FP3級担当の志甫真由美(しほまゆみ)です。
2月16日から確定申告がはじまりました。会社員の方は、「関係ない」「敷居が高い」と思っていませんか?
確定申告とは「いくら所得がありました」⇒「所得税をいくら払いましょう」と国民の義務を申告することです。
確定申告には、もう一つ大きな役割があります。納めすぎた税金を還付してもらう「還付申告」もあるのです。
住宅ローンを利用し住宅取得をした方は、「住宅ローン控除」というありがたい手続きをすることにより、所得税の還付を受けることができます。
*確定申告が必要なのは、1年目だけです。2年目からは、年末調整で手続きできます。
住宅ローン控除を受けるためには、条件があります。
◯新築の場合(平成26年度)
取得後、6ヶ月以内に居住し、各年の12月31日まで引き続き住んでいること。
ローン借入期間が10年以上。
年間所得合計が3,000万円以下。
床面積50㎡以上、床面積の1/2以上が居住用である。
など・・・。
◯平成26年度の控除率は
控除期間 10年
住宅ローン年度末残高4,000万円以下
住宅ローン年度末残高に対する控除率 1%
となっています。
確定申告は、3月16日(月)までです。お忘れなく!!