子どもは親の背中を見て育つ。
住宅相談、家計相談、いずれにしてもご夫婦からいろんな話をお聞きします。
その中のひとつ。
専業主婦をしている、もしくは憧れている方は、「自分の母親が専業主婦だった」という意見も多いのですが、「親が働いていたから専業主婦になりたかった」という方も結構いらっしゃいます。
でも、昔の専業主婦と今の専業主婦は違います。
ボタン一つで食器洗いから乾燥まで家電がしてくれ、畳を干したり、お布団の打ち直しをしたり。。。
昔の専業主婦って仕事をする以上に本当に忙しかったと思います。
今の専業主婦の方は忙しさの質が違います。
「お母さんが専業主婦だった」からという理由だけで、
専業主婦になる、専業主婦が普通。ってお子さんが思って専業主婦ファミリーになることを想像したことありますか?
今からの将来を考えると厳しい時代になってくることは必須。
女の子が専業主婦を望むと結婚相手のハードルが高くなります。
そしてそれが無理だったら「働かされてる」気になってしまいます。
男の子の場合、結婚相手に専業主婦を望むと、
自分がちゃんと妻子を一人でちゃんと生活させる生活力が必要な大人にならないといけません。
専業主婦が悪いわけでも、働くのがいいわけでもありません。
私は個人的にはむしろ専業主婦推奨派ですが条件があります。
それはお金の知識とやりくりを身につけているかどうか。
昔は花嫁になるために、お稽古事がありましたが、
今は快適な専業主婦、子育てをする為にはお金の知識は欠かせません。
まずは自分がお金の知識を身につけて、
お子さんが専業主婦の家庭を選択した時にアドバイスできるような親になれることをイメージしながら、保険、貯蓄、ローン、資産運用、税金、社会保障と広く浅く網羅されたFP3級の勉強をしてみるのも楽しいと思います。