬉しい。

 

そんな公立の学校で開催しても、お金にはならない。確かにそうです。しかしながら全体の金融教育の底上げの基本の考えは、「きっかけ」にあると考えてます。

 

以前フォーラムで相談員ボランティアをした時、「そもそもこういう所に足を運ばないご家庭にお金教育=将来設計 を伝える事が大切なのではないか?」と感じた所からのスタート。

 

「学校で目線を合わせたお金の教育授業がしたい。」と、知り合いの校長先生に伝えたところ、「急には無理だね。それにはまず実績を多く作ることだよ。でなきゃ誰も認めてくれない。」とはっきり言われた事がきっかけ。

 

それはそうだ。自分がやりたいからっていって、ただでさえ多いカリキュラムを削って渡してはくれない。

 

まず実績がないと何もならないので、今は活動をして知ってもらうしかないな、とおもい活動を始めたのが2018年の1月。そこから口コミと評判で少しずつ広がり始めているのかな、と感じてきてます。

 

授業が終わった後の子供たちの顔の表情や、心温まる感想文。担任の先生達のお金に関しての伝え方の話に新たな気付きを得てもらえる所が多く、その先生たちのネットワークでお声がけいただいている状態です。

 

もしもこのブログをみて、東京23区内で、学校授業の実績を積まれたい方がいらっしゃいましたら、是非当方までお声がけくださいね。

私のビタミン♪

授業後、送られてくる感想文の数々