教育資金をもらう~その3~ | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

こんにちは。
キッズマネーステーション認定講師の柴田です。


寒い日が続きますね。
でも先日親族の集まりがあり鹿児島へ行ったら暖かい!
日本の広さを感じました。


さて、今回も前回に引き続いての教育資金一括贈与の話です。

先月は贈与される時に一手間、二手間かかるという話をしましたが、
今度はそのお金を使うときの話です。


贈与資金はこの制度のための特別な口座に入金しますが、
この資金を使うにも一手間、二手間かかるんですね。


この贈与で非課税になるのは教育に関係する支出。
なので教育資金として支出したことを確かめるため、
金融機関が領収書をチェックしたり保管したりすることになっています。


だからこの口座から引き出すには支払い先やその内容等が
はっきりわかる領収書を出さなければなりません。
(ということは一旦立替えて払うってことですね)


振込や引き落としで領収書がない場合は、支払い記録に加え、
振込依頼文書等で支払い先や内容等をわかるようにします。


そして塾や習い事など学校以外への支払いは特に確認が必要とされるので、
支払い内容についても例えば「月謝」ではなく、〇〇月分△△料というように、
何にどれだけの対価として払ったかはっきり記載されていることが必要になります。


そういった領収書等を確認した上での払い出しになるので、
その確認で滞らないよう、この口座の資金を使うつもりのものについては、
その教育費が発生した時点から、その中身を証明できる
領収書等の記載内容に注意したり必要な文書を取っておくこと気をつけなければなりませんね。


そういった手間があるものの、要はちゃんとした書類がそろっていれば良いということ。
せっかくある制度。
知ることで有効に利用できればいいなと思います。


インフルエンザや胃腸炎など流行っているところもあるようですね。
皆様も気をつけて!!


それでは、また来月に。