神奈川県金融広報委員会のアドバイザーで作成した「おこづかいゲーム」
毎年、色々なところからご依頼いただき、
ご好評いただいてます。
簡単にゲームの紹介をすると
1から31(日を表している)までのすごろくで、
サイコロを振り、止まったところでカード(ウォンツカードとニーズカード)をめくる。
「ニーズ」は必ず買わないと行けない。
「ウォンツ」は買いたかったら買ってもいいよ。
おこづかいは月初に1,000円、月中に1,500円の合計2,500円渡し、
買い物をして、おこづかい帳をつけるというゲーム。
もう何十回とやっていますが、
いつも子供たちがウォンツにお金を使わなくて困っていました。
「いらないもん」
「ほしくないもん」
最後にお金がいっぱいある人が勝ちではなく、
上手にお金を使える人がいいんだよ!
と話をしているのですが、
それでもなかなかお金を使おうとしない。
最近の子供は(←年寄ぽい発言www)満たされてるからお金使わないのかなー?
なんて思っていたりしました。
でもごめんなさい!
最近、やっと気づきました。
子供たちがすごく考えていることを。
「ニーズ」に止まったときにお金がなくて買えかったら困るから
「ウォンツ」を買わないのではなく、買えないのだと。
そんなに恐怖心をあおったりしているわけではないのですが(笑)
買わなくてはいけないものが買えなくなるというのは困る!
と子供たちはきちんと考えているのです。
ある子は、「ウォンツ」に止まったとき、
残りのマスを数え、今「ウォンツを」買って
その後「ニーズ」が出ても大丈夫か確認をしていました。
誰が教えたわけでもないのに、
ちゃんと月末まですごせるか考えて買い物をしているのです。
給料日まで足りるかな?と考えている大人と一緒です。
金銭教育をちゃんとやらなきゃ!
お小遣いをちゃんとつけさせなきゃ!
など、親は色々な心配をしますが、
子供たちは親が思っているよりも賢く、ちゃんと計画してお金を使うことができるんだ
ということを思い知らされました。
そう思った矢先、次男があげたばかりのお小遣いをお祭りで散財してきました。
そういうときもある。うん。。。
そんな子供の金銭感覚が心配な方に
キッズ・マネー・ステーションの夏の親子イベントのご案内です。